ターボは日常ではあまり効果なく。 - ムーヴカスタム

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ターボは日常ではあまり効果なく。

yuu＊
ダイハツ / ムーヴカスタム
カスタムＲ (2006年)
- レビュー日：2016年5月14日
- 乗車人数：３人
- 使用目的：買い物

おすすめ度： 3

デザイン：無
走行性能：無
乗り心地：無
積載性：無
燃費：無
価格：無

満足している点: 2016年2月末からこちらのダイハツムーヴカスタムRターボ2007年式175Sに乗りかえました。
見た目の程度、エンジン振動の無さはピカイチです。
丸っこいのでカワイイですね。
ムーブカスタムとしては１７５Sは１、２番のカッコよさです。現行型のイカツイ醜いのと違い、ずっとより良く見えます。軽でも珍しい小さなヘッドライトのおかげで小さい安っぽさが薄れています。
先代型の大きい４つ目の存在感は薄らいでいますが個人的には１７５Sの方が好きです。
早々に行われたマイナーチェンジ後はライトまわりが大きく見えるデザインに変わっています。

背が高いのでコーナーでどれだけふらつくか心配でしたが、予想ほでではありません。
近所は４ｍ以下の狭い道路ばかりなので、今まで所有の３ナンバーだと嫁では運転する技能が無く運転できませんでした。これでやっと嫁が運転できるようになり、クルマを持つ事が生きてきました。

会社の営業車が業務用３ドアのミラの為、大抵の事は想定内でしたが、クオリティは段違いでした。ミラにあった変な微振動は無く、高速時の騒音もかなり減ります。ターボの威力で大人３人分の重量でも何気なく１２０ｋｍで走れます。
うちのクルマはRSと同じ１６インチに変えてますのでルックスはいいです。
不満な点: 重いので走りはターボが付いても出足はもたつきます。ターボラグが激しく、通常のゼロ発信加速ではターボの意味はまったくなく、無駄にターボの音が虚しく響き、その分燃費が悪くなっていく気がします。営業用のCVTのミラと加速は変わりません。ただし近所は坂が多く、実トルクが必要なので仕方ないです。NAの軽では４人乗車で登れないので。

リアのテールレンズはボルボのエステートをすべての国産ワゴン、ミニバンがマネしたのでこちらも例に漏れず同じです。（ワゴンRのみが頑固にマネしていない。この辺はエラい）
ムーブの場合はこのデザインは現行まで受け継がれているので、批判はできませんが、１７５タイプの場合はより幅が狭く感じられてしまい、一昔前の５５０ｃｃサイズに見えてしまいます。でも軽の中ではカッコはいい方
です。カスタムで無いタイプよりは比べ物のならない位良いので、贅沢な意見かも。
センターメーターはデザイン性も良いのですが、オンダッシュのカーナビ等の置ける場所が無くなってしまい苦労しています。左はエアバックで取り付けできず、真ん中はメーターの邪魔。右はハンドルに隠れ、メーター上は運転視界に完全に邪魔します。
運転歴が長いドライバーなら多少は我慢できますが、初心者の場合気が取られたり視界に支障が出るのでとにかく困ります。カーナビは基本２DINのインダッシュしか無理と思ってください。
トールタイプなので思ったよりコーナーで粘りましたが、やはり急激なハンドル操作はできません。
その分、足回りは硬いので女性には不満かも。
あとで気づいたのですが、ルーフアンテナが無いので、なぜ？から始まり、調べていくと驚愕の事実が・・・
RとRSではクルマの装備に雲泥の差が！
RSは低燃費で素人にも扱い易いCVTです。燃費だけでも大損したような。多分リッター１ｋｍは違います。おかげで燃費は９～１０ｋｍが限界みたいです。
あとRSはスマートキーだったり、室内イルミネーションとかOPでオートクルーズコントロールまであったり。ベンチレーテッドディスク。ホイールもRは１４インチなので背の高いボディには貧弱。
ステアリングに至っては営業所のミラとまったく同じ形のウレタンでした。RSは単体でも５万円くらいのMOMO製です！中古車価格では差が少なく気付きませんが雲泥の差です。
選ぶ際には数万円金額が上がってもケチらずRSを選んでください。買ってから後悔します。
６４馬力のターボですが、１４０ｋｍの自主規制リミッターがある限り、実質５５馬力くらいしか使えません。１８０ｋｍで３００ナン馬力というのとレベルが違うので軽メーカーはユーザーを馬鹿にしています！２００万以上出費して購入したS660が安物の250ｃｃバイクやトヨタパッソあたりに抜かれるのではふざけ過ぎです！
あと、やはり軽なので劣化が激しいです。
特にターボ車は高走行だと持たないらしく、うちのもオイル漏れが始まりました。
修理代も馬鹿にならないので売却しました。

