2009年12月10日
いつも給油はせいぜい入って56リッター。ある日、友人より「おまえの車の燃料タンク容量は64リッターだ。」との情報を聞いた。「へー、そんなに入るんだ!」
ここ最近ずーっと13km/l台なので、計算すると、832km走れる計算となる。かくして、1回満タン給油による夢のオーバー800km(メーター読み)プロジェクトは始動したのだった。
計算通りなら本日の帰宅途中、ティッシュをくれるガソリンスタンドに寄れる。余裕で。
いつもどおり順調に80km/hで自動車専用道路を巡航していたが、目的地よりもはるかはるかに手前、距離計は780kmちょい、緩やかな登りで、ガクン。と嫌な感触が。「ん?」ガクン。ガクン。「こ、これはもしや、ガス欠では…?!」ガスがぎりぎりのとき、登りか下りでガソリンタンクが傾くとガソリンを吸わなくなると認識しているが、まさにそのドキドキ感。
登りを過ぎてアクセルを踏み込むと一旦は加速したので、気のせい?このまま行ける?と思ったら、いよいよガッグンガッグンがひどくなり、心臓の鼓動は早くなるけどエンジン回転数はより低くなり、ギアをニュートラルにしたけどみるみるスピードは落ち、途中のインターチェンジのすぐ手前だったので、なんとかそこまではもってくれー!!と思ったけどランプウェイの手前でついにエンジンストップ。ランプウェイは下りだ、そのまま惰性を使い走行、あわよくばETCレーン越えてその先まで…、と思ったが甘かった。登り坂がやってきて力尽きた。料金所まではあと100m程度。路肩に寄せて停車。とりあえず10tトラックも通れるようだし多大な危険は無かろう。メーターは787.6km、800km越えならず!
さーどーする、今時ケータイ持ってないし、JAFとか入ってないし、ガソリンスタンドでガソリン買ってくればいいのか、携行缶持ってないし、そもそもここはまだ自動車専用道路だし、違反なのでは?色々考えたけど、料金所の事務所で事情を説明したところ、とりあえず故障車としてLEDの表示は出すので、燃料はなんとかするように、とのことであり、父に連絡してガソリンを持ってきてもらうことに。
そしたら、警察の許可は取ったとかで、NEXCOさんの黄色いランドクルーザーで牽引してくれた。ありがたや。安全な広場に移動し待つこと小一時間、親父さん登場、事なきを得たのだった。助かった~。
午前中休みにしてしまったので近くのスバル信州へ行き、クラッチペダルの滑り止めゴムが破れていたのを購入、ついでに新型レガシィNAのやつ試乗。エンジン始動はプッシュスタートだし、サイドブレーキはスイッチだし、背もたれの角度変更は電動だし、着座位置を前にしてもウィンカー見えるし(今のやつはハンドルの陰に隠れてしまう)。走ってみれば滑らかだしトルクも普通の流れなら全然問題ないし。時代は進歩しているものだ。まぁ~、パンチ力は10年前のターボのほうがあるけどねー。
職場では、「ガソリンなんかスタンドに電話すれば持ってきてくれるのでは?」とか、「任意保険のおまけとしてロードサービスあるでしょ?」とか指摘され。ぜんぜん気がつきませんでした。
E-mailをチェックしてみたら、以前の会社の先輩から「インターで渋滞の原因?」なる件名のメールが。な、なぜ知っているのか?!そーいえばその先輩はインター近くの会社なのだった。いやー、しかしバイクで一回ガス欠になった(一般道)ときもこの先輩に目撃されていたし、なんという偶然だろうか。
さてガソリンを満タンにして燃費計算してみたけど、12.9km/l。825kmは走る計算になる。ところが実績からすると、どーしたってタンク容量はせいぜい60リッター。どー考えてみても64リットルは無い。なんでだろうか?carviewみても64だし、スバルの人も64だ、って言い切っていたのだが。全く謎だなこりゃ。
Posted at 2009/12/10 12:41:58 | | クルマ