やっと、新型(後期型?)が発表されましたね...気になる内容は、まず出力が20psアップの500psとなりとうとう大台に乗りまたトルクも66.3kgmになり1950〜5000rpmに間で発生し、スポクロでは71.4kgmを2100〜4000rpmの間で発生、またクーペボディで従来より25kgの軽量化(ティプトロ-PDK比)もあいまって0〜100km加速は3.4秒、最高速は312kmと大幅な性能アップを果たしました。やっとみなさんお待ちかねのPDKも搭載され、更に新開発のPTV(ポルシェ・トルク・ベクトリング)なる機構もオプション設定、先にGT3に搭載されたダイナミックエンジンマウント、GT2で採用されたエクスパッションインテークマニーホールドも搭載、でも...一番のトピックスはDFIの採用と排気量が3.8Lへアップされた事でしょう...これにより排気量アップにも関わらず燃費性能が約一割改善されています。それと忘れてならないのがベースエンジンが新型カレラSの3.8Lの直噴エンジンと言う所です!ポルシェAGの911ターボのスペシャルサイトのエンジン画像を見るとオイルパンが付いているのが見えます、と言う事はカレラSと同機構のインテグレーテッドドライサンプでのオイル循環かな?と推察されます。しかし新型直噴エンジンは非常にコンパクトかつ軽量で従来型の弱点を克服する形(インターミディーシャフトの廃止やヘッドのクローズドデッキ化など...)で開発されいて、また環境性能も飛躍的に高めて(PDKやDFIの採用など...)いましたのでこれをベースに開発されるのは自然な流れだとは思いますが、私的に思う事はポルシェも時代の流れには逆らえない(開発コストの低減や環境性能の向上など...)と言う事なのでしょうか...実際にターボのエンジンを例に取りますと996ターボのエンジンから997ターボのエンジンになった時もコストダウンがされていたようですし(ピストンやコンロッドの強度がワンランク落とされていたり...)水冷ターボでは996ターボのエンジンが一番金掛かっていて強度が高いとの事でチューニングベースには最適との話も聞きます。タービン&マフラー交換とコンピューター書き換えだけで600psオーバーなんてベースエンジンの強度が相当無ければ出来ない事だと思います。まあこういう風潮を抑える為にわざと複雑な機構のエンジンにシフトしている...?なんて事は無いと思いますが...(笑)
Posted at 2009/08/09 12:46:03 | |
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