あと、今になり思う不満ですが、
当初、ライバル車のワゴンRが直線箱型なのと対照的に、こちらは丸くてスタイリッシュに感じて気に入ってたのですが、背の高いデザインに丸い屋根だと、タイヤが小さく、短足に見えて、どうにもカッコ悪く感じてしまい、不満が出ました。１６インチで大きめのタイヤにもかかわらずです。
なぜか、ひとつ旧型の１５０系ムーウの方が側面は良く見えるようになりました。
その後、ムーブはモデルチェンジで丸みは抑えられたデザインに変わって、今では直線的なデザインに。からすると、背の高いクルマに丸みのあるデザインだと、より車高が無駄に高く見えて不似合いだったのだな、という感が強まりました。
総評: エンジン振動の無さはピカイチです。
丸っこいのでカワイイです。
ムーブカスタムとしては１、２番のカッコよさです。現行型のイカツイのと違い、こちらの方が良く見えます。
ターボラグが予想していたより激しく、車体が重いので、走りはターボが付いても出足はもたつきます。Rは４速オートマチックのせいか、初速発信はまったくターボの恩恵はまったくありません。断言します。
ひとつ上グレードのCVT車を選ぶべきです。
高速や急坂で使用するユーザー以外は現行同様のNAのCVTで十分かもしれません。

あとで気づいたのですが、RとRSでは装備に雲泥の差が！
うちのRは４AT、RSは低燃費で素人に扱い易いCVT。あとスマートキーだったり、室内イルミネーションとかOPでオートクルーズコントロールまであったり。ベンチレーテッドディスクも無いステアリングに至っては営業所のミラとまったく同じ形のウレタンでした。片やMOMOです！中古車価格では差が少なく気付きませんが雲泥の差です。
クルマのインフラとしては10年位の差となってしまうので、数万円をケチらずに、購入する際はRSを選んでください。
Rのビンボくさいアンテナとステアリングがちょっと。

また、軽自動車全体の問題ですが、
140ｋｍ/ｈで燃料カットリミッターが作動するので６４馬力は全然使い切れず、実質５５PSくらいなので、加速以外はターボの意味はまったくありません！
最高速なら会社のミラバンの３速オートマでも１４０ｋｍは振り切るので却って遅いという事になります。
これでは６４馬力の自主規制自体絵に描いた餅です！
ユーザーに対して真面目に取り組むなら、１４０ｋｍの自主規制がある限りは６０馬力くらいに抑えて、低中圧型ターボのセッティングで出足とレスポンス重視のセッティングにして欲しいと思う。５馬力以上は金をドブに捨てた気分に成りました。
ただし、このクルマ、高速で横風を受けると怖くて１２０ｋｍだすのが精一杯です！（矛盾してるかな？）

走行性能: 無評価; 背が高いのだが懸念したほどロールはしない。ターボラグが予想以上に激しく、ゼロ発信加速の際にはほとんど役にたっていない。現行ミラの自然吸気３バルブCVT車の方が加速が良く感じられる。Rは４速トルコンなので、ガシャガシャ変速する分余計に不利かもしれない。しかし、高速ではターボの効果は多大で、普通車並みの加速とスピードで走ることができる。ハンドリングは素直で問題なし。ただし、１４０ｋｍ/ｈでリミッターカットされるので、実質55馬力しか使えず、トルクが増えただけ、燃費はノーマルよりリッター３キロ以上悪いと思ってください。
あとでわかりましたが予想通り、高速での横風に弱い。（タント、WAKEやN-BOXほどでは無いとは思うが・・・）
風が無ければ軽くリミッターへ達しますが、風のある日は走行時かなり注意が必要です。
乗り心地: 無評価; 硬い。タイヤホイールがRSと同様なので、余計に硬いかもしれない。変な微振動とかはまったく無いので、このあたりは同時期の業務用のミラとは大違いです。騒音も特に感じられず、軽だからダメというのは想定以上に少ない。あえていうなら電動ファンの音がかなりうるさいが、車外での話。
高速での横風には弱かったので乗り心地に影響する。
積載性: 無評価; リアシートをスライドできるため、積載性が変わる。シートを倒せば自転車のような長い物以外、大きい物も積めるが、シートを一番後ろまで引くと５０ｃｍ切るくらいなので大きい物は積めなくなる。
燃費: 無評価; ７～９ｋｍくらい。ストップ＆ゴーの多い環境では最悪です。ターボ付き２０５PSのS13シルビア（それもケチってレギュラーガソリン走行）とまったく同じ燃費の現況！。燃費で多走行で取り返すのなら最新の普通車の選択の方が良いと思う。
故障経験: なし。→2年後オイル漏れ滲み。ブーツカバー破れ。室内灯スイッチ金具劣化での接触不良で消灯できない。ターボ車は経年で痛みが激しくなるので、高走行車は避けるべき。