早いもので転職して2週間が経過しました。
いやぁ、いろいろと新鮮だったり驚いたりの2週間でした。たった2週間でこの会社と仕事を語るには早すぎる気もしますが、とりあえずの感想を記録しておこうと思います。
4月1日の入社式から振り返りましょうか。
新入社員は9名。その内、私と不動産部に配属される65歳の男性の二人は他社から転職した定年退職以降組。もう一人、間もなく開設される長野支店の店長になる40代だと思われるパンチパーマのオジサンがいて、残りの6人は高校を卒業したばかりの男女。男女の内訳は、男一人に女5人。
女5人の内、2人の配属先は外食店舗、1人は印刷部門、後の2人は事務所内の内勤となっています。一人だけの男の子は本業の作業員です。
ここまで読んで「ん?」と思われた方もいらっしゃるでしょうね。私が4月から入社したのは、紛れもなく建設業の会社です。ただ、今や本業は建設業というだけで、業種は多岐に渡り、フランチャイズの外食店舗を4店経営し、その他に看板やチラシを印刷する部門、不動産部門、生花を販売する部門、手芸品を販売する部門を抱えています。
本業以外の部門に手を広げたのは全てここ3年以内とのこと。元々は建設業の中でも特定の分野だけを施工する会社でしたが、面接の時から感じていたことではありますが、急成長中の会社だってことですね。長野支店については上で触れましたが、秋には中国に初の海外支店を構える噂も。
本業部門では中国人の研修生を積極的に受け入れ、自社で彼らの寮も3棟所有しています。この地方に3か所ある資材置き場の2か所で隣接する土地を買収して拡張工事中でもあります。
この事業拡張のスピードは、入社したばかりの私にはちょっと不安。女房に話したら「そんな会社大丈夫なの?」なんて言われちゃいましたが、その気持ちも分かる。本業が順調でも不慣れな他の業種が足を引っ張って倒れちゃうなんてことが頭をよぎりますが、おそらく社長はイケイケ。
入社式の後に社服が支給されましたが、これについてはちょっと・・・。
元々は作業員中心の会社ですので、社服は作業服です。社員で選んだそうですが、伸縮するデニム素材の上下。その下、つまりズボンの方なんですが、膝を折り曲げやすいように膝部分で布が切り替えてあって、普通のジーンズには見えません。上の方は丈がやや短めのGジャン風。で、これを上下で着ると、誰が着ても足が短く見える。要するに、(あくまでも私の主観ですが)ダサい。
この会社に入社してから車通勤になりましたから、いいようなものの、私はこの格好で電車に乗る勇気がありません。
ただ、楽は楽なんですよ。毎朝、スーツやワイシャツやネクタイを選んでそれを身に着ける手間がない。もうスーツ、ワイシャツ、ネクタイの大半は捨ててもいいですね。それに伴ってクリーニング代も減らせる。収入が激減するわけですから、こうした支出のダウンサイジングは歓迎ですね。
で、この社服ですが、外食店舗で働く女性にも支給しています。現在、彼女らは本社で研修中なんですが、この服を着て研修を受けてます。本業を忘れるな!ってことなんですかねぇ?
因みに、本社内で社服を着ていないのは、特定の女性社員数名のみ。彼女らは、普通のOL風の格好をしています。社服が支給されているのかどうかは不明です。今度、聞いてみます。
格好がこうだと、当然、髪に気を遣う必要もありませんから、4月からは整髪料も使わなくなりました。寝起きで髪が立ってるとドライヤーを当てるだけ。楽!
社屋をご紹介します。
竣工してほぼ1年しか経っていません。規模は決して大きなものではなく、私の目からすると、あちこちに安っぽい部分もあるなとは思うものの、真新しい事務所です。
1階の庭園と喫煙コーナー。あ、エントランスにはペッパー君が待ち構えています。
建物の中央を貫く階段。鉄骨3階建てです。
私がいる工事部の部屋。社内で一番広く、天上が高い部屋です。この写真は竣工直後のもので、現在はもっと物が置いてあります。
窓が大きいのは明るくていいんですが、西日が当たって、天気がいいとすぐに暑くなるので、もう冷房を入れた日があります。
3階の休憩コーナー。ここで休憩したりお昼を食べたりできます。流しや冷蔵庫、電子レンジ、熱湯・冷水のサーバーもあります。
数人の方が持参のお弁当を食べていらっしゃいますが、私はと言うと、コンビニで買って来たお弁当をチンしてここで食べることが多いですね。
周辺は既成市街地ではありますが、歩いて行ける範囲には老夫婦がやってる中華料理屋が1軒あるだけで、コンビニはありません。お昼を買いに車で出るってのは面倒臭い。お昼をどうするかは私の課題の一つではあります。
で、ここの扉を開けると、テラスに出ることができます。
もう少し、気候が良くなったら、ここで食べようかな。ただ、ここで喫煙する人もいるんだわな。
個性的な社用車もご紹介しておきましょう。
基本的に頻繁に現場に出る人には、1人1台の社用車があてがわれています。上の写真は、私の隣の席の女性社員(多分、20歳くらい)も使っているハスラー。4台あって、ナンバープレートは全て連番。実はこのボディーカラーにも意味があって、オレンジ色は我社のコーポレートカラー。
プラグインハイブリッドのプリウス。当然、充電設備もあります。ちょっと分かりにくいですが、手前の車が充電中です。
これが一番個性的! 安全パトロール用の車両です。山奥の現場があるわけじゃないし、安全パトロールがこんな車である必要はありません。おそらく社長の趣味。
全ての社用車がこんな個性的な車ばかりじゃありませんよ。普通の白い乗用車もあるし、プロボックスなんて順当な社用車もあります。
ただ、新築の社屋もこれらの個性的な社用車も我社の勢いを象徴する要素ではあります。
で、私の社用車? 今のところ無いんですよねぇ。もらえる日は来るんだろうか?
本当は社長の車とか社員の車にも個性的なのがあって、ご紹介しちゃいたいところですが、さすがにはばかられるので割愛。
会社の雰囲気ですが、当然のことですが、戸惑う部分もありますね。
まず、毎日朝礼がある。社是の唱和がある。週に3回くらいラジオ体操がある。そして朝礼の後は毎日全員で掃除。帰宅前には毎日その日のできごとを日報にまとめて提出。ずーっとそんなことせずに来てますからね、正直、面倒臭いと思ってます。
しかし、掃除なんて、掃除のおばちゃんがいるものだとばっかり思っていましたが、皆さん、それは真面目に掃除していらっしゃる。当然、トイレも社員がしてます。トイレの床を雑巾がけしてますからね。前の会社じゃ考えられない。
肝心の仕事の話ですが、残業は一度もしていないと言えば、大体お察しいただけるでしょうか。いきなり無理目の仕事を任されたらどうしようと身構えていましたが、今のところ、楽。毎日7時前には家に着いてます。現場が動き出せば忙しくなるのかも知れませんが。
ただ、住宅しか関わったことがない身からしてみると、今はバリエーションがあって、その点で飽きませんね。美容院を併設したジムの改修、我社の寮、お寺の改修など、経験したことのない工事ばかりで楽しみです。
ということで、転職は今のところ、少なくとも失敗ではなかったのかなと思っています。
今週金曜日は歓迎会。電車で出勤しなきゃ。ああ、あの格好で電車かぁ・・・。
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2019/04/14 19:58:30