たまにはエスプリのカタログの話。
学生の頃、クルマのカタログを集めてた時期があって。
当時、一番欲しかったのが憧れのLOTUS!
でも、近くにディーラーはおろか取扱い店さえも無く・・
今みたいにネットもオークションも無かった時代だから、
カタログなんて幻のお宝みたいなモノでした。
エスプリのカタログを初めて手に入れのは
忘れもしない、モーターショーの会場で配られてたフライヤーでした。
その後は、エスプリを購入した時に
当時のディーラー、アトランテック商事さんで頂いてから、
少しづつカタログが増えていった感じです。
エスプリS1。(A4仕上げ・1枚)
エスプリ購入時に当時のディーラー、アトランテック商事さんで頂いた、
カタログと言うより大判ブロマイドのような物1975年のエスプリ。
発売時からよく使われた赤いS1の写真。
エスプリS1。(146×280mm・3折・6ページ・英語)
こちらも購入時に頂いたS1のセールスカタログ。
白いボディーにタータンチェックの内装がエレガント!
初期のS1の本国仕様は写真のように助手席側がミラーレス。
エスプリS2。(130×210・5折・10ページ)
モーターショー会場で手に入れたフライヤー。多分、S2が発売されて間もない頃のもの。
エリートやエクラと共に裏面にスペックが載っている。
エスプリS3。(A4仕上げ・2折・4ページ・英語)
こちらも購入時に頂いたS3のカタログ。写真は1984年以前のモデルですね。
エスプリS3/ターボエスプリ。(A4仕上げ・3折・6ページ・英語)
上と同じ頃の本国版カタログ。ラミネート加工が施されたしっかりした造り。
黄色いS3を開くと、サイドビューが迫力の赤いターボエスプリが登場。
エスプリS3。(A4仕上げ・2折・4ページ)
1985〜1986年モデルのカタログ。
GM傘下となり、エンブレムがだ円形の新デザインに変わった頃のものです。
エスプリHC/エスプリターボHC。(292×440mm・4折・8ページ)
1987年の東京モーターショーで頂いたフライヤー。共にジウジボディの最終形です。
LOTUS CARS エスプリ/エクセル(A4・22ページ・英語)
LOTUS創立40周年を記念して作成されたLOTUS CARSのカタログ。
ニューシェイプへと生まれ変わったエスプリとエクセルが載っています。
エスプリSE。(257×325mm・8ページ)
こちらもディーラーで頂いたカタログ。この頃のエスプリはノーマルウイング(Type.Ⅰ)と
ハイウイング(Type.Ⅱ)が選択できたんですね。
アトランテック商事さんが初めて日本で独自に製作したLOTUSのカタログだと聞きました。
エスプリS4/Sport300。(257×325mm・8ページ)
同じく、アトラン製作のエスプリS4と限定車のSport300のカタログ。
Sport300のはアメリカのIMSAシリーズで活躍したX180レーサーをベースに65台がラインオフ。
エスプリV8。(210×210mm・14ページ・英語)
エスプリ設計当初から計画されていたV8エンジンがようやくここに実を結ぶ。
エスプリGT3。(210×210mm・12ページ・英語)
エスプリV8の登場で、それまで生産されてきた4気筒+ターボエンジンは2ℓにサイズダウンされエスプリGT3に。
エスプリV8-SE。(A4仕上げ・1枚)
V8には豪華なSEとレーシーなGTの2モデルがありました。こちらは豪華版SEのカタログ。
日本へのインポーターはLOTUS CARS(ケイアンドエム)。
エスプリV8-SE。(A4仕上げ・1枚)
この頃のエスプリの車重は1,380kg、車両本体価格は¥11,800,000。
エスプリは、1976年のS1から、2004年のV8アニバーサリーまで、
28年間に1万台以上が生産された長寿モデルだけに、カタログも多数あるものと思われます。
また、販売された国により言語違いのカタログ等もあり、バリエーションも豊富です。
特に力を入れて収集してた訳じゃないので、
僕の持ってるカタログなんてほんの一部なのですが・・・
久しぶりにこうして見返してみると、
ページをめくる度に当時の思い入れみたいなのが甦ってきて、
何だか少し熱いものがこみ上げてくるのを感じました。
今のデジタルカタログは、手軽に手に入るし、凄いし、めっちゃキレイだけど・・・
こんな気持ちになることはないよなぁ〜。