エキセンのオイルシール交換 ミッション降ろす 1日目前半
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
以前からずっと続いているオイル漏れの修理です。
エキセントリックシャフトに通してあるオイルシールが原因で漏れているんですが、それを交換するにはミッション、クラッチ、フライホイールを外さなければならないです。
作業的にとても土、日の2日間ではできないので、部品や工具をそろえつつ5月の連休まで待ってました。
体力、腕力の無いヘタレな私が一人で作業は無理なので、うちの父親に手伝ってもらいました。
ていうか、うちの父は昔から旧車乗りで板金、塗装、溶接他なんでもできるレストア職人。つーかできないこと探すほうが難しいよほんと。
なので、自分的にはかなり大船に乗った感じで余裕かましてましたww
作業は、いつもの作業場だと作業が困難なので実家に戻ってきましたよ。
では作業。
ミッション降ろしますので、車をなるべく高く上げます。
ウマ4つがけ。
それとミッションは上側3本、下4本のボルトでとまってます。
上側を外すのにインマニが邪魔なのでインテークパイプ取り外し、
インマニとスロットルもずらしてスペースを作りました。
スペースができたら全部外すのですが、
落ちてきたら怖いので(落ちないから大丈夫って言われたけどさ)1本だけボルトで軽く締めときました。
それとミッション降ろすにはシフトレバーが邪魔。
台座ごと外しておく。
ミッションオイルも抜きます。
2
次はプロペラシャフトを抜くんですが触媒が邪魔。
でも取り外そうにもボルト焼きついてるからとにかく硬い!
まぁ・・なんとか取れましたが、今度はセンサーが取れねえよ><
あ、でも、うまいこと取れた?と思ったらボルト折れました・・orz
折れたボルトはドリルで削っちゃえばいいとしても、
こんな感じだとあと1本もうまく取れないだろう~ということで、
室内でコネクタを外すことに。
3
下でグロメットを外しケーブルをガサガサ動かすとどうやらシートの下辺りを通ってるらしい。
なのでシート取り外し。
トランク開けるレバーも外してカーペット剥がすと・・コネクタがありました。
コネクタを外して下から引き抜き、ようやく触媒が取れました^^
4
取り外された子たち。
相変わらず中古車臭さが消えない原因はシートにもあるので、作業終わるまで紫外線に当てて少しでも雑菌を殺しておきます。
つーか、アルコールがなみなみ入ったでかい風呂があったらそのまま投げ込んでやりたい。そうまでしないとたぶん臭い消えんら。
あとこのシート、1時間座ってると腰痛くなってくるんですよ、ほんとシート替えたい。
5
次はPPFです。
結構重そうなので外すとき手伝ってもらいましたが
まったくたいしたことは無かったww
よくPPFは割れができると聞いたことがあります。
割れを溶接したとかなんとか。
つーか金属の目で見える割れってよっぽどのことで、目では見にくい割れ(欠陥)が発展して目で見えるくらいひどくなったということなので、
目で見える割れだけ直しても。。
磁粉か蛍光で探傷しないと。。
PPF外すとデフが下向いてきちゃうのでジャッキで軽く支えておきます。
それにしてもすごいよね。
ミッションとデフをこのフレームでつないじゃうなんてさ。
こういうこと考えちゃう技術者ってやっぱりすごいよね。
6
先ほどシートのあった場所があまりに汚いんでこれ掃除したほうがいいら、と父。
じゃあお願いw とお願いしてその間に自分はプロペラシャフトにかかります。
プロペラシャフトは同じ位置で固定する必要があるので外す前にマーキング。
上でサイドをひいてもらい、一本外したらシャフトを回転させてまたサイド、それを4回繰り返し。
それと、ボルトは決まった場所でしか外せないようになってましたよ。
ボルトが外れたらシャフトを引き抜きます。
このとき聞かれましたが、ミッション側のオイルシール買うの忘れました^^;
こういうところも駄目になって漏れてくるんだよと。
この作業やるのわかってるんだから買っときゃいいのに、と。
今度買って一人で作業するよ゚(゚´⊃д;*)ウゥゥ
オイルシールないんだから慎重に、というので慎重に抜きます。
7
シャフト抜いたら、スプラインが傷つかないようにウェスを巻いておく。
ミッションのバックライト、スピードセンサーなどのコネクターを外す。
クラッチレリーズは上でホースとステーを外して、下へ降ろします。
そしてスターターも外す。
あ、スターター触るんでもちろんバッテリーは外してあります^^;
ミッション降ろすまでもうちょっとだ。
でもここで休憩w
ミッション降ろすの力使うしってことでしばらく休みました。
8
休憩も終わって仮止めしておいたボルトも外して、ミッションを降ろす準備。
ミッションの真下に小さいイスを入れて、一度その上に降ろすことに決めました。
二人で「せーーの」でミッションをグイグイガコガコ動かすと、
「ガッコン」 とミッションとエンジンに隙間が(´∀`)ウワァ
あともう少し、と二人でひっぱりながらグイグイガコガコ動かします。
でもちっとも外れない><
もう一度、でもだめ。
何度やっても同じ。
なんか引っかかってるんじゃないか?普通引っ張ればぬけるぞ?と。
うん、確かに。昔やったときもすぐ抜けたよね。
もう一度見回しましたがどこにも引っかかってません。
ボルトも全部抜いたし。
また二人でグイグイやってみましたがやはりまったく駄目。
無駄無駄無駄~貧弱貧弱貧弱~な感じです。
ミッションを引っ張ると少し後ろに下がるんですが、なんか感触がスプリングというかバネが効いているような感じなんですよ。
なんだかよく分からないので整備書を見ると、
「ウェッジカラーとレリーズの間にマイナスドライバーを差し込んで切り離してください。」と。
それで外れなかったらクラッチカバーを外してくれと書いてあります。
なんだか分からんので整備書を色々見たんだけど詳しく書いてない。
でもそんなことしなくても普通抜けるんじゃないの?と。
で、もう一度二人でやってみましたが、ほんとまったく駄目。
なんなの!この子は!!なんで抜けないの!!
本来ならこの辺りで山吹色のオーバードライブをミッションに叩き込んでるところですが、とりあえず整備書の指示に従いますww
指示通り、マイナスドライバーでレリーズとウェッジカラーを切り離そうにもまったく離れないので第2の方法、クラッチカバーを外します。
外すといっても横の小さい小窓から工具を入れるのでやりにくいことやりにくいこと。
まぁそれでもフライホイールを少しずつ回転させてボルトを全部抜きました。
で、ミッションを引っ張ると、、なんとあっさり抜けましたよ奥さんw
やっと降りました~。
後半へ続く・・・。
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