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2016年11月26日 イイね!
ヒルクライムフェスティバル in 御岳 のクルマ達先週末に参加してきたヒルクライムフェスティバル in 御岳。走行については前回まででレポート済なので今回は写真に納めた参加車のご紹介です。


A112 Abarth こちらはもうお馴染みのカッコ良さ。


これは初期型ですね。渋目の色もマッチしてカッコイイです。
クラス優勝は当然上のA112かと思いきやなんとこちらの初期型がその上を行っていたようです。素晴らしい!!





マーチスーパーターボ。スパーチャージャーとターボチャージャーの2段掛けは、近年VWが低燃費エンジンとして出すまでは、世界でランチアデルタS4とこのスーパーターボの2車のみでした。実は私、この車の競技向け仕様だったマーチRが大好き。いつか欲しい!!
こちらのクルマはなんとパワステ装着済だそうで。片手でクルクルだそうです。


FIAT X1/9も4台が参戦。ここ最近、かなり人気が盛り上がっているクルマです。モディファイも各車個性的ですね。


そんな中、僕の好みはこちらのグリーンのおクルマ。


X1/9 4台の勝負の結果は? 
なんと一番地味な手前のNo.12の赤のベルトーネが最上位でした。



アルファのトランスアクスル軍団!!
手前の紺のアルフェッタクーペはリザルトが無かったので何かマシントラブル?


おくちゃんさんのアルフェッタ。
この本来、人気の無い地味なセダン(失礼)でここまで速いのがまたカッコイイ。


今回、しるびあしんちゃんさんは積載車で登場。
「仲間のクルマに何かあっても大丈夫なように」なんて・・・素晴らしい。
しかもしるびあしんちゃんさんのお住まいは、三重のAさんのガレージのすぐご近所なのです。もう鬼に金棒です。


イワトビさんのGTS-R!! グループAホモロゲの為の500台限定車です。レース車前提の大型タービンを無理やり搭載している為、ドッカンターボです。その後のR32GT-Rの陰に隠れていますが、この四角いボディーにFRはイイですね。


Kentanaさんの同じくR31スカイライン。こちらはエンジンを2.5Lに換装。やはり大きなボディにはこのくらいの排気量がマッチしそうです。タイムもじりじり上昇中?


ijinさんのファミリアGTA-eとご対面。懐かしいな~。国内ラリーにも4WDの時代をもたらした最初のクルマがファミリア4WDでした。(1600ccターボ+フルタイム4WD)その後、このクルマに冷却アップのFバンパーなどを採用しポテンシャルアップをはかったのがGTA-eです。しかし調度その頃、ギャランVR4、ブルーバードSSS-Rが立て続けにデビュー。残念ながら活躍の場もなく消え去って行くことに・・・。
実は、僕の人生2台目のクルマがこのGTA-eだったのです。またいつか古い写真を引っ張り出してきて紹介させていただきます。


毎回華麗なドリフトを見せてくれるお馴染みマルボロカイエンさんの240RS!!
もともと希少なGr.Bカーですが、特に最近は世界的に価格相場も上がっているようです。240RSの相場もきっとかなり上昇しているはず。しかし、そんなのお構いなしに相変わらずアクセル踏み続けてました!!



AE86もクラシッククラスです。サーキットでは3ドアHBのハチロクがポピュラーですが、ラリー、ダートラでは皆、この2ドアクーペでしたね。そんな訳で今回の2台も2ドアクーペです。日産派の僕としては310サニーで勝負してみたい。ただしオバフェン付きでね!!(笑)


ここはスーパーカーショーの会場ではありません。山の上です。(笑)


なんとランボルギーニカウンタックがヒルクライムの実戦に参戦です。タイムからするとこれはパレードランではなくアクセル踏んでますね。ここは路面も結構荒れておりカウンタックでよく走れるなという感じのコースなんですけどね。ご立派!!


