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クルマレビュー - ヴェルファイア
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DAIHATU HAIZET
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トヨタ / ヴェルファイア
Z プレミア(AT_2.4_ガソリン) (2026年) -
- レビュー日:2026年8月9日
- 乗車人数:4人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 5
- デザイン:5
- 走行性能:4
- 乗り心地:4
- 積載性:4
- 燃費:1
- 価格:3
- 満足している点
- 26年6月~改良型です。エンジンの静粛性が高くなりました。
- 総評
- 良い車です。
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Kentacos926
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トヨタ / ヴェルファイア
Z プレミア_E-Four(CVT_2.5_ハイブリッド) (2026年) -
- レビュー日:2026年8月9日
- 乗車人数:4人
- 使用目的:通勤通学
おすすめ度: 5
- デザイン:5
- 走行性能:4
- 乗り心地:4
- 積載性:3
- 燃費:5
- 価格:3
- 満足している点
- 先代よりも洗練された大人っぽいデザインと、漆黒メッキやフロントサイドの抉り込みによるスポーティさ。特にHEV+E-Fourの走りは、2.2tを超える車体とは思えないほど滑らかで、発進時もモーターの力でスッと前に出る。背の高いミニバンながらロールも少なく、フラットに走る感覚も魅力。3列目まで十分な居住性があり、家族での移動も快適。2.2tを超える車重とE-Fourでありながら、短距離の通勤でも14~15km/L程度の燃費を実現する点も優秀。サンセットブラウンの内装も明るく高級感があり、毎日乗るたびに選んで良かったと感じる。
- 不満な点
- 乗り出し約770万円という価格はやはり高額。これだけの価格であれば、内装の細かな質感にはもう少し頑張ってほしい。特に外装ではフォグ周辺の未塗装樹脂や、内装のウインドウスイッチ周りやオーバーヘッドコンソールのプラスチック剥き出しは残念。3列目シートの快適性が高い反面、シート自体がかなり嵩張るため、3列目を使用すると荷室容量が思ったほど確保できない。7人乗車で旅行の荷物まで積む場合は工夫が必要。ECOモードでは十分に走れるものの、ノーマルモードと比べると走りの気持ちよさが薄い。EV走行時が非常に静かなぶん、エンジンが始動した際の音が相対的に目立つ点も気になる。
- 総評
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正直に言えば、自称「車好き」として、ミニバンを認めたくない気持ちはあった。
もともとはスバリストで、23歳のときに当時新型だったWRX STI(VAB)を購入。ターボ4WDと6速MTを楽しみながら、大切に乗ってきた。
しかし結婚し、2人の子供が生まれ、自宅を構え、転職して車通勤になった。そう考えると、マニュアルのスポーツカーを卒業してミニバンへ移行するのは、ある意味で必然だったのかもしれない。
それでも新型アルファード/ヴェルファイアを初めて見たときは驚いた。先代は個人的にゴテゴテしすぎている印象があり、ネット上の評判も含めて「自分が乗るのは少し恥ずかしい車」とすら思っていた。
ところが新型は違った。
特にヴェルファイアは先代から大きく方向性を変え、大人びた上質感がある。大型グリルは威圧感があるものの、過剰な装飾感は抑えられており、漆黒メッキも非常に好みだ。
フロントサイドを大きく抉り込んだ造形もアルファードとの差別化が明確で、スポーティな印象を与えている。
ボディカラーはプレシャスメタル。白や黒のような分かりやすさはないが、渋く落ち着いた大人の雰囲気があり、この車には正解だった。自宅のグレーと黒を基調とした外構との相性も良い。
一方、フォグランプ周辺の未塗装樹脂は少し残念。800万円近い車だけに、細部の質感にはもう一段期待したい。
WRX STIからヴェルファイアへ。走りは「諦める」のではなく「変わる」
VABは本当にスポーツカーだった。ターボ4WDの楽しさは格別だった一方、低速トルクが薄く、普段あまり踏み込まない自分には信号スタートで少し出遅れる感覚があった。また、6速で100km/h巡航すると約2600rpm回るため、ロードノイズも相まって高速道路ではかなり賑やかだった。
その後のアルファード40 Zガソリンは、乗り心地という意味では最高だった。ただし、2tを超える車体に2.5L NAエンジンでは、発進や合流時に力不足を感じた。一方、高速巡航は優秀で、100km/hで約1500rpmというCVTには感心させられた。
そして現在のヴェルファイア Z Premier E-Four。
アルファードの出だしの遅さを解消したくて、雪国でもないのに20万円以上をかけてE-Fourを選択した。結果として、これは正解だった。
FFのHEVと直接比較したわけではないが、発進時にリアにも駆動力が入るため、フロントが浮き上がるような感覚がなく、車体全体がフラットな姿勢のままスッと前に出る。
やはりモーターのトルクは強い。
まだ納車から1週間、走行距離も約100kmで、高速道路も全開加速も未経験。それでも地方幹線道路を流す程度ならアクセルは半分以下で十分だと感じる。
