TRX850の車検を受けに行って来ました。
片道65㎞を陸送したので、尻が痛くなりました。
2年前との違いに手間取りました。賛助会で印紙を買って、自賠責保険を更新するところまでは変わらなかったのですが、陸事システムに少し変更があったので、バカなミスをしてしまいました。
自分で必要書類を印刷するのですが、端末が2台あり、どちらも同じと思い込んでいたのですが違いました。片方は申請書・OCR・重量税納付書の3枚用で、もう片方は検査用紙です。
私は、誤って検査用紙だけ出力して窓口に提出したのですが、その際に重量税の印紙を検査用紙に貼付してしまいました。
受付けてくださった職員さんが親切に対応してくださり、何とかリカバリー出来たので助かりました。検査用紙の重量税印紙部分をハサミで切り取って本来の箇所にのりで貼りなおしてくれました。
さて、肝心の検査コース入りですが、一部を切り取られた検査用紙には何のリアクションもなく、普通に対応していたので、他にも同様のケースがあったのかなと思いました。
排ガスはスルーでした。多分、国産のノーマルマフラーはスルーなんだと思います。直前がハーレーだったのですが、再検査で合格したようです。
私のが引っ掛かったのは、やはりヘッドライト。
指示どおりテスターにハイビームを照射。いきなり❌。二度のチェックも❌です。仕方なくコースを一旦出てから、ヘッドライトのアジャスター①(上下)を回します。システムのありがたい進化により、調整の方針が立てやすくなりました。
予習の成果もあり無事に2回目のコースインで合格しました。方針としては、①を反時計回りに540°回転させて、上向き過ぎてNGなら3回目で時計回りに270°戻す計画でしたが、2回目でバッチリ合格できたので、これで完了です。
後になって思うのは、2回目のコースインの方が、車体のセット位置が前方に強く誘導されていたと思います。こうする事でテスターの中心部分に光軸が当たりますので、合格し易くなるように思いました。検査官の気遣いだろうと推測しています。
最後は、新車検証の交付になりますが、これも進化していて、車検証のサイズがハガキくらいに小さくなりました。添付の記録事項がA4なので、車検証が2つに分割されたとも言えます。
気にしていた点検記録簿については、記録事項にちゃんと「あり」と記載されていました。
一番の苦労は、検査ではなく往復の都内自然渋滞でした。しばしば水温100°cに達し、クーリングファンが何度も稼働していました。ライダーにとっては、灼熱の太陽とラジエターからの熱風で、さながら両面焼きグリルの中にいるような状態でした。いよいよ夏だなぁ…と思った瞬間でした。
車検後のセッティング:
F空気圧:225kPa(標準)
R空気圧:250kPa(標準)
Fプリロード:6/8(最弱+2、標準)
Rプリロード:1/7(最弱、標準-2)
F伸び減衰:3/4( 標準+1)
R圧縮減衰:8/20(最強-8、標準+2)
R伸び減衰:10/20(最強-10、標準-2)
渋滞で停止している時間が長かったとは言え、まとまった距離と長時間のドライブを行うチャンスだったので、ついでに足周りのセッティングを試すことにしました。
今回のテーマはリアサスのプリロードがライダーに与える影響(都心部の渋滞編)です。
結果、リアは最弱が正解。
往路は、フロント&リアを標準にセット。
復路は、リアのみ最弱に変更しての走行で、足付きが微妙に変わり、膝に余裕が出たためだろうと思います。往路に感じた股関節の痛みが軽減したので自分にはこのセティングがベストと
思いました。
Posted at 2024/05/21 18:27:54 | |
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