スタートを待つ車列の中、コーナーの先で姿は見えなかったのですがフェラーリが全開でスタートしていく音が響き渡りました。「次がカウンタックだ。」
思わず窓から外に手を伸ばし、スマホに納めたのがこちらのサウンドです。
間近で聞くのとまた違い山間にこだまするこちらのサウンドもイイでしょ?
少々音が小さいのでボリューム大き目でどうぞ。



ちなみに間近で見たい方はこちらの速報映像で。


こちらは、同じクラシッククラスに参戦のMGミジェット。渋いモディファイでまるで第二次世界大戦時代の戦闘機の雰囲気。英国のスポーツカーはパーツに恵まれているのでこんな感じで乗るのにも最適ですね。MGB GTにV8エンジン載せて乗りたいな。ちなみに英国では、How to give your MGB V8 power という書籍が普通に刊行されています。(買いました)英国の自動車趣味の深さ恐るべし。




こちらのグリーンのクルマも英国車。フォード フォーカスRSです。日本には正規輸入されていないので余り知られていませんが5気筒2.5LターボのFF車です。このクルマ速いようですね。総合で10位のタイムです。ちなみにTOP10でランエボ、インプ以外のクルマは4位のエクシージ(NA!!)とこのフォーカスだけです。イタ車イベントの方の参加車の中ではTOPタイムですね。イタ車ではないですが。


この白いフィアット128ははじめて見ました。まだそれ程モディファイはしていないようですがコンディションは良さそう。カッコイイ!!



こんな感じで今回はイタリア車も参戦で大会としても華やかで良かったです。好きなクルマも多かったし。昨年のマキナに参加されていたクルマが今回も沢山来てましたね。今後も続いて行って欲しいです。
あっ、本来タイムで言えばヒルクライムのキングはやはりランエボ、インプなのですが今回1枚も写真が無かった・・・。失礼しました。





ヒルクライムのシーズンは冬の訪れとともに終了。次は来年の春です。しかし、サーキットでのタイムアタックはこれからがシーズン。
ルノー乗りのお仲間から誘っていただき12/10のユーロトレーニングでTC2000を走ることにしました。サーキット復帰が再び因縁のTC2000か~。緊張するな~。それがまた楽しいのだけど・・・。(笑)
Posted at 2016/11/26 22:59:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | ヒルクライム | クルマ
2016年11月23日 イイね!
サンクターボ再び山へ!! ヒルクライムフェスティバル in 御岳 参戦 既に前回報告の通り先週末は僕にとっての今年最大のビックイベント ヒルクライムフェスティバル in 御岳に参戦してきました。昨年の調度同じ時期、場所で開催されたコルサディマッキナに参加して以来実に1年ぶりの実戦です。
 昨年のマッキナ参加後その足で三重のAさんのガレージに入庫。ここ数年のサーキット走行で傷んだ随所をかなり大掛かりにメンテナンス。しかし、年が明けようやく2月末に出庫したのも束の間、3月のTC2000で僅か4周でエンジンブロー。フランスからの部品待ちやらでようやくエジン修理が完了したのが10月。その後、慣らし運転を経て、長年の懸案だった燃料系の不具合がようやく解決したのが調度1週間前。という顛末でなんとか今年最後のビックイベントにギリギリ間に合った次第です。

初日は終日雨・・・・・。タイム計測無しの練習走行2本のみだったのですがおおいに反省することになってしまったのは既報の通りです。



明けた本番当日。天気は晴れ!!





でも前日の雨で路面はところどころウエット状態。1本目の走行はちょっと慎重になり過ぎたかな?(でも前日の反省を踏まえてのことなのでこれで良しとしないと。)
このコースの好きなところはこの最後の登りから最終コーナーに掛けてのパート!!が~と登ってギャラリーのいる最終コーナーをクリアーしてのゴール!!ってなかなかドラマチックでしょ?特に朝の早目の時間帯では朝日を浴びながらの登りが気持ちイイ!!!速いも遅いも関係なく、誰もがヒーローになってしまう瞬間です!!(笑) これがヒルクライムの魅力ですよ!!!
昨年のマキナでは本番の2本はマシントラブルでこの区間はスロー走行だったので今回は全開で登れて喜びもひとしおです。(感涙)
最終コーナーでDJをやってくれていた方が表彰式で「アクセル開けてましたね~。ギャラリーが逃げてましたよ。」と言ってくれていましたが車載でみるとギャラリーの皆さん微動だにしていません(笑)


