TNP向上において、理屈の理解と運転技術の習得はハードルが高いし、後ろのプレッシャーからのストレスもあり、一朝一夕にいくものではありません。
燃費向上グッズと言われるものは数あれど、オイル、添加剤、点火プラグなど、○○%燃費アップと具体的に書かれているものですら、どれも気分的なものばかりと考えています。
それらについて、数多くの低燃費レポートが報告されていますが、外気温などの環境変化、TNP運転技術の意識外での上達などで、つい勘違いしがちです。実際にそれらグッズの効果が仮にあったとしても、それは誤差範囲に収まる程度なのだと思っています。
「そこまで断言していいのか?」との批判はごもっともなのですが、プリウス20型で通勤燃費を数年間にわたってデータ取りしてきた経験により、自分としてはそう考えるようになりました。
ところがです…低燃費向上に確実に大きな効果を示すグッズが一つあります。
「低燃費タイヤ」
ハイブリッド車に乗っていると「ガソリン節約をしたいがためのエコ意識」とは別に「ゲームとしての低燃費達成欲の意識」が出てきます。
後者がより強くなってきた方であれば、予算が許すならば迷わずタイヤ交換をおススメします。
「まだ使えるタイヤを捨てて、高価なエコタイヤに履き替えるなんてエコじゃない」とか「エコタイヤに投資しても浮いたガソリン代では回収できない」という批判は、低燃費ゲームを志向する者にとっては的外れです。だってタイヤ交換は「趣味の道具のグレードアップ」なんですから(^^ゞ
そもそも、転がらないタイヤで後ろのプレッシャーに耐えながらのエコ運転って、ストレスがたまるだけですよね?
転がるタイヤで即燃費アップ、そして後続のプレッシャーが弱くなった分だけ気分良く低燃費運転できるのであれば、投資した価値は十分あったと感じる方は多いのではないでしょうか。
今のところの少ない情報をまとめてみました。
1)横浜 dB E70(新車装着)では、転がり度は 17インチ >> 16インチ
(私の試乗感)
2)ブリヂストンの EP100(AAグレード)に履き替えた16インチ >> 横浜 dB E70 の16インチ
(マイCTにて経験。低燃費向上率は7~10%)
3)ブリヂストンの EP100(AAグレード)に履き替えた16インチ > 横浜 dB E70 の17インチ
(1と2の経験からの想像。差はそれほど大きくないかも)
4)横浜の BluEarth-1 AAAスペックに履き替えた17インチ >> 横浜 dB E70 の17インチ
(yuipapaさんとりんご312さんの証言。低燃費向上率は10~15%?)
新車装着タイヤは横浜 dB E70 とブリヂストンの TRUNZAの2種類ですが、同サイズでの両者の比較はしたことがありません。
なお、タイヤの空気圧はかなり高めに設定すると転がりが良くなり低燃費となります(270~300kPa程度)。
(注)
上記は私の独断的記述かもしれません。
タイヤ選定、空気圧設定等、自己責任においてご判断いただけると幸いです m(__)m
特に空気圧設定は、運転スタイル、走行環境に合わせて判断してください。
私は、300kPaに設定していますが、自分の運転スタイルではそれが危険だと思ったことはないです)。
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No.22 CT200h TNP基礎講座 「朝イチの3kmが勝負」
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Posted at
2011/10/26 12:50:09