レヴォーグ北海道旅Ⅱ 01 -出航まで- の続き。
太平洋フェリーの名古屋港フェリーターミナルから、
【いしかり】に乗り込み、スカイデッキで出航を待つ。
この日の名古屋港は、波が穏やか。
雲は出ていたが、雨は降っていない。
9月は、大型で非常に強い台風が、いくつも日本に接近、上陸した。
特に上旬。北海道も大雨、浸水、倒木等の被害が出たそうで、大荒れ。
そして、台風の直後に、大きい地震!「北海道胆振東部地震」。
9月6日3時7分に発生。
北海道では初観測という、震度7の地域も。
停電等の被害もあるようで、少し落ち着いた頃に、北海道のお友達に連絡。
皆さん、ご無事で何よりだった。
旅に出発する、10日程前の出来事で、北海道の宿への問い合わせも。
施設に大きな破損はなく、宿泊への影響もない、とのこと。
そして、8月、9月には度々欠航となっていた、太平洋フェリーも、通常運航が決定。
出航できるのは、ありがたいことだな、と。
定刻の19時00分。
【いしかり】が離岸。
方向転換し、あの赤い橋、名港西大橋の下を通る。
昨年乗船した【きそ】も、この【いしかり】も、大きなフェリー。
橋は無論、ファンネル(煙突)や帆船のマストが当たらない高さに作られているけれど、
ギリギリな感じがドキドキ!?
橋を通過する瞬間、今回はその部分を見たいな、と思って。
ちなみに、ファンネルの後部が青いのは、【いしかり】の特徴のようだ。
名古屋港、さようなら~!
部屋に戻り、個室に備え付けられているタオルを持って、展望大浴場へ。
次は、部屋で夕食。
レストランのディナーはアルコール類別で、2人で4000円かかるし ^_^;
「中部地方らしい食べ物を…」との夫の希望で、手羽先や五平餅も。
ちなみに、夫と2人分で、これだけ。
食後は、船内探検。
まずは5デッキから。
エントランスホール。奥はリラクゼイションコーナー。
インフォメーション。
左が、女性用大浴場。右が、男性用大浴場。
5デッキのエントランスホールから7デッキまで、吹き抜けになっている。
展望エレベータの柱は、LEDが色を変えながら光る。
6デッキに上がって…、
左はグリーンステージ。
奥はレストラン「サントリーニ」。
スタンド(軽食コーナー)「ヨットクラブ」。
展望通路「プロムナード」。
この奥には、ラウンジがある。
夫が、「今、ラウンジで放映されている映画が気になるから、ちょっと観ていこうよ。」と。
私はラウンジの設備が気になるので、試しに観ることに。
映画は、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。
少し体感できれば…、と思っていたが、結局、最後まで観てしまった。
ラウンジ「ミコノス」。
ふかふかした椅子が心地良くて、途中、少し眠くなったりも ^o^;
映画の後、引き続き船内探検。
6デッキ、左はピアノステージ。
奥の通路へと進み、時計回りにお散歩。
7デッキにも上がってみる。
エレベーターの柱が青く光る瞬間☆
船内の追加画像は、こちら。→
レヴォーグ北海道旅Ⅱ -太平洋フェリー【いしかり】-
翌朝。
目を覚ますために、部屋のカーテンを開けてみる。
仙台港での一時上陸手続きを、早めにしておくために、起きたのだった。
朝食も部屋で。
パンとポテチと。「夕食のために…」という、夫の意見もあって。
部屋にこもっていないで、スカイデッキへ景色を見に行こう。
雲が多いなぁ。
昼食は、軽食コーナーの「ヨットクラブ」にて。
船のまかないカレー。
大盛りを、2人で1つ。
少し待っていると、軽食コーナーが一時的に、パン屋さんへと変身!
さすがに、カレーを分けるだけでは足りないので、ホイップ入りメロンパンを♪
この後は、太平洋フェリー、名古屋~仙台間のお楽しみがあるので、スカイデッキへ。
姉妹船が接近しての、すれ違い。
どんどん、近付いて来る。
今回は自分が【いしかり】に乗船しているので、あちらは、【きそ】なんだなぁ。
【きそ】は、スカイデッキに出ている人が少なめのような。
すれ違う時に、お互いが、汽笛を鳴らし合う。
名古屋へと向かって南下する【きそ】の、旅の無事を祈り、【いしかり】は北上する。
その後、人が入っていないような時間帯を狙って、大浴場へ行ってみると、
タイミング良く誰もいなかったので、さっと撮影。
日が傾いてきて、そろそろ、仙台港に入港だ。
予定通り、一時上陸。
夕食は、夫の希望で、牛たん屋さんまで歩く。
朝昼を軽めにしておいたのは、ここで食事をするため、だった。
夫は、牛たん定食(3枚6切)。
私は、牛たんチーズクリーム煮の定食。
イオン多賀城店で買い出しして、決められた時間までに、船へと戻る。
改めて船を眺めていたら、真っ白な船体に、青いライン…。
今更ながら、太平洋フェリーのカラーリングって、東海道新幹線に似ているような?
港湾内が狭い仙台港では、タグボートに引っ張られて、方向転換をする。
それを見たいから、出航までの間、スカイデッキで待機。
昨年、帰路ではボートを見かけなかった気がするので、スタッフさんに聞いてみると、
夜間しか、タグボートでの牽引等は行わないそうだ。
【いしかり】とタグボートとがロープで繋がれた。
タグボートが、引っ張ってくれている。
方向転換が完了すると、ロープは回収され、タグボートは灯りを消して、側を航走。
やがて、寝床?へと帰って行くまで、見送った。
タグボート、ありがとう!(^o^)/
港付近の灯りが遠くなるまで眺めていたが、冷え込んで来たため、また大浴場へ。
その後は、夫の言動にがっかりすることがあって…
つい、1人で寝酒を。
翌朝。
大浴場へ行くと、お湯が、かなり波打っていて、体がゆらゆらと揺れる。
部屋のテレビで運航状況を確認してみると、津軽海峡まで来たのね。
気分転換にスカイデッキへ出たら、気持ちの良いお天気♪
前日(写真左)と、比較してみる。
飛行機が、雲の遥か上を飛んでいるのも見える。
青い空に、白い雲。
青い海に、白い波。
そして、青い煙突と白い船体と。
青・白のコラボが、爽やかで、なんて素敵なのだろう!
既に、北海道の大地が、見えて来ている。
北海道旅は、これからだ!
この後の話は… →
レヴォーグ北海道旅Ⅱ 03 -苫小牧~支笏湖- へ続く。