防犯対策のすすめ

2018年5月30日

黒い手袋をした手が黒のミニカーを掴んでいる画像

自分の愛車が盗難に遭ったり、クルマから離れているときにトラブルに遭うのは絶対に避けたいですよね。クルマにも不可欠なのが防犯対策。他国に比べて比較的安全な日本ですが、それでも無視する事は出来ないようです。そんなクルマにまつわる防犯対策についてご紹介しましょう。

一応セキュリティ機能もついてはいるけれど・・・

リモコンでクルマに信号を送っている画像

最近のクルマは多くがリモコン式キーを採用しています。こうしたものの多くが、簡易タイプのセキュリティ機能を備えています。これは、かなり無理やりにこじ開けたような場合にエンジンがかからないようにするといった機能です。

それ以上にしっかりと防犯対策を施したい場合は、専用の装置を備えなければならないかもしれません。アラームで警告する、周囲に知らせるなど、日本でもそういうものが必要な時代に入ってきたということなのかもしれません。

実質的な防犯装備から効果のある簡易的な防犯グッズまで

まず車に取り付ける防犯対策。筆頭はセキュリティシステムでしょう。専用のリモコンにより暗号化された信号を送ることで施錠解錠の指示を出して開閉します。異常がなければエンジンがかかるという仕組みです。

もし異常を検知すると、大きなアラーム音で知らせます。また不自然に長い間エンジン始動の操作がない場合にもアラーム音を発するなど細かく異常に対する警告を発します。高級車や、盗難されやすいクルマの場合つけておくと安心かもしれませんね。

また最近話題のドライブレコーダー。これも防犯の視点でも選ぶ価値があるでしょう。交通事故防止の面からこれは走行中、事故に遭ってしまって、自分の正当性、過失割合を主張するうえで有効ですね。それに加えて防犯の面ではセンサーやカメラによって停車中に不審者が近づいた場合に撮影するものや、常時撮影可能なものがあります。これ自体は異常を検知して即時警告音を発したりはしませんが、しっかり証拠として残せたりするので安心です。

ドライブレコーダーをいじっている手の画像


その他、GPSで居場所を警備会社で把握できるタイプのセキュリティもあるようです。これなら居場所が分かりますので、盗難、事件、事故、その他さまざまなトラブル時にクルマの居場所を警備会社でチェックして、急行することができ安心です。

加えて、こうしたシステムをしっかり搭載していますよ、というシールも貼っておきたいところです。最近では「ドラレコ録画中」「盗難防止装置搭載車」といったシールだけでも販売されています。抑止力としてはこうしたものも活用して、とにかく不用意に人のクルマに近づかないでほしいオーラを出しておくことは大事かもしれません。

これらのシステムと、ハンドルとペダルを固定する機械式防犯ロックを組み合わせる。物理的にも固定しておけばかなり安心できるのではないでしょうか。

ガレージのも防犯対策

木造家屋の設置されている証明の画像

建物内の防犯はカメラと照明でしょうか。人感センサー式のLEDライトは人が近づくと明かりが自動的に付いて、防犯上だけでなく、大変便利な装備かもしれません。夜間のクルマの出し入れでもクルマに近づけば点灯しますのでスイッチをガサガサ探したりせずに済みます。

しかし注意すべきは照射する方向です。あまり車庫の真下ばかり照らしていると、周囲の暗闇が一層見えにくくなり、周囲に不審者が隠れて待ち伏せしたりする温床になります。またバックで暗闇の方に下がったときについうっかり壁や縁石にぶつけてしまうなどということもないとは言えません。できるだけ、陰になりやすい場所を照らすようにしておきましょう。

また防犯カメラで常時録画、チェックできるに越したことはないですが、なかなかそうもいかないでしょう。そんな時は「ダミーの防犯カメラ」も一つの手です。カメラの形で赤いランプで録画中を醸し出していますが実はその形をしただけのもの。配線の関係で困難といった場合でも取り付けしやすいかもしれません。

今回紹介したような防犯対策をすることで、不用意な犯罪や事件・事故を防いでいきましょう。勝手に取らないで!という事と、防犯対策をして見ていますよという事の二つを強くアピールすれば盗難にも遭いにくいのではないでしょうか。あらゆる手段を使って防犯していきましょう。



(中込健太郎)

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