自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
「ラブ・ストーリーは突然に」という感じでした。開催1週間前に、「あなたは、菊池桃子さんのプレミアムトークショーの参加者に当選されました」という主催者からのメールがきたのです。定員90名の狭き門を通過したラッキーボーイになりました。イベント参加は、通算で9回目です。
当日は、時短メニューで午前中に洗車を完了させ、会場の東京銀座へ愛車を走らせました。
この5日前、NHKの「うたコン」に桃子さんが出演されており、生放送ということもあって直近の姿はおおよそ分かっていました。――なので、なおさら、びっくりです。昔からTVは膨張して映る、あるいは、美人が3割減じて見える等の話があります。リアルの姿に、そのとおりだと思いました。
会の終了後、会話もできないほど刹那のときでしたが、1mの至近で桃子さんを拝むことができました。1列になって会場から出ていくファンの見送りをしてくれたのです。
顔立ちの整いかたが人間離れしているとしか形容できません。美人というより、人間離れした妖怪的な美しさでした。想像を絶するレベルでしたので、「一瞬だけしか拝めないのなら、あの美しさは見ないほうがよかった」と後悔したほどでした。
「今日は、有難うございましたあ」
桃子さんの明るい声が鼓膜を震わせます。ですが、聴覚よりも視神経のほうがやられてしまいました。熱視線で思考回路がショートしたまま100mくらい歩き続けてしまったと思います。数分後、ようやく自分を取り戻すことができました。
映画「銀河鉄道999」のエンディングと似ていると思いました。星野鉄郎は、メーテルを乗せた999が地球から去っていくのを泣き顔で見送っていました。すると、何かを悟ったように、急に笑顔となりました。このとき、台詞はありませんでした。バッグミュージックは、ゴダイゴです。
鉄郎と同じ境遇になった私には、彼が胸中に抱いていた気持ちがよく分かりました。
「メーテル、元気でね。頑張ってね。どこにいようと、なにがあろうと、いつも応援してるよ」
桃子さんの目の前を通り過ぎた際、――ごく弱い、わずかなものだったと思いますが――やわらかく彼女を包む風になれました。1ファンというのは、そういう存在なのです。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、話ができなくて、より悲しい思いをしていたのは、桃子のほうなんじゃないの~。
拙者、9年前のイベントで、桃子さんと30秒近く話す機会がありました。このときに、彼女の目に関する身体的秘密を発見しました。右目は少女の面影が色濃いのに、左目には妖艶さが宿っているのです。
ここで、「どぶろっく」師匠が割り込みで再登場です。
――もしかしてだけど、俺と目が合ったときに、左目だけ女の本能が目覚めてしまったんじゃないの~。
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2024/04/23 07:12:52