3M / スリーエム ジャパン 自己融着性電気絶縁フィットテープ (FIT TAPE)  

(以下 製品紹介 Web サイトより抜粋)
電気工事や電気機器の配線の絶縁材料として、非常に優れた融着性能、作業性を有し、絶縁テープとして幅広くご使用いただいています。

黒色粘着ポリエチレン絶縁テープ (JCAA D 004) の規格品です。

ビニールの基材とラバー系粘着剤を組み合わせた電気絶縁用テープです。

粘着剤の機能をもったブチルゴムがポリエチレン基材を巻き込み、隙間を埋めて一体化 (自己融着) しているテープです。

高い絶縁性と、優れた防水性を兼ね備えており、高圧の電力ケーブルにもご使用いただけます。

低温化でも柔軟性を失わず、作業性に優れています。テープの伸びは、400％以上

ハロゲンフリーのため、脱ハロゲンが必要なゴム・プラスチック絶縁電線の接続および端末処理部の絶縁にご使用いただけます。

耐トラッキング性能に優れ、高圧ゴム・プラスチックケーブル、電線の保護、絶縁に適しています。
保護用のビニルテープを巻く必要はありません。

RoHS指令 (10物質) に対応しています。

用途例: 33kVまでの電気絶縁用、防水用。

--- (製品紹介 Web サイトより抜粋・ここまで)
https://www.3mcompany.jp/3M/ja_JP/company-jp/all-3m-products/~/3M-%E8%87%AA%E5%B7%B1%E8%9E%8D%E7%9D%80%E6%80%A7%E9%9B%BB%E6%B0%97%E7%B5%B6%E7%B8%81%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97/?N=5002385+8742304+3288982296&rt=rud

(パッケージ背面の注意書きから)
材質：ポリエチレン樹脂、ブチルゴム

【用途】
ゴム・プラスチック絶縁電線の接続および端末処理部の絶縁・保護用。(特に水気の多い箇所での絶縁・保護に適しています。)

【使用方法】
①被覆物の表面を清掃し、テープを軽く引っ張りながら巻き出します。(テープ幅が1mm～2mm狭くなる程度張力を加えるのが目安です。)
②粘着面を内側にし、テープ幅の1/2だけ重ねて巻き付けてください。
③巻き終わりははさみで切り引きちぎらないようにしてください。また巻き終わり端は、張力をかけないで押しつけてください。
④巻き終わった後、ゆるみが出ていないか確認し、指圧を前面に加えて完全に粘着させてください。

【仕様上の注意】
●直射日光下保存は避けてください。
●寒冷時は少しあたためてご使用いただきますとより効果的です。
--- (パッケージ背面の注意書きから・ここまで)


電気絶縁を行うテープとしては一般的な場所であればビニールテープ (PVC テープ) を用います。

しかしさらに防水・防塵機能も欲しい！…といったシーンではこの自己融着テープのほうが高い性能・効果が得られるようなので買って使ってみました。

(以前の作業…自前で引いたウェルカムポジション配線の車外部分の作業でビニールテープを巻いていた箇所があるのですが、その処置方法だと防水性能に不安が残るため、2021年の春に別の作業でバンパーを外す作業を行った際に同時に作業を行いました。)

少し引っ張りながらテープ幅の半分が重なるように巻いて、最後にテープを巻いた箇所全てをもみもみすればしっかりとくっつくようです。

ただ作業を行った日が夜間の寒い日でしたのでいまいち食いつきが悪かった感触。

できれば暖かい日に行うか、暖めながらの方がよかったような気がします。

写真1のように結構な量をぐるぐるまいていますのでたぶん大丈夫と思いますが、自己融着テープを初めて使うのでうまくできているかという、また別の不安が多少残る結果となりました。

とはいえ、テープ自体の性能はしっかりした物と思います。慣れると「絶縁作業をするなら自己融着テープしかない！」と思うぐらい便利と聞いていますので今後の作業にもその性能発揮を期待します。

価格は消費税込 (10%) の価格です。

関連情報URL：https://multimedia.3m.com/mws/media/1063961O/3m-fit-tape-catalogue.pdf (PDF ファイル)

(オ-998)