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勝とう常時のブログ一覧

2013年04月08日 イイね!

「一枚の写真」 11

「一枚の写真」 11最近「一枚の写真」シリーズばっか(笑)。
画って、何が心の琴線に触れるか分かりませんよね、何となく見た光景が、終生忘れられなかったりすることもあります。私がいいなぁ~と思ったこれらの写真、そこに写っている何かが心のどこかの琴線に触れ、興味が湧いて自分でも調べてみたりして、モータースポーツの深淵さにはまって頂けたら嬉しいですね。

つるんとしたテール、細いタイヤ、手書きのサークルにゼッケン、半帽のヘルメット・・・・・1955年第4戦ベルギーGP、スパ-フランコルシャン。世界一チャレンジングなコーナー、オールージュが壁のようにそそり立っています。
この1戦だけ何故か出走13台と寂しい台数。40番のマイク・ホーソーン(バンウォール)が黒煙を吐き出しています。全員前を向いており、スタート直前の様です。こういった写真が撮れるのも、当時ならではでしょう。因みに28番は50年代F1の名脇役、エキュリー・ロジェのボス、ルイ・ロジェ(ベルギー)駆るマセラティ250F。
最前列中央とその右には、私が最も好きなレーシングカー、メルセデスベンツW196が見えます。この1戦はストリームライナーではなく、通常ボディのようです。ダクトに特徴がありますね。中央にファンジオ、右にモス。左上位の3-2-3グリッドですから、左に見えるW196は6番手(カール・クリンク)となります。

この当時は2.5L規定で、直4、直6、直8(!)、V8とエンジンもばらばらでした。全てフロントエンジンで、クーパーがミッドシップ革命を起こすのにあと3年が必要でした。馬力はトップで290馬力といったところ。車重は700kgを切っており、最高速も300km弱出ます。十分俊敏でパワフルですが、ナロートレッドに細いグリップしないタイヤ、空力不可物一切なし、ベルトがないので体も固定されず、普段着に安全帽というスタイルで、今より長い3時間程度も走り続けます。

想像出来ます?
Posted at 2013/04/08 22:48:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一枚の写真 | 日記
2013年04月07日 イイね!

「一枚の写真」 10

「一枚の写真」 10グッドウッドサーキットで1961年に行われた「グローバー トロフィー」というレースのスタート直前の写真です。

当時スターティンググリッドは横に3~4台並ぶのが普通でした。今思うと密集し過ぎて誰しも危険だと思いますが、当時はそれが普通で、誰も疑問を挟みませんでした。それでこういう素晴らしいショットが撮れます。
フルフェイスヘルメットが登場するのはあと数年待たなければなりません。ドライバーの表情がよく分かります。お互いの表情も良く見えるでしょう。策士はウインクなんかしたりして、動揺を誘ったりなんかもしたかもしれませんね。
ほとんどスポンサーロゴもなかった当時、マシンはあくまで道具で、主役はあくまでドライバー。カーレースはショーではなく、“スポーツ”であると強く認識出来た時代だと思います。

イン側ポールポジション、余裕たっぷりな表情で前を見据えている50年代最速の男スターリング・モスは、全盛期。貫禄たっぷり。右手にはめた時計がかっこいいです。でも、走りながら時計を見ることってあったのでしょうか。
その隣り、真摯に前を見据える50年代二輪最速の男の一人、“ビッグ”ジョン・サーティース。四輪でも非凡なところを見せ付けます。3年後にはF1を制してしまうのですから、その才能たるや・・・。
その隣りには、50年代モーターレースシーンの名脇役、ロイ・サルバドーリがおります。若干右に顔が向いています。ゴーグルではなくシールドなので、尚更表情がよく見えますね。ちょっと緊張気味でしょうか。
で、昨年お亡くなりになったのを今知りました。引退後もクラシックイベント等によく出られてたはずです。残念です。ということは、1959年にル・マンを制したパートナーだったキャロル・シェルビーと同じ年にお亡くなりになったのですね・・・。
4番手はお馴染みのヘルメット、口ひげを蓄えたグレアム・ヒル。

これで英国の役者4名揃い踏みということで、古い英車好きの方にはパネルにして部屋に飾りたいくらいの、とてもいい写真だと思います。
Posted at 2013/04/07 19:57:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 一枚の写真 | 日記
2013年04月07日 イイね!

