安くスタッドレスタイヤを買えるインチダウンについて!注意点も一緒に解説

2021年9月29日

インチダウンすることで節約が出来る!?

冬になるとスタッドレスタイヤが必要な地域では、そのコストをできるだけ抑えたいと思っている人も多いでしょう。そこでスタッドレスタイヤをインチダウンして買う方法を紹介しましょう。インチダウンできる場合とできない場合、そして注意点やメリット、デメリットをお伝えします。

この記事のPOINT
インチダウンはタイヤの外形の大きさをそのままにホイールを小さくすること
ブレーキサイズによってインチダウンがうまくいかない場合がある
インチダウンによって車線維持性能に影響が出る可能性がある

そもそもインチダウンとは?

インチダウンというのはタイヤの外径(直径)を変えることなく、ホイールを小さくすることです。つまりホイールを1インチ小さくして、扁平率の大きいタイヤを装着することになります。たとえば、225/60R18サイズの夏タイヤが標準装着されているクルマに225/65R17サイズのスタッドレスタイヤを装着するようなパターンがインチダウンにあたります。一般的にタイヤの内径(=ホイールの外径=タイヤのインチサイズ)が大きくなると、タイヤは価格が高くなるため、インチダウンによってタイヤのコストを抑えられるのです。

インチダウンする際はブレーキサイズに注意しましょう。同じ車種の別のグレードがインチダウンに相当するサイズのホイールを装着している場合は問題ないことが多いのですが、装着ホイールが一番小径のものだと、そこからさらにインチダウンするのが難しいこともあります。ホイールの大径化に合わせてブレーキが大型化されている場合も同様。詳細はタイヤショップやカー用品店に相談するのがいいでしょう。

幅の狭いタイヤで面圧を高める手法はスタッドレスには通用しない

スタッドレスタイヤが普及しはじめたころ、スタッドレスタイヤは幅が狭いものにして面圧を高めたほうがグリップが高まる、というウワサが流れました。スタッドレスタイヤ以前のスノータイヤと呼ばれていた時代は、面圧を高めてグリップを稼ぐという思想もあったのですが、現在のスタッドレスタイヤの考え方は、接地面積が広いほうがグリップが稼げるというもの。スタッドレスタイヤ装着時に幅を狭めるのはおすすめできません。

また、ロードインデックスにも気を付けましょう。たとえば、標準タイヤが225/60R18 100Hだとすると100の部分がロードインデックスとなります。ロードインデックスはタイヤがどれだけの荷重に耐えられるかを示しています。インチダウンの際も、標準装着タイヤのインデックス値未満にならないようにすることが大切です。

インチダウンのデメリットはスタイリングへの影響

インチダウンの最大のデメリットと言えるのがスタイリングへの影響です。一般的にクルマはホイールを大きくするとスタイリッシュになる傾向にあり、そのためインチアップというドレスアップ手法が流行っているわけです。

また、車線維持機能は標準タイヤでセッティングしているので、グリップの落ちるスタッドレスタイヤ、しかもインチダウンによる扁平率のアップは横方向の剛性ダウンにつながるので、車線維持の正確性などに悪影響が出る可能性もあります。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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