2022年12月16日
保険のお勉強
皆さんはちゃんと任意保険に加入していますか?
「対人、対物無制限だから安心」と思っているかと思いますが、実際事故に遭い保険を使おうと思ったら・・・。
納得いかない事態が多々あります。
分かっているようで分かってない自動車保険の事を私が今回の事故で分かった事を書いてみます。
(※これから書くのは過失割合が相手100、自分0の場合です)
1・「対物無制限」は「無制限じゃない」
無制限だから修理費用など全て相手が払ってくれるんじゃない?
それは間違いです。
まず、原則として「自動車の損害賠償は時価額まで」と法律で決められています。
つまり、修理費が100万円でも、その車の時価額が50万円なら保険金は50万円までしか支払われません。
残り50万円は自腹となります。
まぁ~保険屋さんによりもう少し出してくれる所もあります。
(今回の私の場合みたいに)
「対物無制限」の意味は「時価額以内なら無制限に支払います」って意味なんです。
(なんか、ややこしい・・・)
2・付加価値は認められない
大事な愛車に高価なホイール。車高調。エアロパーツなど総額100万円のパーツを付けていたけど、事故で損傷した。「これらも弁償しろ」は通用しません。
車に装着されているものは「車そのもの」と見なされます。
修理費100万円、パーツ損傷計100万円、合計200万円でも、その車の時価額が50万円なら50万円までしか支払われません。
3・対物事故だけでは慰謝料は請求できない。
損害賠償は「物」に対しての補償。慰謝料は「人」に対しての補償。
なので体は無傷で無事だったのに「慰謝料払え」は通用しません。
なので、体が無事でも病院に行き「人身事故」として処理してもらい慰謝料を請求しましょう。
4・弁護士費用特約の使い所
今回私は初めて弁護士費用特約を利用して弁護士と今回の事を話し合いました。
しかし、私のような100対0の過失割合が相手も認めていて、保険金が提示されている場合はもうどうしようもできません。
相手と過失割合で揉めた時には躊躇せず弁護士費用特約を使い法律のプロに過失割合決定を任せましょう。
とりあえず、私的に分かったのはこの4つ。
色々知らない事もあったので、事故の時に揉めたりゴネたりするのがよ~~く分かりました・・・^^;
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Posted at
2022/12/16 20:28:12
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