「一枚の写真」 9

「一枚の写真」 9熱狂的にF1を見ていた92年当時、「アンドレア・モーダ」はこの一年だけの活動でしたが、印象深いチームでした。

この写真は比較的有名な写真ではないでしょうか。セカンドドライバーのペリー・マッカーシーが、自身のデビュー戦である第4戦スペインGPの予備予選において、ピットアウト後コースインする前にピットで止まってしまい(!)、マシン横に憮然と立っている写真です。

アンドレア・モーダは全くもって“走らない”チームで、チームは全てのリソースをファーストドライバーのロベルト・モレノに集中していました。この年からだったか、2カーエントリー義務付けとなり、マッカーシーはおまけでチームとしても仕方なく(!)出走させている状況でした。何せパーツ不足で、モレノが走っている間は走れずピットで待ってたり、セッション残り1分切ってからコースインさせたりと、はっきりいってまともなチームじゃありませんでした。
結局マッカーシーは一度も予備予選すら通過せずF1を去ることになりましたが、その後スポーツカーレースで活躍する等、決して遅いドライバーではなかったことは明記しておきます。

腕を組んで前方を睨むマッカーシーに、チームクルーの姿は見えません。直ぐに飛んで来てマシンを回収する人手すらいないのでしょうか。左フロントタイヤにラベルが貼りっぱなしなのも、このチームの体たらくぶりが伺えます。
後方にメディアと思しき集団がいます。無事通過したドライバーに取材でもしているのでしょうか。となれば、この写真の撮影時点で、チェッカー振られてからある程度時間が経っているのかもしれません。そう仮定すれば、マッカーシーはかなりの時間ここで待たされているのかもしれませんね。怒りと恥ずかしさで、そう簡単にはヘルメット(彼にとってのヒーローはジル・ヴィルヌーブ!!)が脱げないのかもしれません。
数人のカメラマンがマッカーシーに向けてカメラを構えています。この構図のナンセンスさが、彼らにも分かったのでしょう。その写真も見てみたい気がします。

Posted at 2013/04/07 01:29:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 一枚の写真 | 日記
2013年04月06日 イイね!

迷う迷う・・・今後のロードスターカップの参戦体制②

で、2012年シーズンが修了しました。翌2013年シーズンはどうしようか・・・この3人とも意欲はあるし、継続ということになりました。
2013年が全部で何戦あるか分からなかったのですが、12年は団ちょ~さんが2戦乗ってるので、じゃあ13年が4戦だと仮定して、今度は疾風如!さんが2戦でもいいかなぁとは漠然と思ってました。ただ、団ちょ~さんが目標にしている国際C級ライセンス取得の条件が、48ヶ月以内に5戦以上の完走という、スポット参戦者にしてはちょっとハードルの高いもので、それも考えると・・・。

団ちょ~さん率いる東海☆麗神愚(東海大学で学生フォーミュラやル・マンプロジェクトをやってたOBがメインのチームで、団ちょ~さんが皆で楽しく安価にモータースポーツをやろうということで設立。K4GPやスパ西浦での軽耐久をメインに活動中。メンバー全員若いですが、自動車メーカーや関連企業に勤めるエンジニアばっかりで、今はペーペーでも10年くらい経てばそれなりに偉くなって、恐ろしい集団になりそう)のメンバーで、“「Y」ゴム”のエンジニアのストーさんがロードスターカップに出てみたいという打診がありました。私もストーさんは元々知ってましたし、競技者の減少が深刻な中、新たに若い人がJAF戦にデビューする場を提供出来ることに喜びも感じましたので、喜んで承諾しました。

そうしている内に、団ちょ~さんがただでNA6をもらえる話しがあって、それをベースにもう1台カップ仕様を作らないかと言ってきました。確かに面白い話しですが、ゼロから1台作るのは時間もお金もかかるし(ただだかららボロいし尚更)、並大抵のことではありません。ただ、団ちょ~さんのエンジニア魂というか、ものづくりが好きな性分が、ほとんど乗るだけでOKだった12年の活動だけでは、物足りない部分ももしかしたらあったのかもしれません。まぁ、完全にロードスターカップにはまってしまったんですね。
確かに面白い話しではありますし、じゃあ可能な限り協力しましょうということで、団ちょ~さんとストーさんと私で色々と進めることになりました。ただ、未だに必要経費の割り振りがはっきりしないんですよね。アバウトなのはいい面と悪い面があるんですが、今後どうなるんでしょう(笑)。

ということで、NA8の方は、団ちょ~さん、疾風如!さん、ストーさん、私で回して、NA6の方は団ちょ~さん、ストーさん、私で回していけばいいかという話しで取り敢えず落ち着いたんですが、実は、私の中のもう一人の希望というもありまして、4人の中では一番ストイックで意欲もあり、速さもある疾風如!さんが、もしシリーズを全戦追えば、まずチャンピオン争いが出来るし、最低1回は勝てるんじゃないかとも思っており、それはそれで面白いなぁとも夢想します。

