クラッチワイヤーブラケット交換

4月の初めに起こった症状と殆ど同じ症状が起こったのは、つい1週間くらい前。
ミートポイントがみるみる奥になり、ギアが固くなる。特に発進時。
全く同じ症状である。もうワイヤーが伸びてしまったのか？
と思いつつ修理を依頼した。

前回お願いした工場も良かったのだが、なにぶん職場からも自宅からもクルマ以外での交通が非常に大変であることから、今回は別の工場にお願いした。
職場から至近距離にある工場である。

月曜日、昼休みに修理依頼をすると快くひきうけてくれた。
ほどなく、診断結果が。

ワイヤーブラケットにクラックが入っているのでペダルを踏んでも切れない側に動いてしまう…。

そんな訳で部品交換となるのだが、入荷が翌日との事。
インタークーラーもデスビも外したので、また組むと二度手間だからと代車を貸してくれた。

工場長さんは、「古いクルマで申し訳ないが…」と言うが、
いやいや、私のワゴンRの方が年季入ってますよ。
平成14年式　フィット1300
走行、10万9千キロ

この型式のフィットのデザインはとても好きである。
1.3Lクラスのクルマでは、このフィットと二代目スイフトがダントツに良い。個人の感想だが。

走っても、かつて乗っていた1.6LのシビックSiより遥かに重厚でスムーズだ(比べる対象が…)。
とにかく良いクルマである。

火曜日。修理を終えてクルマと交換したブラケットを持って来てくれた。
分厚いプレス物だが、見事に割れている。

疲労破壊であろう。

もし、初年度から都市部で生息していたら、もっと早期にこのトラブルに見舞われていたのかも知れない。
走行、13万5千ｋｍ。

6月19日　追記である。
写真は、真新しいブラケット。
ラジエターホースとバッテリーカバーの間にカメラを滑り込ませると、こんな感じに見える。

新しいブラケットにてガッチリ固定されたためだろうが、クラッチの操作フィーリングに剛性感の高さを感じる。
その印象が良いせいで、シフトフィーリングやエンジンの吹け上がりまで改善したように錯覚してしまう。たかがブラケット、されどブラケットである。

また、今回の修理工場もまた、作業・応対共にとても親切丁寧であり好印象だった。
職場から近いので連絡を取り易いのも良い。
こうして複数の工場を比べてみると、良し悪しが判って興味深い。