2本目は日陰の部分にまだ濡れている個所があるもの全体的にかなり乾いてきた状態。1本目から7秒ほどタイムアップしました。走り終わった後は、全力を出し切った感で大満足だったのですがこうやって後から見直してみると結構甘いところが多いですね。昨年のマキナの時の方がそつなく走っていたような・・・。でもヒルクライムは一発勝負が魅力なのでサーキットのように細かなところをちまちま考えるのは止めておきましょう!!今回のイベントの参加者には現役、OBも含めラリードライバーの方が多かったのですが確かに何だかアバウトな方が多かったような気が(笑) あと、ナビがペースノートを読んでくれないと走れないからと敢えてナビ同乗で走っていた現役ラリードライバーが多かったのも面白かったです。なるほどそういうものなのですね。
これまで何度もしくじってきた懸案のゼロ発進ですが、完全にコツを習得しました。でもちょっと滑らせ過ぎかな?発進して20mくらいは滑りっぱなしでハンドル切れない状態です。スタート直後にコーナーがあるコースでは使えないか・・・。
実際、昨年のマキナではスタート直後にコースアウトして小屋を壊してしまったFR車がいたので今回のスタート地点はその小屋の真横からに短縮されていました(笑)






で、こちらが今回のリザルト。今回同時開催だったイタ車中心の1°Gruppo Italiano Di Crono Salitaの車も加え完走車計103台の非公式総合リザルトです。



今回、クラシッククラス優勝(そして2016年シリーズチャンプ)のRS-MIEさんのスカイラインRSターボがなんと総合でも15位に食い込んでいます。来年はクラス変えでお願いします。(笑)
おやおや何かお尻にクラシックでないものが・・・(笑)



クラシッククラス準優勝はSさんのロータスエラン。ヒストリックレースも大好きなのでエランのポテンシャルの高さは知っていますが、速いエランって中身も結構凄いことやっているものです。でもこのエランはSタイヤとLSD以外は(少々ぼろい)普通のエランなんですよね。(笑) なんでもドライバーのSさんはかなりの腕前のラリードライバーだったようで。やはりヒルクライムは腕の差が出ます。



とまあこんな感じでとても楽しいイベントでした。路面コンディションが悪い中、今回、クラッシュは2台でしたか。
ということで今回もまだ書ききれなかったので次回は参加車紹介編でも書こうかと。なにせカウンタックも全開で走ってたし。(61位/103台)



Posted at 2016/11/23 17:41:52 | コメント(9) | トラックバック(0) | ヒルクライム | クルマ
2016年11月21日 イイね!
ヒルクライムフェスティバル in 御岳に参加してきました!今週末はヒルクライムフェスティバル in 御岳に参加してきました。本番走行の日曜日は晴天となり、気持ちよく全開!!で走ることができました。
 成績の方は、クラス3位。お陰様でクルマの方はノントラブル。好調でした。
 今回は2dayイベントということで参加者の方々とコミュニケーションを取れる機会も多く、特にクラシッククラスの皆さんとは色々お話しさせていただけて楽しかったです。
 また、特に初日は生憎の雨(とても寒かった)の中、忙しく動き回っていた運営の皆さんどうもありがとうございました。

ヒルクライム最高!!
そして、サンクターボも最高でした!!!

とこれで終わるのは余りにもったいないので詳細レポートはまた後日。


でも、これだけご報告しておきます。

初日の練習走行は終日フルウエット。ウエットでのサンクターボの怖さは良く知っているのではなからドライブ走行するつもり・・・・だったのですが・・・
1本目ドライブ走行していたところ、どうも低速でのトルクが無いような気が・・・。もう少し踏めば繋がりがよくなり問題なくなるのかな?と思い、踏みたい気持ちがムクムク。あと1本目に30秒後スタートだった後続のエラン(今回の準優勝車)に追いつかれてしまい、もっと踏んどいたほうがいいかな。などと思ってしまったりもして・・・
その結果こんなことに・・・
猛烈に反省しています。もう決してこんなバカな過ちは犯しません。
ここでクラッシュしていたらもう僕のサンクターボ人生は終わっていたかも。
きっと神様は可哀そうなこの僕を見守っていてくれたに違いない(笑)

それでは3速の左コーナーで川にのりアンダーを出して壁に向かいつつ最後はクルリンパだった車載動画をどうぞ。サーキットとは違い、ヒルクライムでのスピンは中々スリリングでした・・・
(走る気なかったのでジーパン、スニカーで走ってます。)