特に驚いたのがノーマルモードだ。納車直後はECOモードで走っていたため「こんなものか」と思っていたが、ノーマルに切り替えると印象が豹変した。「これがモーターアシストか」と思うほど、スッと力強く前に出る。
エネルギーフローを見ていると、ECOとノーマルでは明らかに制御が異なるように感じる。ECOでも十分に流れには乗れるが、気持ちよく走れるのはノーマルだ。
エンジンが唸る場面はあるものの、ガソリン車から乗り換えた自分には許容範囲。速度が乗ればロードノイズのほうが大きくなり、街中の巡航ではエンジン音もほとんど気にならない。
2.2tを超える大きな車体がフラットに走っていく感覚は、とても気持ちいい。
「止まらない」と感じたのは最初だけ
乗り換え直後は車体の重さから「止まらない」というのが第一印象だった。しかし回生ブレーキが四輪に作用することもあり、現在は安心感が高い。
回生から物理ブレーキへの切り替わりにも違和感はなく、ペダルワークにこだわる自分でも自然に停止できる。
コーナリングも、背の高いミニバンとしてはロールが少なく、ふわふわした感じもない。普通のセダンと言われても納得できるほどだ。
ステアリングはかなり軽い。納車前に父から借りていたホンダ・オデッセイe:HEVと比べても明確に軽いが、スカスカで安っぽいわけではない。
もちろんVABのような「操る楽しさ」はない。しかしヴェルファイアには、街中を優雅にクルージングする別の楽しさがある。
ボディは大きいが、パノラミックビューのおかげで幅寄せや狭い道での対向も不安は少ない。ただしセンサーはかなり安全側で、自宅駐車でも頻繁に警告音が鳴る一方、ポールなどに反応しないこともあるため過信は禁物だ。
乗り心地と居住性
乗り心地については、まだ地方幹線道路を通勤で走っている程度なのでアルファードとの差を明確には語れない。ただ、ヴェルファイアのほうが少し硬い印象はある。スポーツ寄りのセッティングだが、乗り心地が悪くなったとは感じない。むしろフラット感があり、今のところ好印象だ。
積載性は、家族4人で使う分には十分。ただし3列目を跳ね上げても、シート自体がかなり嵩張るため、思ったほど荷室は広くない。
ロードバイクと家族の荷物を同時に積む場合は工夫が必要で、3列目を展開して大人7人で旅行するとなると、荷物の積載はかなり厳しい。
一方、人を乗せる能力は非常に優秀だ。
アルファードでは大人4人、子供2人で片道300kmを超える旅行をしたが、3列目でも十分に快適だった。リアガラスに近いため走行音は入るものの、狭くて我慢するという感じはない。
全席で空調が快適に使え、USB端子も備わっている。大量の荷物を運ぶ車というより、大人数を快適に移動させる車だと感じる。
2.2t超で14~15km/L。HEVの恩恵は大きい
納車1週間、約100km時点ではあるが、通勤時の燃費はアルファード40 Zガソリンが実測約7km/Lだったのに対し、ヴェルファイアHEV E-Fourはメーター表示で14~15km/L程度。
片道7.5km、約20分、平均速度20km/h程度という短距離・低速の通勤で、真夏にエアコンをオート使用しての数値だ。
2.2tを超える車体でこの燃費はかなり優秀だと思う。
ガソリンタンクも小さくなっているため、給油回数そのものは大きく変わらないと思うが、これまでハイオクかつ燃費一桁の車に乗ってきた自分としては十分満足している。
ハイブリッド分の価格差やリセールを考えれば、経済性だけでHEVを選ぶべきかという議論はある。しかし自分にとっては、モーターの加速感や滑らかさまで含めてHEVのほうが圧倒的に快適だ。
770万円という価格
乗り出し約770万円は、自分にとってかなり高額だ。身の丈に合っているかと言われれば、決してそうではない。
ただ、これまでの車のリセールも良く、現金一括で購入できた。日々の通勤や子供たちとの外出の気分を大きく変えてくれることを考えれば、満足度の高い出費だったと思っている。
内装色はサンセットブラウン。リセール面では不利と言われるが、個人的には非常に気に入っている。
これまで黒内装ばかりだったため、明るいブラウンは高級感と開放感があり、毎日乗る車だからこそ選んで良かったと感じる。
もちろん、800万円近い価格を考えれば内装の樹脂パーツなど気になる部分もある。昨今の物価高やトヨタブランドによる高額感も否定できない。
それでも、リセールは落ち着いてきたとはいえ、他のミニバンと比べれば依然として高い。資産価値まで含めれば、この車を購入したことは良い判断だったと思っている。
結論――「ミニバンなんて」と思っていた自分が90点を付ける
今でも、ミニバンに乗りながら「車好き」と名乗ることには少し憚られる気持ちがある。
VABのようなスポーツカーとは、所有する意味も走らせる楽しさも全く違う。
しかし、実際にヴェルファイアに乗ってみると、思っていたほど悪くない。むしろ街乗りでは何の不自由もなく、非常に快適な移動空間を作ってくれる。
車はそもそも移動手段でもある。
家族が増え、生活環境が変わった今の自分にとって、VABよりヴェルファイアのほうが合理的なのは当然だ。それでも「仕方なく乗る車」ではない。
E-Fourによる安定した発進、HEVの滑らかなモーターアシスト、ミニバンとは思えないフラットな走り、そして家族全員が快適に過ごせる空間。
スポーツカーとは違うが、街中をゆったりとクルージングする楽しさがある。
もちろん、価格の高さや内装の質感、3列目使用時の荷室容量など、批判すべき点もある。
それでも、今の生活環境においてこの車を選んだことは正解だった。
「ミニバンなんて」と思っている人には、一度乗ってみてほしい。
きっと、想像していたより悪くない。
いや、むしろ――かなり良い車だと思う。
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