1998年3月に登録され、2000年6月から私が乗ることになった愛車の燃料タンクを掃除しています。
露出を調整して、内部のようすが見えるようにしました。
汚れが堆積して鱗のようになって、タンクの底にこびり付いています。
さて、どうしたものかと思案した結果。
これでジャラジャラやれば、鱗状の堆積物が剥がれるのではと期待して、やってみます。ダメでした。労力の割に効果が薄いので、早々に撤退します。
次は、中性洗剤です。台所にあるやつです。これで、粉っぽい汚れが取れるはずです。廃液は、それなりに汚れているので、効果はありますが、まだ、内部は汚い。
次に使ったのはこれ。これを湯に溶いて、クエン酸溶液を作って注入します。と言っても初めての作業なので、いきなり満タンにするのではなく、大さじ2のクエン酸に180ccの水で底部にうっすら溜まる程度の量です。コック取付け部の穴は、グルーガンで塞ぎました。注入後2時間放置しました。観察するとチョロチョロと小さな泡を発生させて、クエン酸溶液が汚れを分解しているらしい感じがします。
濯ぎを十分に行ってから、ヒートガンで乾燥させると、タンク底が黒っぽく変化していました。想像と違っていたので、やや狼狽しながらも次の策を考えました。
次に登場するのは、これ、何だかわかりますか?そうです、真鍮ブラシです。2本を針金で連結させて長くしました。
給油口近くはこれでバッチリ。ですが、肝心の底部が全くダメ。それで行き着いたのがこれ。
台所で使っていた瓶の内部を洗浄する道具です。先端にはスチールタワシを巻いて使います。
これが一番の効果を発揮してくれました。最初からこれでやればよかったと後悔しました。
サビっぽい色の汚れがきれいに取れました。
スチールタワシでかき取った汚れカスは、砂埃のようになってタンク内に集まっているので、掃除機にアルミパイプをジョイントして、隅々まで吸い取ってしまいます。気持ちいいくらいキレイに取れるので、これはお勧めです。
内部の画像に写っていたコックのノズルは、今度新しくしようと思っている強制開閉式の燃料コックです。
作業を開始する前は、ハードルが高くて、DIYでうまくできるのか心配だったのですが、「案ずるより産むが易し」の格言のとおり、やってみると何とかなるもんですね。さて、清掃も終わったし、いよいよコーティングの段階へ進むとしましょうか。
Posted at 2023/07/18 20:05:11 | |
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