Posted at 2016/11/21 01:14:49 | コメント(8) | トラックバック(0) | ヒルクライム | クルマ
2016年11月13日 イイね!
サンクターボ復活!!  昨日は晴天の中、ルノースポールジャンボリーがFSWで開催されましたね。僕も昨年までの3年間連続して参加していましたが今年は欠席でした。実はFSWに向かうルノー車がちらほら走る早目の朝の東名高速、僕のサンクターボも東名高速を下っていました。しかし向かう先は御殿場ICではなく、遥かその先、三重県です。

  秋タボ後に、燃料調整の為そのまま三重のAさんのガレージに再入庫していたサンクターボでしたが、実は先週の土曜日一旦は横浜の自宅まで引き取ってきていました。しかし、唯一、最大の問題であるA/F値については不安を抱えたままです。いや試乗する限り調子は全く問題無いどころかターボのOH効果やその他もろもろのお蔭でかなりのパワー感なのです。しかしこれまで数度のエンジンブローを経験し、もはやA/F値を無視することはできない・・・。で、翌日の日曜日、自宅周辺の高速道路で全開域でのA/F値を再度確認。やはり高い。プラグの焼け具合もススが全く無い状態。その状態をAさんに連絡したところ、この週末での再度の入庫となった次第。

  で昨日の土曜日、再度三重に向かったのですが(この1か月で3回目の三重詣でです(笑))今回は、Aさんも最終手段を準備。しかも当日作業&調整を完了させる日帰りプランの計画で臨みました。
最初に結果をご報告させていただくと、見事解決!!長年の懸案だったA/F値が全開でも12以下に収まりました。感涙!!!!嬉しいですね。


で、どう解決したか?ですが、結論は凄くシンプル。原因はフューエルデストリビューターの不良だったのです。簡単な話なのですが、ここにたどり着くまでには足掛け2年。今年3月のエンジンブローを経て、先週、昨日の各種の対策トライも含め本当に長い道のりでした。

なぜここまで長引いたのか?
実はフューエルデスビは2年前、“残る原因はこれしか無い”という状況で決断しフランスでOHを実施済でした。(なにせこの部品は既に新品パーツは無く、しかも特殊な精密部品ということでOHも凄く高価なのです。この時も20万円以上掛かりました。)しかし結局それでもA/F値は大きくは改善せず。この時点でもう八方ふさがりで、一方エンジンの方は全く快調だった訳で結局A/F値のことは忘れた振りをしてまた走っていたのです。(5ターボというクルマはもともとA/F値が薄目なのではないかと思ってみたり。周りにA/F計を付けている5ターボも無く比較することもできなかったので)
今回の燃調にあたりAさんもやはりフューエルデスビに行きつきました。そこでAさん手持ちの中古品と交換してみたところ・・・ここまでが先週の状態で前記の通り一旦引き取ったものの結局A/F値は解消しませんでした。

 
 で、今週末はとうとう最終手段。追加インジェクター取り付けの算段となったのです。システムはもともと以前Aさんが使っていたものがあったのでそれをそのまま流用。3、4Hくらいで取り付け完了したでしょうか。そして早速試走。ところがそれでもまだ燃料が足りない??濃くはなっていますがまだ目標の12以下には届かない状態。想定外の結果です。

取り付けてみた追加インジェクターの様子。結局、無用となったのでもう取り外しましたが。


 ここでAさんも再度悩んだ結果もう一度別のフューエルデスビに交換してみることに。(これが出来るほどサンクターボの部品を持っているのは恐らく日本ではここだけだと思います)そして試乗。加速してみるとエンジンが4000rpmになると突然吹けなくなります。追加インジェクターが作動しだすと燃料が濃すぎて回転が上がらないのです。えっ!!という感じで試しに追加インジェクターをオフにしてみると・・・濃いい!!!なんとA/F値が12を超えません!!!こんなの見たのはA/F計を取り付けて以来はじめてです。
 結局、ここまで長引いた最大の原因はOHしたはずのフューエルデスビが実はまだ不具合を抱えたままで治っていなかった為ということになりました。

  
  それはともかく、これまでの相次ぐエンジンブローの根本原因を対策できたことが本当に嬉しいです。これで心置きなく全開で走れそうです。
  現在、エンジンのパワー感は絶好調。ターボの炸裂感が前よりアップしたと思います。またその前に手を入れた足回りの対策も感触はいいです。クルマのコンディションはこのクルマを購入以来最高の状態だと思います。

 
  今現在、2016年の走行は僅かTC2000を4周したのみ。しかしギリギリ間に合いました。(個人的な)今年最大のイベント、ALL JAPAN HILL CLIMB Festival in 御岳に来週参加してきます。(既に台数が100台を超えエントリーが早期締め切りされることになったので本当に滑り込みでした)ドライバーのリハビリも全く無しのぶっつけ本番。昨年の同じ時期に同じ場所で開催されたコルサデマッキナ以来、1年ぶりの走行となります。もちろんそんなに無理はしないつもりです。まずは楽しく、そしてまた良い思い出となりますように!!

