リア キャリパーオーバーホール(その1)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
以前から気になっていたスライドピンのブーツの破けや走行中の異音など・・。
リアは長年オーバーホールしていなかったのですが、フロントと違って構造も複雑そうなので躊躇していました。しかし、車検もあるし・・少しでも自分で準備しなければとチャレンジしてみました。
オーバーホールキットとSSTが必要になります。
09756-00010(ボルト)
09905-00013(エクスパンダスナップリングN)
他にスナップリング、サイドブレーキワイヤーと連結しているピン&クリップ、キャリパーマウントのボルトを新品に交換。
パーツ代トータルで7833円です。
リアブレーキはサイドブレーキと兼用しているので構造が複雑になっています。
重要部分なだけに作業の失敗は許されないと思い、SSTも購入しました。
トヨタ純正工具はKTCらしい?のですが、確かに質の良い工具であると実感しました。
2
まずはジャッキアップして馬をかけます。
私のMR2は車高が低いので、車高短ヘルパー?がないとジャッキが入りませんので一苦労。本当はちゃんとしたガレージジャッキが欲しいところです・・・。
3
タイヤを外してサイドブレーキケーブルサポートブラケットを外します。
ブレーキホースを留めてあるサポートなどを外し、ボルトを緩めてキャリパーと切り離します。このままだとホースからブレーキフルードがポタポタと垂れてきますので、先端をフックなどで高い位置に吊っておきます。(マスターシリンダーより高い位置だと垂れてこない様子です)
キャリパーは下側ボルトだけで留まっているので、ボルトを外して跳ね上げてから後ろにスライドさせてマウントから分裂させます。
4
それからサイドブレーキワイヤーと連結しているピンを外し、マウント裏側にあるボルトを緩めてマウントも車体から切り離します。(このマウントを留めている2本のボルトは高トルクで締められている場合が多いので注意です。長期間外していないと焼きついたりしている場合もありますので、これを機会に新品に交換したほうが良いと思います。)
5
シリンダースライドブッシュとダストブーツの取り外し。
メインピンブーツの取り外しには、マイナスドライバーを使用して爪部分をプラスチックハンマーでガンガン叩いて切り離します。本当は万力を使用して作業をするのでしょうが、ウチにはないので自分の足で固定してやりました。(結構大変です)
6
セットリング、シリンダーブーツを取り外してピストンを取り外します。
画像では順序が逆になってしまい、ピストン外しに手間取っています。
ピストンの取り外しにはSSTが必要になるのですが、私はこの四角いピストンキューブ?(アストロ製?)を使用しています。
ピストンの切り欠きに合う面をセットしてゆっくり回します。
7
ピストンシールの取り外し。
シリンダー内に傷をつけないように注意です。
小型のマイナスドライバーで引っ掛けて外しました。
8
パッドアジャスティングボルトにSST(小さいボルト)を取り付け、軽く締め付ける。
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