AP RACING キャリパー(CP5200)オーバーホール vol.1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
中古で購入したAP RACING キャリパーキットで、得体が知れないので、ここはオーバーホールしておく事に。
と言う事で、車輌取付け確認も済み、問題なく取付け出来そうって事で、オーバーホールキットを注文。
が、しかし、AP RACING正規代理店である、NICOLE RACING JAPANに在庫確認するも、国内在庫無し・本国オーダーで納期未定。。。
おいおいおい、ちょい待てよ!!ナンボちょいと古い型と言っても、今でもAP RACING主力キャリパーのCP5200やで!!OHキットの在庫持ってないってどないやねんっ!!
ってな訳で、そんな長期間も待ってたら、キャリパー組む事自体放置しそうな私なので、他をあたってみる事に。
まっ、CP5200は沢山のチューニングメーカーがキットとして販売してるキャリパーなので、チューニングメーカーあたれば、どこかにはあるやろ!!と、数ヶ所に問い合わせ。
やはり、まだまだ主力キャリパーなCP5200なので、どこも勿論ありますの返答♪♪ニコルさん、何やってんの。。。
ってな訳で、ブレーキラインの注文の事もあるので、ホンダ車でAP RACINGキャリパーと言えば、やはりM&M HONDAさんですよね♪♪
けど一番の決め手は、私の迷惑な質問(汗)にも、快くご返答頂き、中古購入、しかもM&M HONDAさんとこのキットなのか?どうか?さえも分からない状況でも、快く、親切、丁寧にご対応頂きましたので、業販発注ではなく、M&M HONDAさんの一ユーザーとしてご注文させて頂きました。
んで、先日商品が出荷されたとの事なので、キャリパーOHの準備をしておく事に。
2
先ずは、ピストン抜き出しからですが、その前に、ニップルを締めて、ブレーキラインをメクラして、キャリパー本体をキレイキレイしてから、ピストンを抜きます。
ピストンは、画像のように、4つのピストンが均等に飛び出すように、適当な厚さの当て板をハメて、コンプレッサーの圧力を使って、エアガンでエアを送り、4つのピストンを飛び出させます。
この時、絶対にピストンに指を持っていかないようにしましょう!!指がつぶれます。。。
ってな感じで、適度にピストンを出せたら、あとは手でわずかにグリグリして引き抜くだけ。
ダストブーツが備わってないキャリパーなので、手間がかかりません♪♪
3
ちょいとショーケースの上での撮影で分かりにくいですが、ピストン抜き出し、ピストンシール・ダストシールの取り外し完了です。
因みに、OHする必要あるんか??(汗)ってくらいに、全てにおいて状態が良かったので、むやみに水や洗剤を使っての洗浄はせず、シールの溝を丁寧にウエスで拭き取り、ブレーキフルードにてシリンダー内部とピストンを軽く洗浄し、OHキット待ちです。
4
内部に溜まっていたフルードも汚れは無く、内部もとにかく綺麗です♪♪
OHする必要なかったかも。。。
5
因みにこちら、何やらピストンにスプリングが備わってますね。レーシングキャリパーの証しです♪♪
これは、アンチ・ノックバック・スプリングと言うもので、ノックバックとは、ハードブレーキング時に、ローターが振れた際にピストンが叩かれ、通常よりもピストンが押し戻され、次にブレーキを踏む際、通常よりもピストンを押し出す必要があるので、ペダルが少し深くなり、ブレーキタッチが悪くなる症状の事なのですが、このスプリングが備わってると、ブレーキを踏んでない時でも、常にピストンがディスクローター側に押されている状態になり、ノックバック現象を防止してくれる役目があります。
まっ、サーキット走行しない私には、無縁の装備でしょうか??(苦笑)逆に、無駄にパッドを減らすシステムだったりして・・・(滝汗)
6
ってな感じで、OH準備完了です♪♪
あとは、OHキットが届いたら、ピストン組んで、キャリパー本体を軽く洗浄して、塗装屋さんに出して、仕上がりを待つばかり。
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