サーキットを楽しもう ~初心者講座~

2018年5月21日

サーキットレースのスタートライン1コースの画像

サーキットというと、かなりコアなクルマ好きのための場所だと思う方が多いかもしれません。広いサーキット内の中で自らハンドルを握ってクルマを走らせるのも楽しいですよね。またその他にもイベントなどに出掛け、一日を過ごす場所としてサーキットを選んでもなかなか楽しく過ごせますよ。今回はそんなサーキットについてご紹介いたします。

サーキットほど安全な場所はない

モータリゼーション、という言葉を耳にすることがなくなり、昔に比べて自動車を持たない人も増えてきた昨今ですが、それでも日本においてクルマはとても重要な交通手段の一つです。そうなると、どうしても交通事故はつきもの。そんな中、クルマを走らせる環境としてもっとも安全な場所がサーキットであると言っても過言ではないのではないでしょうか。

レースなどでは走行速度も速いので、ひとたびクラッシュするとマシンが炎上したり、過去にはドライバーが亡くなる事故も起こってしまったこともあります。しかし、普通の街中に比べたらよほど安全なのです。

まず、鉄のおきての一方通行です。イベントやレースなどが開催されていないとき、パドックエリアであっても逆走は許されません。コースに人が侵入することはなく、高いフェンスでしっかり進入を防いでいます。路上駐車する人もいません。そのため、人や子どもの急な飛び出しなどの危険がないのです。また、十分な広さがあります。コースのサイドには芝生や緩衝材があり、万が一曲がり切れずクラッシュしても、リスクを最小限にとどめることができます。

事故が起こりにくい上に、起きた時の対策もしっかりとられている。クルマのための施設、それがサーキットなのです。普段公共路上では出せないようなスピードで走ることができることがサーキットの最大の魅力のうちの一つでしょう。走行会や、レースなどは専用のライセンスがないと参加できない場合がありますが、イベントで、先導車が走ってくれるフリー走行のようなものでさえ、気分がいいものです。普段とは一味違った走りのために、こうしたものに参加されてみてはいかがでしょうか。おすすめです。

レース場スタートラインとタイヤの画像

車種はなんでもいいの?

サーキットを走る場合車種はなんでもいいのかというと、乗用車であれば基本はなんでもいいという場合が多いようです。その時の競技、イベントの趣旨によってこのあたりは若干ばらつきがあるでしょう。ですので、サーキットや、そこで開催されるイベント主催者に確認してみるのがいいでしょう。

一人でも、見るだけでも楽しい、サーキット

免許もないし、子供もいるし...そんな人にもぜひサーキットには足を運んでほしいですね。自分で走るのではなくスーパーGTやスーパーフォーミュラなど、そのスピード、音、ドライバーも、ピットクルーも職人技の結晶です。そんなモータースポーツは、実際にサーキットで見ると感動もひとしおです。

また、みんなに楽しんでもらおうと、サーキット施設にあるレジャースポットも非常にバラエティ豊かです。遊園地や子供向けの施設があるサーキットもあれば、アスレチックや、グランピング、ホテルや温泉施設のあるサーキットもあるのです。また、フードも地元の特産品や有名な食べ物が楽しめたり実にバラエティ豊富です。集客意欲が高いのもサーキットの特徴でしょう。

また日本はバイクメーカーも多い国です。最近では女性のライダーなども多いもの。そんな女性ライダーにやさしい企画を打ち出したりしているツインリンク茂木のようなサーキットもあります。関東だと、富士スピードウェイやツインリンク茂木、関西ですと鈴鹿サーキットや岡山国際サーキット、九州のオートポリスも関西圏からの来場者は多いようです。大小さまざまなサーキットがあるのでチェックしてみましょう。

サーキットで走るバイクたちの画像

お土産がタイヤカス??

サーキットへ行ったらお土産のチェックも楽しみの一つ。鈴鹿サーキットで売られている「タイヤカス」は面白いお土産の一つでしょう。高速で走るレーシングカーのタイヤのカスはコース上によく落ちています。

とはいってもこのお土産になっている「タイヤカス」はそれを拾ったものではなく、「サキイカ」です。イカスミで黒く仕上げた、サキイカはお酒のおつまみにはもちろん、おやつにもおいしい一品。イカスミが使われているので、普通のサキイカよりコクが増して一層おいしく仕上がっています。いくとついつい購入してしまいます。ほかにもチーム関連のグッズや、キャラクター商品など、多岐にわたる、サーキットのお土産。ぜひチェックしてみましょう。


(中込健太郎)

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