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  • ☆ジェット オン ドリーム ~夢幻飛行~  第2部
    elyming♂ 2006/11/23 22:35:55



        【 ジェット オン ドリーム 】

          ~ 夢幻飛行 第2部 ~  

            <第15幕>



  • elyming♂ 2006/12/06 23:03:23








         ~ 旧友再会 ~


       グ~~~~ン チ~ン

    エレベーターが空港駐車場棟の最上階で停止する。屋外は、とっぷり暮れている。

        ガラガラガラガラ・・・

    大きなスーツケースを引きずる音。遠く聞こえる離陸機、そして着陸機の轟音・・・
    毎日のように繰り返される空旅の音響であり、空港旅情を醸し出す絶好の舞台装置である。


    屋上駐車場の水銀灯が煌々と点灯し、その明るい照明光の下で
    ひときわ白い光を放つ1台のミニバンが止まっていた。

    ドライバー席のウィンドーが開く。


    江里 民悟「よぉッ 大チャン、元気そうじゃん!」

    大地 北之「あれぇ? エリシオン? クルマ買い換えたんだ?」

    江里 民悟「へへ、走り屋は、とっくの昔に卒業でさぁ。で、何でココで待っていたか?
    ってこと聞きたいんでしょ? 顔に そう書いてある(笑)」

    大地 北之「さっすが、図星だよ(笑)」

    江里 民悟「話せば長くなるんだけどね。つい最近、車上荒らしに遭ってさぁ・・・
    クルマの修理代で・・・まだヘコんでんの(苦笑)」

    友 人  「イモビと防犯アラームで、すぐ気付いてセーフだったらしいけど。」

    江里 民悟「盗難防止のハザードとクラクションに驚いて、犯人逃げていきやがった。」

    友 人  「クルマの中めちゃくちゃだったって。ま、泣き寝入りってわけ。」

    大地 北之「そうだったんだぁ。ほんと最近物騒な世の中だよな~」

    友 人  「というわけで・・・その後遺症のため、ココで お留守番ってわけ(笑)」

    大地 北之「な~るほど(苦笑)」

    江里 民悟は、エリシオンの後部3列目シートを畳み
    はるばる北海道から上京してきた彼の大きな荷物 ――― スーツケース 大1個
    旅行カバン 中1個、ショルダーバッグ大 1個、みやげ袋 3つ ――― を
    クルマに積みこんだ。大人4人のクルージングだが、それでも余裕のキャビンである。


    0

  • elyming♂ 2006/12/06 23:07:49












         ~ 旧友再会 ~


    江里 民悟「しっかし、すんげぇ荷物だなぁ(笑)」

    大地 北之「ったく、また言われたよ(笑)・・・」

    江里 民悟「さぁ、乗って乗って」

    友 人  「じゃさぁ、ちょっと遠回りして行こっか?」

    大地 北之「渋滞してない?」

    江里 民悟「今日は、いつもより空いているみたい。」


    キュルル ギュィ~~~~~ン 

    イグニッションをひねると K24A i-VTEC エンジンの 軽やかで乾いた
    メカニカルノイズが始動した。インパネやキャビンを包み込む純正のブルー
    イルミネーションが青い光を放つ。エリシオン独特の青い光の演出は
    ナイトクルージングの新たな世界へいざなうかのようである。


    大地 北之「ずいぶん、キレイなインパネだねぇ・・・」(半分、お世辞)

    江里 民悟「いやぁ、ただの飾りさぁ(笑)」(お世辞とは言え、内心、悪い気分ではない)


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  • elyming♂ 2006/12/06 23:09:49











         ~ 遠回り 東京ナイトクルージング ~


    エンジン始動とともに
    CDチェンジャーに入れられたCD-R ディスクNO.1がローディング。
    フラットでクセのない周波数特性と優れたデジタル変換システムを持つ純正
    カロッツェリア・オーディオの透明感ある音が6つのスピーカーから鳴り出した。


       ● ABBA ♪Chiquitita


    北欧的な美しいサウンドとリズムが、エリシオンの静かなキャビンに流れる。

    クルマは、空港の駐車場棟を駆け下り、一路、首都高速への流入路へと向かう。
    予定していた横浜とは逆方向に進路を取ったのは、どこか遠回りするつもりなのだろう。
    羽田空港の北トンネルを抜け出て、湾岸線東行きに進路をとる。

    大地 北之「こりゃ湾岸ミッドナイトだね(笑)」

    江里 民悟「んん、昔は、みんなでバトルしたっけね(笑)」


    大井の東海道新幹線車両基地を横目にしながら首都高速の料金所を通過する。
    クルマの流れは順調だ。大都会の光のパレードが、これから左右に拡がることだろう。





       ***シアター バックグランド ミュージック***


       ♪たそがれどきを飾る街に 沈む夕日も もう一度昇り出す

        明日は明日さ まつりはこれから 二人でいっしょに口笛鳴らそう


       ♪ごらんパレードがゆくよ~ ごらんパレードがゆくよ~ 

        カーニバルのパレードが カーニバルのパレードが



             山下 達郎  ♪パレード より


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  • elyming♂ 2006/12/06 23:12:43





