みん友の皆様の夏のレジャーの報告が続々とアップされていますね。遅ればせながら私も続きましょう。
と言っても、例年のごとくTDR(説明するまでもないと思いますが、東京ディズニーリゾート)ですが。
今年は私も勤続満30周年を迎え(我ながらよく飽きずに働いたもんだと思います)、そのご褒美で5万円分の旅行券をいただいたんですが、この旅行で、その私の30年間の汗の結晶が一瞬にして消え去りました。
まあ、昨年と同じく、私はTDRの中に一歩も足を踏み入れずに好きに歩き回ったわけですから、それで良しと言うことにしておこう。ホントはもっと有意義に使いたかったなぁ・・・。
例年のごとく、借りたワンボックスで14日の夜11時頃岐阜を発ちましたが、静岡に入った頃、早くも眠気が・・・。こんなに早く眠気が襲ってくることは今までになかったのに。やはり年か?
ここで、今回、初めての驚くべきことが起こりました。何と、女房が運転を替わると言いだしました! おそらく10回以上、車でTDRに行ってると思いますが、その道中で何度も「たまには運転を替われ」と言ってきたのに、一度も替わってくれたことなどなく、ただただ爆睡するのみ。何か天変地異の前兆でないことを祈りながらSAで運転を替わりましたが、、後席で横になっても、正直、怖くて安眠はできませんでした。高速を降りる手前のSAでまた運転を交代し、15日の午前4時頃TDSの駐車場に無事到着。
私はそのまま運転席で仮眠ですが、娘らは6時頃からゲートに並ぶことを考えています。お前ら、その意欲をもっと他のことに使えんのか?
8時頃、車を出て、お台場方面へ。行き先は日本科学未来館で開催されている「
サンダーバード博」。
サンダーバードが日本で最初に放送されたのは、1967年4月2日。私は当時小学3年生。最初の放送がNHKだったことを知ってるのは、当時リアルタイムで見た人達だけかも知れませんね。確か同じ日に裏でバットマンの放送が始まったと記憶しています。
そりゃもう嵌りました。当時、円谷プロの特撮ものも放映されていましたが、それとはまた違う趣の特撮で、メカのデザインも垢抜けていましたし、特にロケットの噴射などは、円谷の勢いのないふにゃっと曲がってしまう噴煙と違って、サンダーバードのそれにはちゃんと勢いがありましたね。イマイのプラモデルも買いましたよ。特に2号! あの、救助する目的ごとに違ったメカをコンテナに積んで運ぶと言う設定は、いたく子供心を揺さぶり、クラスのほとんどの男の子が2号のプラモを持ってるって言ってもいいくらい流行りました。
その博覧会なんですから、せっかく東京まで来たんですから行かない理由はありません。
それにもう下地ができてました。雑誌PENの7月号。
このPENはよく分かんない不思議な雑誌で、大人向けの小ぎれいな雑誌なんですが、過去には「サイボーグ009」を特集したり、最新号は確か「スタートレック」の特集ですよね。じゃ、そういうサブカルだけの雑誌かというとそうでもなく、芸術やまともな文化も特集すると言う、硬軟取り交ぜた変な編集方針。この7月号でサンダーバードを特集し、私はその記事でこの博覧会のことを知りました。ま、タイアップだったわけですね。ただ、昨年の12月に製作者のジェリー・アンダーソンが亡くなったことで、追悼的な色合いも持つ特集ではありました。サンダーバードのファンで未読の方は是非取り寄せを。
日本科学未来館。お台場に建つ、立派で新しい建物です。サンダーバード博なんて、どうせ私のようなオジサンしか見に来ないだろうと思ってたら、開場前からTDRを思わせるような長蛇の列。入場まで30分程度待たされたでしょうか。
博覧会の入口にある毛利宇宙飛行士のマリオネット。注目すべきは上端の操演部分の複雑さでしょうか。
因みに、毛利さんが日本人初の宇宙飛行士でないことはご存知ですよね。ソ連のソユーズで宇宙に行った、元TBSの
秋山豊寛さんが、日本人初の宇宙飛行士。忘れがちと言うか、日本中でなかったことにしようとする雰囲気を感じますが。
話をサンダーバード博に戻しましょう。
パーカーとペネロープがお出迎え。おそらくオリジナルではなく、レプリカでしょう。
再びペネロープとアラン。
アランの顔が怖い。そんなんじゃミンミンに嫌われちゃうぞ。照明の当て方に問題がありますね。
1号の格納庫のセット。
ブレインズ、スコット、バージル でいいかな?
ご存知、2号。ファイヤーフラッシュ号の危機を救ったマスターエレベーターカーの装備ですな。
2号の変遷。これはディープな展示だ。撮影中の破損などで4種の2号があったそうな。知らなんだ。
1号の飛行シーンの撮影方法。後ろでベルト式の背景を動かしてたってことですね。
何のメカだったっけ? さすがに全て覚えてるわけではありませんが、とにかくカッコイイ。
スターウォーズのメカと同様に、サンダーバードのメカも市販のプラモデルのパーツを流用したりして、新たなメカを生み出していました。これなどは元のパーツが分かりやすい一例。スウェーデンの戦闘機ドラケンの機体にアメリカの爆撃機B-58ハスラーのエンジンポッドをくっつけてでっち上げた機体ですね。
これは確か、通過するだけでジャングルを切り開いて舗装道路を作っちゃうメカですね。
4号。サンダーバードの塗装によるウェザリングがよく分かる作例。
4号の水中シーンの撮影方法の説明。手前に水槽を置くと言う、よくある方法ですね。
3号と5号のドッキング。2号の人気が一番でしたが、この辺も人気がありましたね。
ロールスロイス ペネロープ号。ロールスロイスから正式にロールスロイスを名乗ってもいいと許諾を得ていたそうです。
小松崎画伯のイマイのキット用のバックスアートの原画の展示。
自分へのお土産は、このボックスアートのクリアファイルを買いました。
MRJ(三菱重工が開発中の中型ジェット旅客機。初飛行が来年に伸びた)用の垂直尾翼の骨格。カーボンファイバー製。
博覧会のパンフを手にしたときから、どうして東レが協賛なのか謎だったんですがこれで解消。
サンダーバード島。こんなに大きなものではありませんが、子供の頃にやはりイマイからこんなキットが出てて、お金持ちのお宅のおぼっちゃましか持ってませんでした。
1号と操縦席のスコット。
そのすぐ横には実物大(?)の操縦席。因みに座ってるのは、もちろん私の子ではありません。
シートバックの再現がイマイチですね。
今日はここまで。またダラダラと書き過ぎましたね。まさか1日分を2回に分けることになるとは思いませんでした。
続く。
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Posted at
2013/08/18 23:31:31