Posted at 2016/11/13 23:24:22 | コメント(8) | トラックバック(0) | メンテ&チューン | クルマ
2016年10月29日 イイね!
ランチアラリー ストラダーレランチアラリー037は、魅力的なクルマの多いグループBカーの中でも僕の大好きなクルマの1台ですが、先日のサンクターボツーリングの帰路にてabrse037さんのラリーの助席を信州~東京までの長時間に渡って体験するという貴重な機会がありましたので、今回はそのインプレッションを含めランチアラリーストラダーレについて個人的目線でつらつら書かせていただきます。

  まず、僕とランチアラリーの最初の出会いから。僕にランチアラリーのことを教えてくれたのは、のちにニュースステーションのアシスタントでブレークしたニュースキャスターの小宮悦子さんでした。夕方のニュース情報番組で、当時はまだ無名の局アナだった彼女が所謂スーパーカーを毎日1台紹介するコーナーがありその日のクルマが真っ赤なランチアラリーストラダーレだったのです。1982~83年頃のことだと思います。当時はまだ特にクルマが趣味だった訳でも無く、何の予備知識もなかったのですがあのランチアがストラトスの後継を作ったのだということは理解できたのと(流石にスーパーカーブーム世代だったのでストラトスはよく知っていた)リヤウインドウからエンジンが丸見えのところなど所謂普通のスーパーカーとは全く違う、何というか機能美的なカッコよさを感じたのを覚えています。
  その後程なくして書店で何となく買った自分にとって初めての自動車雑誌(モーターマガジン誌)をきっかけに自動車趣味の道へ突入。1983年のことです。時はまさにグループB幕開けの時、WRCでランチアがメークスチャンピオンを獲得した年でした。
  でその時代を知る人達の間で今でもよく記憶に残っているのが当時ランチアの正規輸入元であったガレージ伊太利屋の雑誌広告です。「ランチアラリー 980万円!!」ほっ欲しい・・・。高校生をもトキメカセル衝撃的な広告でした。こんなスペシャルなクルマが正札をかかげて誰でも買えるなんて。ちなみに当時、正規輸入元であったキャピタル企業でのサンクターボ2の価格は729万円。これと比べても相対的にお買い得だったと思いませんか?ランチアラリー。  

 でabrse037さんのランチアラリーストラダーレですが、フルノーマルのままのクルマが多い日本国内にあって珍しくオーナー自らの手によって独自のモディファイがされています。



リヤスポイラー付き。これは比較的ポピュラーなモディファイで少なくとも海外では新車時からオプション?として存在していた模様。これが無いと様にならないとお考えの方も多いでしょう。(しかし、ノーマルのストラダーレにこれを付けるとリヤ荷重が強すぎてアンダーが強くなるとの外誌の記事も有り。)


リヤホイール変更。実は比較的リーズナブルな価格で流通しているとお聞きしました。


このエアロカバー付きのラリーは中々無いのでは。


リヤエンドはエボ仕様に変更。これはなんとオーナーのお手製!!丸いテールライトは本物のエボもフィアット850の流用だとか。


リヤウインドウはノーマルのガラスからエボ仕様のパースペックス製に変更。


マフラーもエボ仕様に変更。


いかにもスペシャル風なこのタコ足、なんとノーマルです。


スペアタイヤとその収納ボックスが外されているのでスペースフレーム剥き出しのフロントボンネット内。ラジエター横の大きなオイルクーラーはなんとノーマル。


エボと同じエアベンチレーション。なんとこれもオーナーの自作。


普段はインダクションボックスに隠れて外からは見えないエアファンネルも自作。



これまで外からは何度も見せてもらっているラリーでしたが、助手席体験は今回が初めて。まず、乗り込むところからやはり大変。もともと低い車高に加えシートのサイドにロールバーが走っているので小柄の僕でもちょっと骨が折れます。(降りるときはもっと大変。)座席につくと低い着座位置にすっぽりとはまる感じ。(シートがフルバケットに交換されていたこともあって尚更)

