さて、ユーザー車検です。2回ほど体験しましたが、sasakiさんが付き添ってアドバイスを頂いていたので今回は初の一人旅です(笑)
年月が経ると記憶もいい加減になるので、次回に備えての記録簿です。
車検は書類集め提出と、車両を用いての検査と大まかに2つの行程があります。ネットで拾った様々な情報で今回はトライしましたが、場所によるのか異なる部分が多かったので記してみます。
行程の流れになりますが、ネットで車検日と時間を予約する所から始めます。予約番号を貰います。
で、到着したら受付に行くのが間違いです(笑)受け付けはすべての書類記入と支払いが終わった状態で最後に行きます(2回訪れました笑)
自身が用意する書類と、向こうで入手する書類があります。所沢ではユーザー車検用は3枚あります。購入するとネット情報でしたが無料で置いてあります。そして書き方は見本のバインダーがありますので問題ありません。
自賠責保険は、当日でも加入可能ですが出来れば別日にて事前に行うのが吉です。時間がかかる恐れがありますから。
受付開始時間とは、書類の受付と勘違いしていましたが車両検査場の開始時間の事なので、到着時間は逆算して注意するのが吉。
到着前にテスター屋さんで光軸チェックはしておきました。2500円(ユーザー価格笑)ロービームが車検対応でも明るすぎると光量が足りません(検査機械の設定ですね)なので、ハイビームで調整してくれました。検査の法律ではローが不合格でもハイビームで合格が出るようです。ロービームを隠す紙を貼ってもらい再検査の時に降りて隠します。
受付に完成した書類を持って行き、ハンコを頂いたらいよいよ車両検査です。
レーンが幾つかあるので普通車なので「小型」と書かれたレーンに並びます。「大型兼用小型」レーンが空いていたので「ラッキー♪」と並びましたが・・・後に悲劇が(笑)
書類類は、持参したバインダーに挟んで直ぐに出せるしせゅんぴは必要です。その際に一番上は「自動車検査表」になります。これは、各検査が終わればいちいち車を降りて機械に挿入してハンコを貰うものです。
レーンに並んでる隙に早速検査が始まります。込み具合によってなかでしょうね。前回は中でやりましたから。
検査員が前に来ましたら、言われる前に(言われる場合もあります)ウインカー左右、ハザード、ホール、ワイパーウォッシャー、ロービーム、ハイビーム、フォグランプを点けます。検査員がOKの手を挙げてそのまま後ろに回ります。また、ウィンカー左右、ハザード、ブレーキランプ、ロービーム、バックランプと操作すると、OKの合図とともに運転席に来ますのでドアを開けたまま下車してボンネットを開けます。諸々確認してOKなら検査表を渡して記入してもらってここは終わりです。
いよいよ検査場に侵入です。本来なら見学して流れを(忘れているので)確認したかったのですが受付時間をそもそも間違えてしまったので、前の人を見ればいいや・・・と。
このレーンでは最初にマフラーの排気数値を検査します。前の人を見て「よしよし」と自分の番になると・・・あれ?マフラーに差し込む検査棒がない!!あれこれ探してようやく見つけた頃に、自分自身も見失っていました(前の人の検査を見られなかったのです)
慌てて前方を見ると次の検査はブレーキ、速度検査のようです。前輪を乗せても検査が始まりません。トラブルのようです。直ぐに係員さんが来てくれてバックしてもう一度やり直すころには、さらに自分自身も見失い(笑)最後の検査まで係員さんが検査表をもって押してくれました(申し訳ない)
結果は・・・不合格(@@:
調整して再トライです。
サイドスリップの数値が不合格・・・え?サイドスリップ?・・・受けてないんじゃ・・・。と車を止めて見学通路に見に行くと・・・「大型兼用小型レーン」は、サイドスリップ検査はマフラー検査のすぐ前で、白線が引かれただけの検査。以前の時は(隣のレーン)サイドスリップ検査装置は外壁があり検査場然としていたのが大型も入るので白線だけでシート座ってしまうと見えなかったのです(痛恨のミス)
サイド小型レーンに入ってサイドスリップだけの再検査を受けて簡単に合格(--;
二度もレーンに入れたので逆に収穫が多くて結果的にラッキーでした。
■車検場検査行程■
■1■
灯火補給類検査は、係員さんが指示をする場合はその通り。混んでいてレーン前検査ならば上記のように素早く操作する事。
■2■
排ガス検査は、検査棒を慌てず探す事。前の人が変な所に置いても分かるように事前に見学すべし。終われば検査表を機械に挟んでガチャンコ。
■3■
サイドスリップ検査は、シートの座高を一番高くし窓を開けてホワイトラインを1キロ~2キロ程度のゆっくりした速度で丁寧に通過すべし。※ここにはガチャンコ機械がないかも。
■4■
ブレーキ検査は、まず前輪をローラーに乗せる。窓を開けて状態を乗り出して目視する。ニュートラにして待機。モニター番の指示通りにブレーキを強く踏む。OKが出たらリアタイヤを乗せる(サイドブレーキも同じ、以下略)次にスピードメーターの検査はFRならリアをローラーに乗せるので目視しながら丁寧に乗せる。スイッチがぶら下がっているので降りてスイッチを社内に引き込む。ATならDに入れてアクセルを踏んで指定速度40キロにくればスイッチを押す。
終わればガチャンコ機械に入れる(サイドスリップも含まれる)
■5■
ヘッドライト検査は降りてみていてもOK。自動で機械が合否を判定。ロービームが不合格ならハイビームが始まる。
終わればガチャンコ。
■6■
下回り点検は表示にハンドルを左右にゆすれと出るのでその通りに。終われば検査小屋にて書類を提出しハンコを貰って終了。
■その他■
■再検査はその日までに3回まで無料。光軸検査に自信があれば、事前にテスター屋さんに行かずに不合格になってから調整してもらう手もある。
■レーン待機中にエンジンを切ったりかけたりすると排ガス検査に引っかかる恐れがある。
■再検査になれば、その項目だけを受けるのだが、替え玉検査防止の為に今一度、ボンネットを開けて車両番号を確認される。
■再検査で検査場入るとにスイッチ配電盤があるので再検査する項目から該当検査のスイッチを押すと、そこまでとそこからはフリーで通り抜けられる。これを忘れると全部やらされるので注意。
さて、私は車検神話といいますか、これまで整備車検はすべて人様に任せてきました。車検から上がると車がリフレッシュした・・・そんな気になっていましたが全くの間違いという事に今更ながら気が付かされました。ディーラーに車検で出すと必ず調子悪くなって(笑)専門店にお任せしていましたが、点検検査はプロに任せた後でも自分で確認する事をお勧めします。車を上げて潜り込む。ホイルを外して確認する・・・そうする事で見えていなかった愛車の本当の状態が見られます。これからの問題の対策も処置もみえてくるでしょう。