Nikon F

ニコン初の一眼レフ「F」が発売されたのは、1959年…

なんと、今年2019年(令和元年)で、発売から60周年。

Nikon マニアなら一台は所有したいカメラ📷

いつかは…と思いながら納得いく物を探すのに10年くらい掛かりました💦

とまあ本日、届きました！


慎重にお仕事を終わらせ無事帰宅…



この中に…ニコン Fが💦


おお！めちゃくちゃ緊張


ヤバ‼️



なんと言うカッコよさ…ついに自分の手で持つ事が出来た^_^




ニコン Fは生産期間も長く(1959-1973)前期 中期 後期と小変更を受けながら様々な仕様が存在します。

私は前期型の日本光学のロゴが好きなので、前期型に絞り個体を選びました。




では、ニコン Fの前期型を見ていきましょう。

648…(1961/10月〜1962/2月)生産



前期型の特徴、日本光学マーク。


中期型からNikonに変わっています。


アイレベルファインダーを外すと…枠がある。
これも前期の特徴。※ニコンSCで削り加工された改造品があるらしい。



アイレベルレベルファインダーも状態は良いです。



よく見られる、腐食は全く見られません。



60年前のカメラですが、視野率100%




ASA(ISO感度)も400までの表示が前期




裏蓋を取り外して、フィルムをセットするタイプなので少し面倒なのでは？

それ故に、前期に後期のが付いて場合もあるらしい。知らない人は気付かない💦




裏蓋のMADE IN JAPANの文字

前期型はMが山形になっているので、前期型に間違いない^_^

中期からは普通に「M」に変更されてます。



裏蓋に番号が入っているのが前期



裏蓋を外した、カメラ本体のネジがマイナスネジを使用しているのが、前期型。

中期から+ネジになっています。



巻き上げレバーは極初期ロットは肉抜き加工ですが、途中から一体タイプに。

後期には黒いプラカバーが付く。



セルフタイマーも前期型のレバー 様々な型が年代により違うとか。

ちゃんと生きてます(^^)


ファインダーの覗き窓が四角いのが前期型、取り外しボタンが丸いのも特徴。




まあとにかく品質が高い。

当時の最高の素材、加工技術が惜しみなく使われている。













シャッター幕は、とにかく丈夫らしく状態も良い。




完全な機械式シャッターの耐久性も10万回以上の耐久性。


このFは、劣化しているモルトが全て交換してあります。



スクリーンも良好、ピントが合わせやすい♪


レンズもかなり良好な状態

ニッコール オートS 50mm f1.4

1962年3月発売だから、このFと同時購入⁈





カニ爪も、初期の富士形。初めて見た…



キャップもオリジナル これも初めて見た…





とまあ、素晴らしいF…

1960年の大卒の初任給が1万3000円

ニコンFはレンズ付きで6万7000円‼️


大変高価な物でした💦

完全に業務用…

またニコン Fは、プロの道具として非常に丈夫で故障が少ないという…タフなカメラのようです。

有名なのは、ベトナム戦争で弾丸を受け止めて、兵士の命を守ったとか…

川に落として、乾かしたら普通に使えたとか…

墜落した飛行機の中から見つかったFの中身は火災に耐えてフィルムも現像出来たとか…

改めて、自分の手で持つ喜び



なんか、、、すごい



やはりFは格好が美しい


長々と失礼しました。


息子にも受け継いでもらいたいカメラです。


おわり