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と言っても、勤務先の営業車の話。

営業車のミニバンが、更新時期を迎えたので、スウィフトRSｔ、クロスビー、イグニスのいずれかへの更新を提案したところ、すんなりイグニスにＯＫが出た。

それで、本日納車の運びとなった。

しかし、納車当日いきなり、ハイアベレージな回転数で、雨の東名高速400km往復という、過酷なデビュー戦となってしまい、もう、慣らしもへったくれも、ありゃしない…

乗ってみた感想はと言えば、レンタルのフィットと比べて、走行性もボディもカッチリ感が出ていること。

それに、フィットと比べて、長距離運転の疲労が少ない！！
走行音、乗り心地、シートなど、要因はいくつかあるだろうが、私はフィットのフニャフニャ感も、原因のひとつだと思っている。
そして、高速道における追い越し加速も過不足なく、満足のゆく結果だった。

確か、イグニスのマイルドハイブリッドシステムのモーターアシストは、ひとケタ台の馬力だったはずだから、大きな加速感はないけど、あくまで、燃費向上のためのシステムだから、仕方のないところ。

まあ、内装に関しては、質実剛健を通り越して、そっけないくらいにシンプル！
まあ、営業車だからこんなもん。

我が家の　羽麗乃君！　に乗って、クルマ屋さんへ行くと、ほぼ、99.9％の確率で、　お仕事はスズキ関連ですか？　と尋ねられる。

これって、私だけかな？？？

他のバレーノオーナーは、どうなのだろうか？？？

今日は好天に恵まれたので、ドライブがてら　依佐美送信所記念館　に寄って見た。



ここは、戦前欧州との長波通信を目的に建設された施設の跡地で、戦時中は軍事利用されていた。
現在このように、アンテナの一部が保存されている。


松本零士氏の短編　オーロラの牙　の中で、日本海軍は、はるか太平洋の海中に潜む味方潜水艦を、超長波を用いて導いている云々…と描かれている。


長波帯域の中でも、オメガを代表とする周波数帯は、条件さえよければ、海中数十メートルにまで達する。
これを使えば、潜水艦は、海上に浮上せずとも、暗号電文が受信可能だ。
有名な　ニイタカヤマノボレ…　の電文も、潜水艦隊に対しては、ここから打電されたらしい。

しかし、大西洋とは違い、透明度の高かった南太平洋では、海中であっても、航空機から丸見えになることが多かったため、受信可能深度まで浮上することすら、危険が伴ったと聞く。

戦後は、米軍に接収され、冷戦終了まで使用された。
現在は返還されて、跡地には公園が整備され、その脇に記念館が建つ。

これは、当時の発電機などが展示保存されている記念館内部。


こちらは、送信室。


大出力が必要だったため、真空管も特大サイズ。


駐留していた米軍部隊のエンブレム。


200メートルを超えるアンテナ群が、このように林立していた。


私は、若い頃にこの近くで働いていたので、当時の威容は、よく記憶している。
三ヶ根山や三河湾スカイラインの展望台からもよく見えた。

まさに、リアルオーロラの牙！！！

ところで、松本氏の容体はどうなのだろうか？？

何か月か前に書きましたが、勤務先の社用車をミニバンからコンパクトクラスに替える案が浮上し、私の個人的趣味でイグニスを推したところ、これが本決まりとなってしまった。

それで、納車までの間のつなぎとして、フィットがレンタルされた。
私にとっては、初めてのホンダ車！



これが、何代目のフィットか分からないが、ヴィッツよりは、好印象だった。
ただ、いたって普通で、走行性能、エンジンなど、特に感ずるところはなかった。

そして、一番気になったのは、CVT…
いかにも、ベルトでCVTしてますって音！！！
その点においては、スウィフトのCVTの方が、気にならない音だった。

まあ、発進時は気にならないけど、ある程度速度が乗ってきてからの加速の遅れ感は、両方とも同じ。

数週間前のことだけど、我が家の羽麗乃君！に、大人3名乗車で、かなりきついヘアピンの連続する山道を走った。

軽量の割に、ボディ剛性が確保されている羽麗乃君！だが、さすがに、剛性限界の兆候を感じた。

普段は、一人乗りだから全く気にしていなかったけど、きついヘアピンとは言え、大人3名乗車で、剛性の限界を垣間見るとは、ちょっと残念！！！