2008年08月07日
夏の夜の怪談~その2
昨年ドイツフランクフルト郊外で開催されたマクラーレンSLRの試乗会での出来事です。試乗会の基地はロスチャイルド家ゆかりの古い建物のホテルでした。館内には世界の富豪となったロスチャイルド家の初代マイヤー・アムシェルの五人の息子達の絵が飾ってあったのです。その晩はメルセデスのエンジニアと懇談し、ぐっすりと二階の部屋で眠りについたのでした。
さて、ここからは夢の出来事です。
「部屋の外で人の声が聞こえたので廊下にでました。子供の声がするドアの前にきたのですが半開きになっていたので扉を開けました。すると、夕方みた五人の子供達の一人の坊やが部屋の中央に立っていたのです。<グーデンターク>とドイツ語で声をかけると坊やはこちらを振り向きました。その時、坊やの顔は真っ白ののっぺらぼうだったのです。
私は思わず大声をだしたら、夢から覚めたのです」
時計を見るとジャスト深夜三時でした。
次ぎの日は同じフランクフルトでも違うホテルに泊まりました。昨夜の怖い思いがあったので、ゆっくりと眠れると期待してました。ところが、その夜も同じ夢を見ました。坊やが振り向くと顔がないのです。叫んで夢から覚めて時計を見ると三時でした。その次ぎの日も、また次ぎの日も、、、、。日本に帰国するまでロスチャイルド家に取り憑かれたみたいでした。
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Posted at
2008/08/07 07:34:05
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