新車購入時にオプションでつけるべきものとは?

2019年4月11日

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新車を購入する時にどうしても迷うのがオプションです。できる限り豪華な仕様にしたいと思うのは当たり前ですが、装備を増やせば増やしただけ支払いも増えます。果たしてオプションはどこまで取り付ければいいのでしょうか?「そしてこれだけは取り付けた方がいい」というものはあるのでしょうか?

なぜ オプションなのか?

かつて、クルマのエアコンはオプションでした。それはクルマにはエアコンが必要な人と不要な人がいたからです。しかし今やエアコンは標準装備となりました。というのもほとんどの人がエアコンを装備して買うようになったからです。つまりオプションとなっているものは、必要な人と不要な人がいる装備ということになります。もちろん100対0ではなく、その比率に開きがある装備です。

もうひとつ、戦略的な意味でのオプションが存在します。多くの装備をオプション扱いとすることで車両本体価格を安く設定するという手法です。さらに、本体の値引きはしないもののオプションの装備を値引いたり、無料で装備するという営業方法を行う場合もあります。

メーカーオプションとディーラーオプション

一般的にクルマのオプションはメーカーオプションとディーラーオプションに分けられます。メーカーオプションとは、メーカーの組立工場で装着されるもので、基本的には納車後に装着することが難しい装備です。ディーラーオプションというのは、クルマがディーラーに届いてからディーラーでプラスされるもので、納車後でも装着が可能なことも多くなります。

欲しいメーカーオプションは思い切ることが大切

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メーカーオプションについては後付けが難しいのですから、もし欲しい、必要だと思うなら思い切った方がいいでしょう。後からどうこうしようと思っても装着が不可能だったり、とんでもなく高額な費用をかけなければ装備できないことがほとんどです。ACCや緊急通報付きのナビ、バックモニターや駐車支援システム(カメラ)などはメーカーオプションで装備するのがいいタイプの装備です。

一方、ETC車載器やドライブレコーダーといった装備も今や必需品と言えます。これらはディーラーオプションとなっていることが多いのですが、ディーラーオプションで装備するかどうかはユーザー次第です。ディーラーで純正品を装備すれば、取り付けもしっかりしています。しかし価格は高いものとなります。ディーラーオプションで選べるものは、カー用品店やDIYで装着可能なものも多くあります。

装備して後悔するというオプションもあります。これも人それぞれなのですが、たとえばスタイリングがいいということで大径ホイール&タイヤを選んだ場合などは、後々のタイヤ交換時にコストが高いこともあります。15インチと17インチではタイヤの価格は大きく異なります。


(諸星陽一)

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