みん友の ほほうほう さんちはすぐ近くでカワセミが見られるそうで、羨ましいと思いつつも、実は内心「どんだけ田舎やねん!」と突っ込みを入れていました。ところが先日、我家から50mほど離れた川を覗きこむと・・・カワセミが飛んでいました。こんなとこにもおるんかい! ま、名古屋市西区のフリーペーパーで読んだ庄内緑地公園の管理人さんの話によると、モツゴなどの小魚が増えて都会にもカワセミが進出しているそうですから、うちの近所にいてもおかしくないんですけどね。・・・・はい、言い訳はしません。うちは田舎です。
で、今朝、娘を模擬試験会場に送る前にその川で撮ったのがこれ。
カワセミはいませんでしたが、今シーズン初のジョウビタキに出会えました。しかし、遠い対岸でトリミングに耐えません。花もきれいだったんで小サイズで風景としてご覧ください。
実家で用を足してその帰り道、岐大病院のカワセミを思い出し、撮りに行くことに。車を降りるとすぐに発見。
これも対岸。背景もよくないんでやはり小サイズで。対岸でも私に気づかれて逃げられてしまいました。
そう言えば、kumiさんが藤棚のところにコゲラやエナガがいるとか言ってたっけと思いだして藤棚を見上げるも、スズメ一羽いません。なんだよ、何もいないじゃん。
気を取り直して、もう一度カワセミを探しに上流方向へ。
ん? 女性が!・・・・もしや? 近づいてみると手にカメラも! これは怪しい・・・・。むこうもこっちに気づいた!
ん? 二人連れ? あ、娘さんか? こんなところでカメラを持って歩くのは私以外はkumiさんしかあり得ないはずだが・・・・。しかしなぁ、人違いだと思いっきり恥ずかしいし。kumiさんなら「人違いです」ってしらを切り通す可能性もありそうだし・・・。う~ん、迷う。
そうこうするうちに二人連れは分かれて、年配の女性がこちらに向かってくる。さてどうしたものか? さりげなく「カワセミを探していらっしゃるんですか?」とでも聞いてみるか? とか迷ってるうちにすれ違い。ぶら下げたカメラをしっかりと見られた。ますます疑いは深まる。
今度は若い方の女性を観察。いかにも先生然とした格好。これが教職についたという娘さんか? 更に疑いは深まる一方だが、さてどうしたものか?
ヘリポートまでいって折り返すと、年配の女性も戻ってきた。もう頭の中ではこれはkumiさんに違いないと決めつけてますが、既に機を逸しています。気まずくお互いにチラ見ですれ違い。向こうも分かってるよなぁ・・・。とにかくバツが悪いことこの上ない状況。
もやもやする気持ちを抱え、今度は板屋川へ。ベニマシコに出会えたりしないだろうかという淡い期待です。
が、こちらも鳥の数は少ない。ところが近くの枝にとまった鳥にレンズを向けると見たことのない鳥!
家に帰ってから調べてアトリだと分かるんですが、撮ってる最中は”何だか分かんないけど珍しい鳥”という意識しかありません。ジリッジリッと近づいても逃げる気配もなく、長く同じ枝にとまっていたので、とにかく撮りまくりました。100枚以上撮ったと思います。同じ個体の写真ばかりで恐縮ですが、私にとっての新種でしたのでご勘弁を。上はタイトル画像と同じものです。
秋らしい葉っぱを添えてトリミング。
正面から見るとこんな顔。
33%トリミング。
他の枝に移って更に近くから。枝かぶりですが、これがピントが目に来てて一番鮮明で透明感もある一枚でした。
ところで、アトリの名は知っていましたが、どことなく洋風な名前だと感じて調べてみました。
アトリとは不思議な名前です。「鳥名の由来辞典」(柏書房)によると、万葉の時代には獦子鳥(あとり)と呼ばれ、室町、安土桃山時代には「あっとり」と呼ばれ、江戸時代にはその双方が用いられ、今日の「アトリ」に統一されるに至ったと経過の説明がされていますが、「大言海」の説明する語源として、大群をなして移動することから集鳥(あつとり)が略されたという説を紹介しています。また、この「由来辞典」では、今日漢字表記する際に普通に用いられる「花鶏」(かけい)については、単に、「漢名」とのみ記載されています。
集鳥(あつとり)かぁ・・・なるほど。でもここでは二羽見ただけでしたけどね。たくさん来てるのかな? でも、アトリはもういい。
帰ってから、kumiさんに、みんカラのメッセージで「さっき、接近遭遇したでしょ?」って送ったら、「あら、やっぱり?」だと。分かってたくせに。
しかし、これで二日連続で、初めてのみん友さんとお会いしたことになるな。こういうことって続くもんなのかな?
Posted at 2014/11/03 23:41:14 | |
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