クルマレビュー - 159 (セダン)
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マイカー
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Koln
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アルファロメオ / 159 (セダン)
2.2 JTS セレスピード コレクション_RHD(AT_2.2) (2010年) -
- レビュー日:2023年7月28日
- 乗車人数:5人
- 使用目的:スポーツ走行
おすすめ度: 4
- デザイン:4
- 走行性能:4
- 乗り心地:4
- 積載性:5
- 燃費:3
- 価格:4
- 満足している点
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・質感の上がった走り。
とにもかくにも、ボディーの剛性が高いです。
本当にやわかったイタ車から考えたら、凄い進化です。
数値的には、曲げ捻じれ共に、同時期のポルシェに勝るとも劣らないそうです。
この剛性の高いボディーが、全てを支えていると感じます。
・峠での走り。
大柄なボディーですが、驚くほど、峠でも良い走りをしてくれます。
減速・旋回・加速、全てが高い水準です。
例えば、ポルシェターボみたいな強烈な加速・減速やロータスのような軽やかなコーナリングも出来ませんが、アルファ159はセダンとしてみればかなりの走りを披露してくれます。
大柄なボディーのメリットとして、スタビリティーが高いため、高速コーナー横Gをかけていくようなシーンでも強いです。
また、サスペンションの凹凸の吸収性が高いため、荒れた路面でも安心してアクセルを踏めます。
切り返しにも強いため、S字が連続するようなテクニカルなコースでも、ばっちりです。
ついつい楽しんでしまうと、(見かけに反して)思ったよりも速度が伸びてしまうのが悩みです(ドライバーが頑張る楽しさが少ない)。
・高速での走り。
長距離移動では、最も快適でした。
これは、家にあるBMW(F30)と比較しても、アルファ159の方がスタビリティー・安心感・快適性・静粛性・空力特性・直進安定性が高く、驚きました(最大トルクと燃費はF30の圧勝です)。
・ポルトローナフラウのシート。
手触りがツルツルサラサラで、座り心地が柔らかく芯があり、良質なイタリアンレザーのいい香りが癒してくれます。 - 不満な点
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かなり洗練され、欠点が少なくなりました。
あえて挙げます、辛口です。
・大柄になったボディー(タイトな峠道では大きさを感じます、反面高速での長距離移動では素晴らしいです)。
・1550キロの車重(タイトコーナーには不利に感じます、ただし私のグレードは30キロの軽量化が施されています)。
・エンジンの音が159は大人し目になりました(147&156の方が音に官能性があった)。
・鬼のように消費が早いウインドーウォッシャー。 - 総評
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小悪魔(アルファ147・せっかちなおきゃん)が経験と共に成長して、素敵な大人の女性になった、アルファ159はそんな車です。
アルファ159は、安心感と共にドライバーをしっかり包み込み、普段は穏やかなのにイザというときは予想以上の走りでドライバーを支え助けてくれます。
こんな車を経験してしまうと、もう愛するしかありません。
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マイカー
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ichikickprogress
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アルファロメオ / 159 (セダン)
2.2 JTS セレスピード コレクション_RHD(AT_2.2) (2010年) -
- レビュー日:2022年6月4日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:通勤通学
おすすめ度: 4
- デザイン:無
- 走行性能:無
- 乗り心地:無
- 積載性:無
- 燃費:無
- 価格:無
- 満足している点
- 運転していて面白い。運転支援装置や自動運転等、世の中の技術は進んでいきますが、自分のスキルが落ち込むまではまだまだ乗りますよ!
- 不満な点
- 日本の道路環境に合わないギア比、内装のべたべた、ドア内張りの垂れ等々・・・渋滞の中でも、「次、アクセル踏んで動かなかったらどうしよう」のドキドキ感。でも、「イタリア車だからね~」と、せかせかしてた自分にフランクな気持ちが芽生えましたよ。
- 総評
- 本当に「この個体(159)じゃなければだめ!」な、頑固な人しか乗れない車だと思います。
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マイカー
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マイカー
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旧モッツァ
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アルファロメオ / 159 (セダン)
2.2 JTS セレスピード コレクション_RHD(AT_2.2) (2010年) -
- レビュー日:2018年2月19日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:通勤通学
おすすめ度: 4
- デザイン:無
- 走行性能:無
- 乗り心地:無
- 積載性:無
- 燃費:無
- 価格:無
- 満足している点
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ダンディに見え、堂々としているデザイン。
かなりクイックなステアリングギア比ながらも、挙動がきわめて落ち着いていて、ドライなら限界も相当なものと思われます。ボディ剛性感も相当に高い。ハンドリングも当然良い。ある評論家が「これだからこそ、159はアルファだ」と言ったのは、こういうことか?
