本日(11月26日)撮影の快速「SLばんえつ物語」号です。ちなみに「SLばんえつ物語」としては今日の運行が今年最後となり、来週末に予定されている「SLクリスマストレイン」の運行をもって、磐越西線における今年のSL運行が終了します。やはり沿線に住む者として、シーズンの最初と最後くらいはSLの活躍に敬意を表する意味でも撮影しなきゃいかんと思いまして、久々に家の近所と最寄駅で撮影してきました。
ここ最近、めっきり冷え込んできましたが久々に見たC57は既にスノープロウを装着済みで、冬支度が整っていました。自宅至近の踏切で入換え作業の様子をいつもの如く撮影しましたが(下の写真)、煤煙もさることながら外気が低いせいか蒸気が物凄いことになってます。
また、今回は最寄駅であるさつき野駅でも上り列車を撮影しました(上のタイトル画像)。「SLばんえつ物語」は、平成11年(1999年)の運行開始から3年後の2002年より現在の新潟駅発着となり、新潟~新津間は電化複線の信越本線を走っているのですが、来年の4月以降の運行では新津駅発着に変更となり、運行される路線は磐越西線のみとなります。これには、現在工事が行われている新潟駅の在来線高架化工事が関係しており、来年春から一部の在来線ホームが高架化される事が決まっています。今後高架化された線路を走る場合、会津若松方から新潟駅に向かう際の勾配がこれまでよりも相当キツくなる事などから、SLへの負担等を考慮して来年の春より新津駅発着へと変更される様です。これについて、新潟市長や一部の市議会議員が新潟駅発着を継続して欲しいなどとJR東日本に要望しているとの事ですが、僕はSLを少しでも長く運行する為には極力機関車に負担が掛からない方法を選択するべきだと思いますけどね。機関車の負担などは二の次どころか全く考えていない「先生方」は高架化されて上越新幹線と同じ高さでSLが並ぶ姿をイメージしているんでしょうし、そういった部分を観光客にPRしていきたいと思っているのでしょうね。まぁ…昭和の頃から新潟市政における交通分野の行政は全国的に見てもとても遅れているというか…まともな交通行政が行われてこなかったんですよねェ。現在の篠田市長も然り、なんでこんなにまでセンスのない人間ばかりが市長のになるのか…。不思議でなりません。道路の整備もろくにしないで長いバス買って何がしたいんだよ!って思いますケドね。当然、SLが新津発着になれば、JRだって接続のためのリレー号を設定するでしょうし、新津発着になる事によって新潟だけでなく、かつては「西の米原、東の新津」と呼ばれた程の「鉄道の要衝」である新津を改めて知ってもらえるキッカケにもなる訳ですから政令市新潟の全体像を考えるうえでも良い事だと僕は思います。
まぁ…そんな訳で、新潟~新津間の信越本線(電化区間)を走る「SLばんえつ物語」が今日で見納めになりそうだという事もあって、今日は意図的に最寄駅のさつき野駅で電化区間を走るC57を撮影してみました。
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Posted at
2017/11/26 21:38:04