過去のクルマ - Sクラス

過去所有

過去のクルマ

おすすめ度： 4

満足している点: 外見によらずとても使い勝手の良いクルマでした。
燃費は平均４～５㎞で1972年当時の有鉛ハイオク6.9ℓの欧州仕様と考えれば悪くなかったと思います。
450SLが欲しくて探していた際にヤナセで見つけた個体でしたが、結果的には普段使いも高速域も国産車では味わえないドライビングが楽しめました。
ただし、トルコン制御の影響もあり同世代のマスタングやリンカーン等の直線番長には0～400で勝てなかったけど、速度が上がるにつれ路面に張り付くようなフィーリングと低速域での取り回しが特に優れていました
不満な点: 皮張りの内装（私のは白でした）はゴージャスですが、そもそもハードなドライビングには不向きな大き目のシートは体が滑るのでよろしくなかった
総評: その価格と用途によって所有価値は変わると思いますが、自分はこのクルマに乗って安全な速度域が当時の国産車の別次元で創造されている事を実感し外車への志向が大きくプラスへ変換したきっかけとなりました。
450SELは1年半程で廃車となったが、優秀な国産車全てにおいて10年は先行していたであろう技術に触れる事が出来て満足している

走行性能: 無評価; 当時としては恐るべき回頭性と安定感。
ブレーキもノーマル状態でレーシングパッド以上に効き安定していた。
低中速のトルクが厚いエンジンフィールと単に速さを感じさせない剛性のたかいシャシーと足回りは秀悦
乗り心地: 無評価; 少し固めの足回りですが常にフラットでラグジェアリーであり、それでいて逐次に路面状況が伝わるハンドリングと相まってなんの不安も感じさせなかった
積載性: 無評価; トランクはゴルフバック4個は楽に入りますし、車内も広いので何ら問題を感じなかった
（自転車とかは無理）
燃費: 無評価; 6.9Lとしては4～5は走ってたので、まあまあでしょう
故障経験: 日本の気候と渋滞路には若干オーバーヒート傾向があり、クーラントのリザーバーホースから噴き出した事が2度ある。
サスは優秀だがそもそも車高が低いのでオイルパンを割ってしまったのが原因で廃車となった