究極のクルマ、時代の徒花 - アヴェンタドール
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ken -寝るのが好き-
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ランボルギーニ / アヴェンタドール
不明 (2011年) -
- レビュー日:2022年3月18日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:レジャー
おすすめ度: 5
- 満足している点
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目を奪わずにはいられないデザイン
そのデザインを裏書きするような暴力的な走行性能
カウンタックからはじまるV12ガルウイングの歴史
V12NAミッドシップという絶滅寸前のアイコン - 不満な点
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全長5m、車幅2m超と、とにかく大きい
斜め後方が致命的に見えない
ナビが3世代前くらいのアウディのナビで使えない
バケットシートで髪の毛が天井に触れる。腰が痛くなる
燃費が極悪 - 総評
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次モデルがハイブリッド既定のいま、最後の大排気量NAV12ミッドシップとして、伝説になりえる車だど思っています。スタイル、走り、オーラ、全てにおいて頂点に数えられる一台です。
アヴェンタドールを所有していたということは、車好きな自分の人生の中でも、ただ高価な車というだけではなくて、かけがえのない貴重な経験だったと思います。自分で仕様を決めて新車でオーダーしたので、思い入れも人一倍でした。
- デザイン
- 5
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エクステリアは細部にわたって非の打ち所がありません。カミキリムシの顎のようなフロントスポイラー、鉄仮面のようなリア、ほとんど一直線なルーフラインを引きしめるウイング、ウエストを細く見せるV字のサイドシル、、、SVならではのかっこよさがあります。樹脂パーツは全てカーボンや鉄に置き換えられて工芸品のようです。
大乗フェラーリ教教祖、清水草一先生曰く、「フェラーリはギリシャ神話の神々の物語であるが、ランボルギーニは、カウンタックという唯一絶対神とその後継者の物語だ。即ち、ディアブロ、ムルシエラゴ、アヴェンタドール。ドアはカウンタック同様上に開き、フロントウィンドウとフロントフードはそのまま子供の滑り台にもなるほど一直線のウェッジシェイプを描く、神(=カウンタック)の忠実なる子孫である。」と。 - 走行性能
- 5
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6.5LV12のNAエンジンは低速ではトルクがスカスカですが、3000回転くらいから途切れることなくトルクがまさに爆発して、250km/h超えても息切れすることなく驚異的に伸び続けます。
シングルクラッチは賛否両論ですが、このオールドファッションな造りがもたらす手作業でのクラッチミート感は、今の車にはない新鮮さがあります。
走行モードをコルサにして、シフトが赤く光ってからシフトチェンジすると、ものすごいシフトショックとともに一瞬でつながります。レーシングカーみたいで楽しいです。 - 乗り心地
- 3
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シフトショックも大きく、台車の上に乗っていると表現されるような、一昔前のスーパーカーの乗り心地です。車体が大きいからか、轍や段差で揺さぶられることは少なかったです。
気軽に乗ろうとは思えませんが、スーパースポーツを運転している!という高揚感と緊張感があります。 - 積載性
- 3
- ドリンクホルダーとグローブボックスがないのが困りものでしたが、シートの後ろにコートやバッグは置けるので、思ったよりは不自由しませんでした。
- 燃費
- 1
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おとなしく乗ってリッター5kmくらい、ちょっと楽しんだら2kmとか。環境保護を考えたら走らせたくなくなります。
メーター半分切ると怖いので、ドライブのたびスタンド寄ってました。満タンにすると走行可能距離400㎞と表示が出ますが、そんな走る気がしません。 - 価格
- 5
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乗り出し5750万円はあり得ないくらい高価ですが、リセールを考えるとベンツのセダンに乗るよりも良いと思います。
SVは限定車とはいえ、だいぶ台数が出てるようで、カーセンサーでも一時期在庫車で溢れてました。だからこそ自分のような飛び込みでも売ってもらえたんですが、、、 - 故障経験
- V12エンジンの冷却能力が足りず、真夏の首都高の渋滞でオーバーヒートした。低速時にエンストしてしまう事象はリコールになりました。バッテリーはコンセントに繋がず2か月もちました。
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