コックピットはとてもレーシーで最高にカッコイイ。


前方の視界はこんな感じ。自分のノーズは中央のバルジ以外殆ど見えません。


そして注目のリヤの視界。やはりリヤスポイラーのせいで絶望的です。辛うじて青い空がちらりと見えるのみ。


サイドミラーの眺めはこんな感じ。


天井のエアベントを中から見るとこんな感じ。確かにかなりの風が入ってきます。


今回かなりの渋滞も経験しましたが、エンジンルームから熱気が漏れたりすることもなく室内の温度は全く問題無し。音の侵入も特に酷いことはなく普通に会話できます。以外にもコックピットの環境はノーマルマフラー装着時の僕のサンクターボと大差無しです。乗り心地も突き上げるほどの固さは無く適度な固さ。ただし、路面のギャップでバタンバタンと伝わるショックはサスアームがブッシュを介さないピロボールマウント故の独特のものでした。
今回のルートは高速道路ばかりだったのでエンジンの特性を伺える機会は余りなかったのですが、渋滞のノロノロ走行でもぐずることもなく十分なトルクがある様でこれなら一般道でのツーリングも全く問題無しですね。

で、一番興味深いのは果たしてストラダーレの全開でのポテンシャルは?なのですが流石にこればかりは未知の領域です。国内メディアの試乗記も新旧有りますがほとんどは体験試乗レベルのものです。そんな中、CGの1982年10月号ではまだ輸入直後のディーラー車を吉田匠さんがテストしており谷田部での計測も行っています。
しかし、そのDATAは衝撃的なものでした。0-400m 16.2秒。遅い・・・。
今から30年以上も前のことで、当時国内最速クラスだったスカイラインRSターボでも15.4秒だった時代ではありますがそれにしても・・・・。ちなみに同じくCGの1983年4月号でテストしたサンクターボ2の0-400mは15.3秒でした。
従ってインプレッションの方も安定したシャシーに素晴らしいブレーキ、そして完全にシャシーがパワーを上回っているという評価で、その素晴らしくレーシーな作りには興奮しつつも走りそのものは余り楽しそうではないというのが伝わってきました。


全くの素人発想ですが、ストラダーレのパワー不足の一番のネックはやはりその燃料供給装置にあるのではないでしょうか。このクルマ過給機付きでありながらなんとキャブレターなのです。しかも単なるダウンドラフトのシングルキャブです。


この時代、確かにまだ電子制御インジェクションはそれ程多くは無く、ターボ車で言えば、ポルシェターボ、アウディクワトロ、5ターボはKジェットロ(機械式インジェクション)を、そのまた前のBMW2002ターボは、クーゲルフィッシャーの通称メカポンを使用していました。その他では初期のエスプリターボはキャブレターだったと思いますが。
ちなみに037ラリーのエボはクーゲルフィッシャーを使用しています。(ただしデビュー直後の037ラリーはなんとキャブのままでラリーの実戦に参戦していました。あくまでも勝ちに行く前の試験的な参戦の段階の話ですが。)
なぜにキャブを選択したのか?やはりホモロゲに必要な200台の生産を急ぐ為、そしてできるだけ安く上げる為だったのではないでしょうか。
きっと燃料供給をインジェクションに変更し、過給圧を現状の0.6kから1.0kくらいに上げてやればエンジンパワーは目覚ましく上がるのでしょうね。
しかしabrse037さんに聞くと、残念ながらストラダーレ用のライトチューン用のパーツというのはほとんど存在しないのだとか。あちらのマジでやる気の方は、一気にエボ仕様を作っちゃうのでしょう。(一体いくら掛かるのか想像もできませんが)
  確かに昨今ますます価値の上昇している僅か200台に満たない貴重なクルマですからサンクターボのようにガンガン走るクルマでなくノーマル状態を維持することに価値を置くべきクルマなのだと思います。そんな中、自分好みのモディファイを続けるabrse037さんは素晴らしいです。もうこの際リヤバンパーも外しちゃいましょう!!(笑)

