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泥湯温泉には4軒の宿があったそうだ。平成15年の頃には既に3軒となっていたそうだ。現在は奥山旅館と小椋旅館の2軒だけ。
奥山旅館は2016年に火事で全焼し、2019年に高級宿として復活オープンし通年営業形態。小椋旅館は宿泊を休止しており、日帰り入浴のみ。但し4月～11月の期間営業形態となっている。





2005年に硫化水素ガス中毒による死亡事故が発生したため、泥湯温泉地帯には立ち入り禁止区域が設定されいます。特に注意が必要なのは積雪期。雪の下に硫化水素ガスがたまっている雪洞が形成されている可能性があるので雪の上には上がっちゃダメ。ゼッタイ。


硫化水素ガスは無色透明。ゆで卵の腐ったような臭いがしますが、その臭いを感じるならヨシ。
ガスの濃度が高くなると臭いを感じないという。「臭いがしないな…」と思ったら鼻が詰まってるか "死" を疑え。でも疑う暇も与えないと思うの。そのガスを吸い込むと瞬間的に意識が無くなるのですから…　そしてそのまま放置すれば死に至ります…


道の傍らから硫化水素ガスが噴出するのが見えますが、その場所でさえも自動車でも停車しないよう注意喚起が促されていました。
㌧でもない場所に来てしまったのか…
行程を決めたくせに、ちょいブルった…　と、とりあえずあの子には黙っておこう。
（ひでぇな…）










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　_nina_さん、いつかガスマスク必携の温泉に行こうよ！
＼



黙っておく意味なかったー（笑）

















小椋旅館は明治時代から続いており、現在で4代目とのこと。女将の名は小椋一七子。料金を払った時に「あら、早い（時間に来た）ね～」って言ったあのお婆ちゃんがそうだったのかしら。ちなみに8時から入れます。



ガラス窓から覗かれていました（笑）　※NOT心霊写真





館内に入ろうとしたら「こっちじゃなくって、あっちだよ」と。





小椋旅館は道路を隔てた2つの建物からなっています。
料金を支払った母屋と道を挟んだ向かい側に温泉があります。湯治場的な雰囲気を醸す趣きのある味わい深い佇まい。















ガラ…（戸を開く音）

















独泉☆

6～8人は入れるくらいでしょうか。総板張りで湯治湯らしい佇まい。
湯は灰白色濁りで、硫黄臭、タマゴ味、微酸味、金気味を感じる湯。やや熱めの適温かと思いきや、意外にも手前が適温で奥がぬるめの適温でした。

















こ、これは…
（非力なゆえプルプルしてピントずれた）

















完全に一致。
（一度も観たことないけどな）










重い…





折角なので揉んでみた。奥の方がぬる湯ので全くの無意味である（笑）







では手前の方を揉んでみよう。










わわ。





わわわわわ。












小椋旅館は男女別の檜作りの内湯がそれぞれに一つずつ、というより広い浴槽を仕切り板で男女別に分けたような造りです。なので湯面下で浴槽が繋がっていました。


壁には何か書かれていました。うん…　そうね、書きたくなるのかもしれないね（笑）












攪拌しても、それでも細かい粒子の泥が底に溜まっていました。

















肌触りサラサラ。粉のように細かい湯花の微粒子が光に照らされてキラキラと輝いています。湯上りは保湿されたかのようなシットリ感が残ります。





浴室の奥には囲いがされた小さな部屋があり、打たせ湯が一本ありました。
湯が出てない…
作動させたいけど湯を出すシステムが不明でした。



















※NOT心霊写真（と思いたい…）