マカンのコースティング機能について

ポルシェのPDK車両の多くはコースティング機能が備わってます。これは高速道路などで7速ギアに入ってる時に、アクセルを戻した場合やパドルシフトをさらに+を押すと、ギアが解放されてエンジン回転がアイドリングまで落としてしまう機能。つまりエンジンとギアが切り離されニュートラル状態となり、惰性で走って総合燃費を良くしようとするものです。
私のマカンにもこのコースティング機能がついているには知ってましたが、これがどんなものなのか高速道路で試してみることにしました。
この機能、高速の平坦なところだと頻繁に作動しますが、特に長い下り坂になるとこの機能が作動したままになり、アイドリングのエンジン音は殆ど聞こえません。タイヤノイズだけというか、走行音のみで非常に静かに走ってくれます。また、コースティングの作動にも違和感はなく、アクセルを少し踏むだけで７速に繋がって加速をしていきます。
なおこの制御は、アイドリングストップをOFFにしたり、走行モードをSPORTやSPORT plusに変更したりすると解除され、エンジンブレーキが生かされる状態になります。
これで高速の燃費も少し延びるんでしょうね！

ちなみに前のカイエンの場合は８速ATなので巡航速度域ではアクセルがパーシャル状態で燃料カットし燃費を稼いでいたと思います。
マカンのPDKではカイエンのATのように燃料カットではなくコースティングの方が有効なんでしょうね。