既に愛車紹介では車両登録しておりますが、5月26日(土)にZC33Sスイフトスポーツ(セーフティパッケージ無し)が納車となりました。
ボディ色はピュアホワイト。
今年5月に札幌へ帰省した際に、未使用車を購入しました。
現在の走行距離は約700km程。
●走行性能
・ボディ:軽い(車重:970kg)、特に剛性不足は感じない。
・エンジン:力強い低中速トルク(最大トルク:23.4kg) エンジン自体のトルクも太いのか、普段乗りだとアクセルを踏み込んでターボを使うことをしなくても、力不足はほとんど感じません。
・ミッション:少々グニャグニャ感はありますが、許容範囲です。ギア比は、全体的には悪くないです。
・ブレーキ:オーバーサーボ気味、いわゆるカックン系ブレーキ。街乗りでのヒール&トゥは、レスポンスがあまり良くないアクセルも相まって、なかなか難易度が高いです。
・レスポンス:ハンドリングは可もなく不可もなく。クラッチもいたって普通(繋がる位置は結構奥の方で
す)アクセルは、少々レスポンスが悪い。
・足回り:初期ロールは大き目だが、ある一定のところからかなり踏ん張る。足だけではなく、軽さのせいもあるのか、乗り心地は決して良いわけではないが、許容範囲で不満無し。
・燃費:街乗りメインで平均15km/L前後です。
航続距離は満タン状態からエンプティランプ点灯までで500km前後(燃料タンクは37L)
●インテリア
内装:質感等々あまりこだわりがなく、個人的に疎い部分ではあるのですが、私のような素人目線では安さを感じさせないつくりで良いと思います。
音質:純正フロント2スピーカーだと、あまり良くないらしい(私は、フロントにオプションのケンウッド製スピーカー、リアにフロントについていたリアスピーカーの組み合わせですが、CL7・CL1・EK9よりも良くない)
シート:シートそのものには不満無し、座り心地も悪くないし、適度にホールド性もあります。ただ、着座位置に関してだけは私の座高が高いこともありますが、信号待ちで信号が見えなかったり…もう少しローポジションだと良かったかな。
ちなみに、シートヒーターは運転席のみ標準装備でした。
CL1時代よりずっと使い続けているBRIDE(VIOS)のフルバケは自宅で保管しています…サーキットを走ることになったらレールを手に入れて取り付けよう。
広さ:運転席、助手席の広さは何ら問題ないです。運転席の足元が少々窮屈な気もしますが、慣れでしょう。
足元の広さやペダル配置が関係しているんでしょうけども、当初はクラッチペダルを踏む際にフットレストを一緒に踏んでしまうこともありました。しかし、それも慣れでしょうか、最近はそのようなこともほとんど無くなりました。
後部座席に関しては、実家の現行ヴィッツと同等くらいかな~…ん~微妙。フィットと比較すると少しスイスポのほうが狭いように感じます。
●その他
ライト:純正LEDヘッドライトは十分明るいです(純正車高時)
ボディサイズ:3ナンバーですが、車幅感覚は比較的つかみ易くて、5ナンバーのヴィッツやフィットなどと同じ感覚で運転できます。とにかく狭い道だらけの仙台でも、おおむね走りやすいです。
実際に、CL7アコードでは通ることを拒んでいた狭い狭い抜け道も、ZC33Sではその抜け道に通ろうという気になり、実際に通っています。
ノイズ等:エンジン音もエキゾーストも静かです。音で判断してシフト&クラッチ操作をしている人は、慣れるまで苦労するかもしれません。
純正タイヤのロードノイズは予想以上にうるさいです(純正ホイール6.5Jでも、ADVAN RZ 7.5Jにしてからもロードノイズの音量は変わらず)
●不具合等
現在は特にないです。
しかし、つい先日までは一つだけ気になることがありました。