最後にランチアラリーストラダーレの真の姿をとても分かり易く書いてくれているフリーライターの半谷範一氏の体験記をご紹介します。

以下抜粋
・・・実際にラリーのステアリングを握るチャンスがやってきたのは、その数年後の話だった。場所は箱根。相手は殆ど未走行に近い状態の車というのは最高の組み合わせだった。当時の私にとってラリーはアイディアルカーの筆頭であり、まさに気分は最高だった。
 しかし・・・実際に走らせてみた印象は、私がそれまで長い間夢に描いていたものとはまるっきり異なるものだった。正直に書いてしまえば、全然面白いクルマだとは思えなかったのだ。
 ハンドリングには鋭さというものがなく、車両重量に対して決定的にパワーが不足しており、エンジンフィールにもこれといった面白さを感じることができなかった。ストラトスのような敏捷さには到底及ばない。結論はすぐに出た。
「ストラトスの方が100倍面白い。」
中略・・・
 ときはそのさらに数年後、場所は同じ箱根。相手はノーマルで程度の良いラリーだった。しかし、その時の印象もあり、もはや全く期待などしていなかった。撮影でちょっと運転しても、その感覚は変わらず、単に面白くないクルマだと再確認しただけだった。もしそのままだったら、恐らく私は一生ラリーの魅力に気付くことはなかっただろう。
 劇的な変化は、キャリアカーの待つ集合場所へと急ぐ帰路で起こった。先行する手錬の先輩が駆る911に遅れまいとするうちに、知らず知らずのうちにペースは上がり、「ふっ」とその領域に入った。するとどうだろう、それまでのことがまるで嘘のように、素晴らしい挙動を示すようになったではないか。2速でフルパワーを掛けるような状況ではわずかにテールが流れるのが分かるが、決してとっちらかるような状況にはならない。そのままパワーを掛けながら、ゆっくりステアリングを戻してゆけば、コーナーの出口ではステアリングの舵角が見事に中立の位置になる。
 完璧だ。
 私がラリーの魅力に気付くことができなかったのは、そのシャシーのポテンシャルが高過ぎて、私の稚拙な運転技術では楽しめる領域にまで踏み込めなかったことが原因だったわけだ。私はただただそれが見抜けなかった自分を恥じるしかなかった。ストラトスの魅力は誰にでも分かるだろう。しかしラリーは違う。ゆっくりと走っている限り、ラリーの魅力は決して分からない。


  名文ですね。
037の エボ仕様が素晴らしいのはWRCでの素晴らしい活躍とともに皆が知っています。でもストラダーレは?
エボでチュリニ峠を全開で走らせることではなく、ストラダーレでTC2000やはたまたTC1000といった身近なコースを全開で走らせる(勿論往復も自走ですよ)ことを妄想してしまうちょびっとだけ謙虚な自分です。(笑)




  ところで現在、エンジンOH後の燃調の為、再度入庫中の僕のサンクターボですが、やはり高回転域でA/F値が濃くならない・・・。やはりフューエルディストリィビューターが怪しい模様。難航するかも・・・
  エンジンのパワー感的には特に問題なく以前通り絶好調なんですけどね。でもこれまでもそんな状態でエンジン壊してきたので・・・。今回ばかりは慎重に行かざるを得ないです。11月のヒルクライムの出場はピンチです。このまま不発のまま今年が終わってしまうのか??
Posted at 2016/10/30 00:05:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他の車 | クルマ
プロフィール
「@bozian これで本物が2脚揃ったといこですか? でも勿体無くて使えない?」
何シテル?   01/11 12:38
サンクターボが大好きです。 サーキット走ってますが、これがまた想像以上に楽しいクルマです。 どうぞ皆さんよろしくお願いします。
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【動画】ラテンフェスタ2015 最終戦 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/16 21:21:03
近況 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/08/04 23:43:23
クラゴン部屋筑波弐千稽古 スイフトスポーツ動画 
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2015/04/15 22:04:10
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ルノー サンク ルノー サンク
1985年式のターボ2です。 型式8221つまりマキシの為のグループBホモロゲ車です。
ジネッタ G4 ジネッタ G4
1964年のラウンドチューブフレーム車です。エンジンは、ケントの1300cc改。ミッショ ...
トヨタ セリカ セリカGT-TS (トヨタ セリカ)
1984-1986サファリラリーを3連覇したセリカツインカムターボのグループBホモロゲー ...
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