もうすぐネッツに勤める友人のスペイドが納車されるので、スペイド用に多機能ユニットを組まなきゃなんない。
その予行演習として、前回ルームランプを作ってやったネッツの新人メカくんを人柱に、彼の20系ウィッシュを使って組んでみる事になった。
基本的にはウチのシエンタに載せたモノのうち、ユニット1とユニット3から機能部分を集めてきて1つに統合するだけなんだが。
結果的に載せる事となったのは、
・車速感応ドアロック制御
・自動ミラー格納/展開制御
・フット/カーテシランプ制御
・インサイドドアハンドル照明
の4つになった。
とは言え、これだけで40ピンPICマイコンが持ってる33の入出力のうち32まで使い切ったんだから限界だ(ただし先の拡張を想定して幾つかは未使用の入力用端子にしているが)
ただ、これだけでは基板設計すらコピペの領域から出ないから面白くない。
何か実験的な事が出来ないかと考えて、新たに2つ試してみる事にした。
1つはフットランプの多色化。
これは仕様に関して彼に最初に問うた際に提案された事だったのだが、面白いから採用。
今までのLEDユニットはカーテシランプが白、フットランプはオーナーの好みで青や緑・アンバーなんかを単色で使ってきた。
そこで今回は青と緑の両方を載せてコントロールする計画になった。
(ウチではドアを開けると点灯する方をカーテシランプ、エンジン稼働中に点灯し車速で減光制御する方をフットランプと呼んでいる)
もう1つはフットランプ多色化により、配線数とその分岐が複雑化する事に備えて、別体でジャンクション基板を作ってみる事にした。
カーテシランプの電源線と制御線、フットランプの各色電源線に共有制御線、少なくとも1LEDユニット当たり5本になる。
多機能ユニットから出たLED関連の配線には、全LEDユニットに分岐させるものもあれば、前席だけ・後席だけ・各LEDユニット専用の配線もあるので、これらをギボシで分岐させたりしていると見映えもグチャグチャになるし、接続時に混乱してしまう。
それら分岐をジャンクション基板上で行ってしまい、ピンコネクタによる接続でスッキリさせる計画だ。
回路図に関しては過去の製作物から引っ張ってきて合体、基板パターンもサクサク済ませて基板は完成。
ここから新しい取り組みに勤しんでいく事になる。
ドキドキとワクワクなのである。
Posted at 2012/07/21 17:54:09 | |
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