平均的ドイツ車もかくやの高速直進安定性。
夏タイヤ(ミシュランHP、東洋T1S)なら乗り心地が素晴らしい。
シート中心線とステアリング中心とのオフセットが完全ゼロでないにしても、ドラポジがきちんと取れる。
座り心地が良く疲れにくいシート。取付剛性そこそこで、シートフレームのしっかり感はドイツ車にも一部日本車にも劣るけれど、GT的使い方するには、かなり良い。
エンジンの音。低回転ではオペルZ型由来のスムーズさと、中~高回転域での、およそ4気筒とは思えない音。フェラーリっぽい感じもする。ツインスパーク時代はもっとヨカッタと言うけれど、これはこれで、相当なモンだと思います。
低速からトルクが太く高回転も、私の個体はそこそこ回るのでないかと思う。よく高回転まで回すようにしているけれども。
使い勝手の良いAMT。AMTのおかげで、低回転域からダイレクト感があり、エンジンのトルクを十分に生かすことが出来ている。ダウンシフト時にブリッピング機能もある。
これらの要素が合わさり、長距離で疲れにくく、余裕をもって運転できる。
加水分解でベタベタが発生しやすい部分を除くと室内の質感はそこそこ高く、軋み音の発生もない。 - 不満な点
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燃費がもうちょっとよければ(^_^;)。
エンジンの排ガス未燃焼音と思われる、「パンパン」とか「グヴォー!!」という音が、耳障りじゃないけれど、もう少し鳴る頻度が減ってほしい。EGRしててもこうなのかな?
アライメントとパワステの調子が悪いと、1830mmの車幅が余計に大きく感じ、車体アウトラインにかなり気を遣う。
直噴エンジンの宿痾である、インテークバルブ付近のスラッジ固着。今は圧縮比も燃料負圧も悪くないようだけれど、6万キロの現在で既に相当溜まっているはず。
アルファに限らず、高価な純正部品。パワステポンプやクーラントホースとかは品質が低いと、ある整備士からハッキリ言われた。
159に限らず、世界中の多くのセダンのリアシートは天井が私だと頭が支える(笑)。159のリアシートは形状や質が同価格帯(クラウン等)の国産車や同セグメントの国産(レガシィ等)では得られないものなのに、残念。
個人的にきにしないけれど、リアシートは足元もこの車体の大きさにしては狭い。
- 総評
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ツインスパーク時代までのアルファファンの多くに見放され、マイナー車になってしまった159だけれど、長距離で快適なDセグメントセダンが欲しい向きには良いと思います。質の高いイタリア車だと思うのだけれど…。とくにMTの個体があると、尚更で良いのではないかと思います。
購入時に大切なことは、内外装の程度もさることながら、腕の良い、信頼できる整備士に出会うことだと思います。工場をきちんとサーチされることをお勧めします。平均的だとか、下手な整備士だと、159に限らずクルマの良さを引き出せないと思います。
既に最終型でも8年落ちで、中古価格も落ち、購入時はじっくりと細かい部分、アライメント、ブレーキ、冷却系などを整備してもらってから乗ることをお勧めします。
シャコタンの超低偏平タイヤ、超大径ホイールはお勧めしません。
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マイカー
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vali3
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アルファロメオ / 159 (セダン)
2.2 JTS セレスピード コレクション_RHD(AT_2.2) (2010年) -
- レビュー日:2017年8月14日
- 乗車人数:2人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 4
- デザイン:無
- 走行性能:無
- 乗り心地:無
- 積載性:無
- 燃費:無
- 価格:無
- 満足している点
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Eセグメント用に開発していたプラットフォームをDセグメントに縮めて使用しているため、同世代のみならず現代のミドルサイズセダンと比較しても頭抜けたシャシー性能を持っている。
また、油圧パワステによるハンドリングのフィーリングも素晴らしく、タイヤのグリップ感が非常に良く伝わってくる。
(ジェレミー曰く、インターネットよりも情報に溢れているステアリング) - 不満な点
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シートポジションについて、私が座面をなるべく地面と平行な状態にして高めに座りたがるためもあると思うが、やや難があると言わざるをえない。
同クラスと比較しても全高が若干低めであり、恐らくこの車の設計としては、座面角度をつけつつ、バックレストも倒し気味にして運転する形を想定しているように思われる。
(その姿勢では長時間の運転で腰が辛い…。)
また、家族からはリアシートの狭さに対する文句が出る。それほど運転席を下げてはいないのだけれど…確かに狭い。現代の軽自動車より確実に狭い。
まだある。
夏場の運転などでパワステが熱を持つと、パワステポンプからミューンミューンという音がしてこれが中々にうるさく、精神衛生上も悪い。
パワステオイルを純正対策品のGI/Rを入れていてもこうなる。 - 総評
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家族での遠出旅行のための十分な積載量を持ちつつ、走りも楽しみたい人に最もおすすめできる傑作セダン。
最近の車ではアクセルレスポンスやハンドリングが良いと感じるよう、非線形特性の機構を持つものがあるが(BMWのバリアブル・スポーツ・ステアリングなど)、はっきり言って不自然な感覚になるため大きなお世話である。
その点、アルファ159からは自然な感覚しか返ってこないため、素直に運転に集中することができる。
ジェレミー・クラークソンが「完璧な宝石」と称したこのアルファ159。
「あなたの血管の中に少しでも車好きの血が流れているなら、この車を運転するべきだ。」
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