ただ、それは叶わないまでも、疾風如!さんには兎に角1回勝ってもらいたいので、残り3戦でNA8には団ちょ~さん、疾風如!さん、ストーさんが1戦ずつ。私は今年はお休みで考えてます。
NA6は団ちょ~さんがオーナーなのでローテーションは本人が考えることですが、残り3戦を本人、ストーさん、そして東海☆麗神愚メンバーで、昨年の富士チャンN1000クラス2位のたろ~君を乗せたい意向があるようですが、ちょっとまだ分かりません。
こうなると、マシン2台で役者候補が5人と、グチャグチャになってきました。昨年は1台で3人だったのですが、様相が複雑化しております(汗)。










2013年04月06日 イイね!

迷う迷う・・・今後のロードスターカップの参戦体制①

青81番は私が所有者で、白82番は団ちょ~が所有者です。1台を複数人で回してシリーズを戦っていくというこのプロジェクト。チャンピオンレース内でもほとんどない参戦体制だと思います。

元々青は、団ちょ~が所有していたんです。更にその前のオーナーがロードスターカップに参戦していたのを、団ちょ~が譲り受けて、ちょっともったいないんですがロードスターカップには使わず町乗りだけで使ってました。で、団ちょ~が持ち切れないんで手放したいという話しを小耳に挟み、あの車両だったらちょっと手直しすればそのままロードスターカップに即参戦出来るだろうと思い、その頃真剣に富士チャンピオンレース(JAF戦)への復帰を考えていたので譲り受けました。それが2012年の1月です。

ただ、私はスターレット(EP82)に乗っていた頃からそうなんですが、ガツガツというか何というか、寝食を忘れてレースに没頭し、何が何でも勝って勝って最終的にはシリーズチャンピオンになる、というような欲というか、意欲というか、ヤル気というか、そこまでのパワーがありません。もちろんレースに出てる時は真剣に戦ってますが、いいか悪いかは別として、実際そうなんです。
ですからスポット参戦でもいいと思っていて、となると自分が乗らない時はクルマが余るから、前オーナーである団ちょ~自身に声かけました。よかったらこれでレースに出ないかと。
団ちょ~は草レースの経験は豊富ですが、JAF戦の経験はありません。ただ、メカニックとしてル・マン24時間やニュルの耐久にも参加していたので、レースというものが何たるかは私より知ってます。ニュルに魅せられ、自身もドライバーとしていつの日かニュル24時間に出てみたいという夢もあるので、それなら国際C級ライセンスも必要だし、そうなるとレース参加実績が必要です。団ちょ~の返事はYESでした。

疾風如!さんはとある縁から10年ちょっとくらいの付き合いです。元々私のスターレットでの活動の後期に、レースに出たいということで練習ではちょっと乗ってもらったりしたのですがその後あまり話しが発展せず、こちらが活動を止めてしまった後は自身でFJ1600→FCRのAE111と道を切り拓いていったのですが、大成しませんでした。速さは持っているので勿体ないなぁ~と思いながらも、草耐久に出る時は必ず声をかけて乗ってもらってました。
JAF戦思考なので、富士チャンに乗らないかと誘って答えはYESです。これで3人。1人が1戦か2戦出るというかたちになります。
レースに参戦するのに誰しも障害となるお金の話しですが、タイヤやブレーキパッド、油脂類等の明らかな消耗品は、誰が乗る時でも3人で割って、消耗品以外の通常のパーツをもし買う時は私が買うことにしていました。その後、協賛して頂いたりして運営はかなり楽になりました。当初は、3人で乗るから練習も3倍、マシンもその分疲弊するなぁと思ってたんですが、この3人のまぁ練習しないこと(笑)。スポーツ走行日にこのマシンを見るのはかなりレアですよ。ただ、私以外の2人がいついつ練習したいと言っても、マシンを持ってくのは私なので、私の都合が悪いとNGになってしまうということはあります。

何にせよ、自分が乗らなくても友人が乗ってそれのサポートが出来るというのは、とても面白いことです。自分が乗る時とはまた違った楽しみ、緊張感があり、レースは個人戦ではなく団体戦であると意識することになります。2012年度は団ちょ~さんが2戦、疾風如!さんが1戦、私が1戦乗り、楽しくシーズンを終えることが出来ました。














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「[整備] #ロードスター 購入後初のギア・デフオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/335937/car/3547031/7684700/note.aspx
何シテル?   02/21 19:10
2007年よりみんカラを始めて、2019年途中で飽きてしまいブログを休止しておりましたが、ぼちぼちマイペースではありますが、2022年より再開していきます。se...
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