護衛艦　まつゆき　一般公開　2

艦内見学者の列に並ぶため、艦首方向へ歩いていたら、案内役の自衛官さんから想定外の案内を受けたにゃ。
「艦橋見学者はこちらへ、艦橋を見ずに上部甲板から見られる方は後ろの方へお願いします」




今までかなりの数の自衛艦を見て来たけど、これは今までに無かった展開にゃ（＾＾；）

艦首側の列に並んだけど、一向に動く気配が無い・・・・・・・・・・？？？（＾＾；）

最新鋭の護衛艦からすれば旧旧型の古い艦なので、一般公開には不向きな構造なのか？

確かに上部甲板が低い艦体の上にてんこ盛りの構造物を乗せた形状は、あちこちに急な階段を配置し、艦内の移動に不慣れな一般見学者には向いてないのかもしれないにゃ。

でも、艦橋の高さ自体が際立って高い訳でもなく、通路の狭さで行けば　おおすみ　も決して広くは無かったと思うにゃ。
結局、何が原因でそこまで渋滞したのか解らないまま、乗艦するまで1時間以上も待つ事になったにゃ（＾＾；）



DD130 まつゆき

基準排水量：　3050　ｔ
全長　　　　：　130.0　ｍ
全幅　　　　：　13.6　ｍ
軸出力　　：　50000　HP
速力　　　　：　30　Kt

主要武装

主砲　：　76ｍｍ単装速射砲　１門
ASROC：　８連装ランチャー　１基
機関砲：　20ｍｍファランクスＣＩＷＳ　２門
短魚雷：　３連装発射管　２基
対艦ミサイル：　ハープーンＳＳＭ　８基
対空ミサイル：　シースパローＳＡＭ８連装ランチャー１基

旧帝国海軍の陽炎型駆逐艦よりも一回り大きいものの、装備的な立ち位置には近いものが有ると思ったにゃ（＾＾）



動かない列に並んで悶々とし始めた頃、長時間並んだ見学者に対する配慮からか？
日頃の一般公開では作動を見られないアスロックランチャーを動かして見せてくれたにゃ♪

暇つぶしのモバゲーで過熱したスマホでは撮影時間が・・・！！（－－；）
それでも無理やり撮影した動画を繋ぎ合わせてみたにゃ。



やっと乗艦して最初に向かった艦橋

右舷側　艦長席




左舷側　司令官席



艦橋中央羅針儀



艦橋の外に出ると20ｍｍファランクスCIWS

艦の前後に１門づつ装備している艦が多い中、はつゆき型は両舷に１門づつ配しているにゃ。



艦首上部甲板に降りてアスロックランチャー



76ｍｍ単装速射砲



アスロックランチャーが大きくて艦橋が半分隠れてしまうにゃ（＾＾；）



艦中央付近、両舷に配されたハープーンＳＳＭ発射機

つい最近まで最新鋭装備の一つだったはずなのに「もう古い」らしいにゃ（＾＾；）
現在、主力艦を中心に装備換装が進んでいるとか・・・日進月歩にゃ



シースパローＳＡＭ　８連装ランチャー



後部飛行甲板に上がると　SH60J　シーホークが



この機体もいずれ新型機に代わって行くのかと思うと何だか考えされてしまうにゃ・・・



最後は後部飛行甲板にある飛行管制ブース

小さいながらも巡洋艦クラスの護衛艦に匹敵する装備のスゴイ艦だったにゃ（＾＾）♪

ちなみに　まつゆき　の９代目（2000.3.24 - 2001.10.14）艦長、実は現 第49代自衛艦隊司令官　山下 万喜（やました かずき）海将　なんだって！（＾＾）　スゴイにゃ♪