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2台合計で14年21万5千キロ乗りました... - エグザンティア
その他
2台合計で14年21万5千キロ乗りました...
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Baumkuchen
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シトロエン / エグザンティア
SX__RHD(AT) (1993年) -
- レビュー日:2009年1月19日
おすすめ度: 4
- 満足している点
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1 秀逸なデザイン
・美しく、品がある。
・最適なサイズの5ドア(セダンより便利。ワゴンほど大げさではない)。
2 配慮が行き届いた設計
・ホイールベースが長く室内は広い。荷室へのサスの張り出しが少ない。
・リアドアの窓ガラスが全部降りきる!三角窓がないのに!
・窓ガラスが薄い色付き(夜でも視認性が落ちない。安全性と快適性の見事なバランス)。
・ドアロックのノブが飛び出ない。
・給油口に逆流防止弁が付いている(見えないところにも配慮)。
・ハイビームへの切り替え時にに暗くならない。
・リアワイパーが標準装備。
3 機能の合理性
・フロントドアを内側から開けるとドアロックが解除できる!(助手席側も!)。
・給油口もリアゲートもドアロックと連動(とても使いやすい!)。
・正面側の空調噴出口は、吹出口設定によらず個別に開閉できる(国産車にもぜひ)。
4 ハイドロであること
・乗り心地抜群。高速道路では飛行機のように直進安定かつスムーズ。街乗りでは段差に「ゴツン」という音はするが衝撃や挙動は少ない。座席もやわらか。
・後部に重量物を載せてもヘッドライトの光軸が上がらない(対向車への配慮)。
・サスのジオメトリーがいつも最適の状態、ブレーキの制動力が荷重に応じて変化(素人の私には実感できるものではないが優れた機能)。
5 その他
・燃費はカタログ数値(初期モデルのみ表示あり)から想像するよりもよい。実用燃費(生涯燃費)は2台で8.9km/リットル。
・エンジンパワーも必要十分(高速道路の上りでスピードが落ちる程度で問題なし) - 不満な点
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(製品の品質と経済性)
・故障が多い(立往生するような致命的な故障はまずないので、走行上の危険はないのでご安心を)。
・故障箇所は個体差が大きい(所有した2台では故障箇所が異なることから品質にバラつきが見受けられます)。
・維持費がかかる(殆どの部品は交換修理となる。部品代は高い。車検代も高い)。
・外国車ということで、カー用品専門店などでも工賃が高いし、適合車種となっていない部品もある。保険も割高。
・空調。冷房が弱く、同乗者には不満だったようだ(もちろん私は我慢できます)。
・国産車の装備を期待する人には物足りないかも(私には足りないものは皆無でしたが)。
・しいて言えば5人目(後部座席中央)は形状が悪く座りにくい(この項目は国産も含め多くのセダンも不合格なので取り上げるのは酷だと思いますが、C3の秀逸な後部座席と比較してあえて不満な点にとりあげました)。 - 総評
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2台合計で14年21万5千キロ乗りました
・哲学があり、文化的価値のあるクルマ。いちど乗れば「クルマ観」が変わります。
・GSA、BXと受けついだ合理性と先進性を、庶民の手が届くバランスの良い乗用車として受け継ぐ車がエグザンティア。後継のC5は進む方向が変わって遠ざかるばかり。惜しいことです(C3も所有していますがこれも大満足!)。
・1台目(H5(1993)年10月モデル)は8年13万9千キロ乗り、変速機の寿命で、2台目(H10(1998)年10月モデル。3年4万7千キロ落ちの中古車)は6年7万6千キロ乗り、ハイドロ系統の劣化で手放し、2台合計で14年21万5千キロ乗りました。エグザンティアは、機械的に問題なければいつまでも乗りたかった。この設計と日本車の品質の組み合わせがあればと思います。
・「フランス車には見習うべきものはない」と知り合いの国産メーカー社員から聞きましたが、むしろ、ぜひ見習ってほしいです。
・メーカーさん、ディーラーさん、大変お世話になりました。素晴らしいカーライフを体験できました。ありがとうございます。
・補足。故障をいとわない方には、お勧め度は10点です。
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