それは、【信号待ちからの発進時、ニュートラルから1速へシフトが入らないこと】が度々ありまして…クラクション慣らされることも2回程ありました。そのうち1回は、その後しばら~く並走してきて(私が左車線、相手が右車線)、よくある顔(目は見開きながら、下顎を出して口は半開き、左肘は肘掛らしきものにかけ、右手はステアリングの頂点を持ち、助手席側に体を倒しながらコチラを見てくる)をされつつ幅寄せされてしまいました(^^;
1速に入らないのなら2速発進すれば良いものを……クラクション慣らされる→慌ててしまってギアをRに入れてほんの少しだけ後退→クラクション&パッシング→1速に入って無事発進→上記出来事 という感じです。
まあ信号待ちで青なのに前の車が発進しなくて、ナンダコイツと思ってクラクション鳴らした結果、バックラップ点いたらそりゃ挑発だと勘違いをされて…キレる人も少なくないか(汗
経緯はここまでにして、N→1速に入らないというこの現象、クスコの機械式LSDを導入の際にミッションオイルを純正からGulf Syngear Full Synthetic75w-90 GL-5へ交換しましたが、その後は1度たりとも同現象は発生していません。
同現象で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、単にミッションオイル交換するだけで何事もなかったかのように完治するかもしれません。
●総評
単刀直入に、良い車です。良い車だ。
この出来でこの価格。
欲を言えば、ヘリカルでもトルセンでも良いからLSDが入っていればなぁ~とは思いました。
きっとそれをやってしまうと10万円以上車体価格が上がってしまうことでしょう。
まあLSDもサーキット等でスポーツ走行をする人やオープンデフのFFでは厳しい雪深い地方に住んでいる人以外は特に必要がないでしょうから。
ちなみに、札幌の実家も4月に新車でヴィッツの四駆を購入したのですが、下取り額11万円を除くと実質207万円。
ナビやスピーカー、ビルトインETCをオプションで追加したZC33Sの総額と数万円しか変わりません。というか、オプションを同じくするとZC33Sのほうが安いです。
価格すると、本当に納得の性能です。
乗っていて、足りないと思う部分は、徐々に自分好みにチューニングしていけば良いのです。
●今後
・既に注文済みは下記3点
車高調(TEIN FLEX Z) 近日取り付け
キャンバーボルト(アムテックス) 近日取り付け
マフラー(Hi-Power SPEC-L) 納期8月末予定
・予定
ECU(アールズ、SWK、モンスターなど)
タイヤ(RT615K+かAD08Rを検討、サイズは215/40R17か205/45R17)
シフトカラー/ブッシュ(レイル シフトウレタンブッシュ)
サーキットは、いつ走るかはまだ何も決めていません。
足もストリート~ワインディングをターゲットとしているFLEX Zですから、タイム等々の結果に固執せず、ゆる~く走っていければと思います。
札幌に住む母、妹、祖父がスイスポを見たがっているので、夏季休暇を取得させていただいて今年8~10月辺りで久々に車で札幌まで帰省できればと思います。
津軽海峡フェリーやシルバーフェリーを利用すると、仙台から札幌への移動には約15時間かかります。
新幹線や飛行機は乗り物酔いが酷く、酔い止め薬を用意し忘れた際は到着後の空港や駅で嘔吐することもあるのですが、、フェリーは床に寝転がれるので酔わずに乗れるのです。
しかしながら、仙台港~苫小牧港までのフェリーは乗船時間が長すぎる。。
便数や予約時期の関係で、基本は行きも帰りも青森港~函館港の津軽海峡フェリー(朝5:20青森港発)を利用します。
運が良ければ、帰りだけ苫小牧港~八戸港のシルバーフェリー(深夜23:59苫小牧発)利用します。
休暇日数は勿論ですが…まあ体力・気力と相談でしょうか。。
まずは、壊れないことを祈り、事故等で壊さないように気をつけて、スイスポZC33Sと共に30代を歩んでいきたいと思います。
スイスポチューニングでも有名なモンスタースポーツが仙台の泉にOPENするみたいですね。
一度は訪問してみたいです。