北海道ツーリング2016 - Day1

2月の終わり頃、初めて今年のゴールデンウィークが長く休みが取れそうなことに気付きました。そして同時に、長く休みが取れるなら久しぶりに北海道をツーリングしてみたい、と・・・。

フェリーは2ヶ月前から予約が出来るので、帰りの便が予約出来る3/4まで待ってフェリーを予約。フェリーは東京からだと大洗～苫小牧がメジャーかもしれませんが、仙台～苫小牧にしました。こちらは19:30出発で苫小牧着11:00、帰りも19:00発、仙台着10:00という使いやすいスケジュールなのです。部屋は妻と2人なので特等室で予約しましたが、既に1等室は満室でした・・・。

ところでこの季節に北海道へは行ったことがありません。色々調べるとどうやら東京の3月上旬並みとか場合によっては雪が降るとかいう話で・・・。実はバイクで行くつもりだったのですが、さすがにクルマに変更・・・。フェリーの予約も変更しました。目的らしい目的は無かったのですが、二軒ほど行きたいお店があったのでそれも予約。

さて4/29、出発です。自宅を出たのは4:30am位でしょうか。首都高はそれなりの交通量ですがまだ渋滞は始まっていませんでした。



そのまま東北道へ乗り北上。交通量は多くペースは上げられませんが、途中事故に遭遇したもののまぁまぁ順調に走り、西那須野塩原で降りました。夕方までに仙台へ行けば良いので遠回りです。東北道を降りた時点でまだ7:00am位だったかな・・・。

奥会津～裏磐梯を経由して仙台へ向かうことにしましたが、会津山中で急に睡魔が・・・。仕事が忙しく連日3-4時間しか寝ていなかったからでしょう、道の駅で少し休むつもりが2時間以上ボクスターの中で寝てしまいましたｗ。



起きると10:00amを回っていて、外は雨・・・。

あらためて出発、R352からR401へ入り、さらにR289と合流して只見を目指します。この辺りは景色も良く交通量も少なくお気に入りのコースなのですが、雪深い土地なので舗装が荒れています。問題は、雨が強い今日のような時は轍に雨が深く溜まってアクアプレーニングを起こしやすいことです。轍を外して走るものの、対向車とすれ違う時はどうしても轍に乗ることになるので気を遣います。



そんなこんなで只見を回りさらに北上、裏磐梯を目指します・・・。会津坂下から磐越道に乗り、会津若松へ近づく頃には1:00pmを回っていたので、高速を降りて昼食を取ることに。最近B級グルメというとソースカツ丼が割と多いのですが、会津若松も売り出し中です。その中でも桜肉をソースカツ丼にしたとあるお店へ伺いました。（会津は桜肉で有名）


馬肉は美味しいし全体に悪くは無いけど、ソースカツ丼って大抵味が濃すぎる。駒ヶ根もそうだけどカツをソース浸けしないで適量かければ良いのに・・・。年を取ったせいなんでしょうか・・・


さて、食べ終えてふと時計を見るともう2:00pm・・・。5:00pm過ぎには仙台港に着こうと考えていたので、裏磐梯は諦めて真っ直ぐ向かうことにしました。再び磐越道に乗ると、交通集中により本宮IC～福島西IC間が14kmの渋滞と。まぁ山越えよりは時間的にマシだと判断してそのまま走ると、磐梯熱海IC直前で何と本宮IC～福島ICが事故で通行止の表示・・・。急遽磐梯熱海ICで降りて山越えをすることに・・・。



母成グリーンラインはタイトなコーナーが連続するセクションもあるワインディングなのですが、GWにも関わらず思いのほか空いていたのでかなり気持ち良く走れました。その後R115土湯バイパスで山を下り、福島西ICへ。通行止めはまだ続いており、東北道はGWとは思えないほどガラガラでした・・・。

そんなこんなで仙台港へ到着。

せっかく早く着いたのですが、車高が低いクルマは船内で他のデッキ（フロア）に向かうきついスロープが超えられないので地上に近いデッキにトラックなどと一緒に乗ることになるので、乗船はトラックよりも後の最後の最後で重機などと一緒に乗り込みました・・・。





乗船後、10分程度で出港・・・。早っ

太平洋フェリーの船室はこの一番古い「きたかみ」ですら豪華でして、おかげで快適な船旅・・・になるはずが、この日は974hpaという季節外れの爆弾低気圧が来ていました。



北海道では大雪・吹雪の予報、そして・・・海上は波浪注意報が出され時化の予報でした。外洋に出るとうねりは大きく、何しろ掴まらずに歩くことが難しいほどで、大風呂も閉鎖。こんなに揺れたことはないって位、揺れました。座っていても縦Gに加えダイアゴナルロールに対して身体を支えないといけないので疲れます。結局寝てるしかない。（笑）

そんなわけで浅い眠りにつきました・・・。


で、朝になってもこんな海・・・



続く・・・