         ~ 遠回り 東京ナイトクルージング ~


    中央車線の流れに乗りながら、東京港トンネルに入る。トンネルの上は
    その名のとおり、東京港の海である。

       ダァ~~~~~~~~~~~~~~~~

    周囲を走る大型トラックの走行音が壁に反射し合い、威圧的な空間を演出する。
    左右の照明灯がイリュージョンのように視界の中で光跡の流れを作りながら
    後方へ飛び去ってゆく。トラックを抜こうと右ウェインカーを上げた。
    背後から迫る音・・・


       ボォォォォォォォォォォォォォォォォン~~~~~~~~~


    後方、右追い越し車線。低いエキゾーストサウンドとともに、黒のZ32が
    Tバールーフを全開にして走り抜けていった。追い越しざま、ハザードを一瞬。
    こちらも『どういたしまして』のパッシング。お互い‘走り屋’の血が流れて
    いるのを感じていた。

    トンネルを抜け出ると13号地、そして、お台場だ。
    右後方から、また1台。今度も黒いクルマだ。

    友 人  「オ! 何だ、ありゃ? GTO?」

    一見すると、コルベットのような端正なマッスを持ったボディラインである。

    友 人  「ありゃ改造ボディだな・・・あのカタチは、GTOだよ。」

    友 人  「ん、GTOだな。こうして見ると、けっこう大きなボディだよな。」


    GTウィングを付けたテールが、あっという間に視界から遠ざかっていった。
    そして、また1台 ――― 今度は白いZ33である。ローダウンの端正な
    エアロをまとっている。

    そのまた後方から、同じZ33。こちらはシルバーのロードスターだ。

    一連のクルマは、まるで意気投合するかのように、つかず離れずといった
    紳士的な動きをしていた。バトルのような追走ではない。
    先頭をゆく黒いZ32が、グループのリーダーか?


    友 人  「おい、江里。追っかけてみようぜ。」

    江里 民悟「 ば~か、ついて行けるわけないって(笑)」


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  • elyming♂ 2006/12/06 23:14:34











         ~ 遠回り 東京ナイトクルージング ~


    友 人  「大チャン、こうして湾岸走るの、たぶん10年ぶりくらいでしょ?」

    ついさっき、千歳からの1206便 羽田着陸目前の機窓からこの場所を見下ろしていた。
    その湾岸線周辺の夜景の中を今走っている。確かに10年ぶりであった。
    しかし、こうして仲間たちと再開してみると、その年月を感じることはなかった。

    大地 北之「そうだね、あの頃を思い出すよなぁ・・・」

    今、その光のイルミネーションを、友人のクルマの中から眺めている。
    考えてみれば、数時間前には、まだ北海道の大地を踏んでいたのである。
    その距離、その時間の不思議な感覚は‘空旅’のあとの独特な余韻であろうか。


       ● Carole King ♪Now and forever


    友 人  「昔は、いい曲が多かったと思うね・・・」

    江里 民悟「俺も80年代くらいのポップス好きだねぇ」


    中央環状線 内周りの直線路に入ると、交通量が減ってきた。
    左手には東京湾に注ぐ荒川放水路が黒々と大きく水面をたたえ、その奥の方には
    東京都心部のビル群の影が、どこまでも連なっている。

    その中に埋もれることなく、オレンジ色を発色した東京タワーの光が目をひく。


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  • elyming♂ 2006/12/06 23:15:48











         ~ 遠回り 東京ナイトクルージング ~


    まだ、宵の口だが、ヒタヒタと押し寄せるかのような夜のとばりにふさわしい
    シンセサイザーと哀愁漂うヴォーカル、その深いサウンドのシャワーが
    エリシオンの青白い光のキャビンを包み込む。


       ● 10 c c ♪I'm not in Love


    友 人  「お! テン・シー・シー かぁ・・・ 江里っち なかなか いい趣味してる。」

    江里 民悟「30年前のサウンドとは思えないよなぁ~♪」


      トントン     トントン      トントン


    道路のつなぎ目を通過するリズムと同調するかのような
    ドライビンミュージックが心地よい。CD-Rに収録された次の曲


       ●Tears For Fears ♪Everybody want to Rule the World


    友 人  「いや~これも 懐かしい! ♪ルール・ザ・ワールド だよな!」


    0

  • elyming♂ 2006/12/06 23:17:06











         ~ 遠回り 東京ナイトクルージング ~



    4人を乗せたエリシオンは、中央環状線から6号 向島線に入った。

    今までの荒川放水路沿いとは違った感じに見える夜景は
    やはり隅田川沿いの土地柄であろうか。


    前方の道路情報電光掲示板には、都心環状線 外回り 銀座ランプ付近に
    事故か故障車を示すバツ印が点滅している。



    江里 民悟「ありゃ? 事故かねぇ?」

    大地 北之「銀座のあたりだねぇ。あそこは、変なカーブ多いからね。」

    友 人  「しょうがねぇなぁ・・・あそこの外周り通過はボツ(笑)」

    江里 民悟「せっかく大チャン来たんだからサービスして(都心環状線の)内周りするか。」



    首都高速ジャンクションは両国、箱崎、江戸橋、竹橋、三宅坂、谷町へと続く。
    都心環状線 C1は、分流と合流が連続する。しかも上り下り、トンネル
    ブラインドコーナー、錯綜する交通など、息つくヒマもない。
    慣れない初心者には、かなりシンドイ道路である。

    C1 内周りをこなして、芝浦付近までくると、左手には、ひときわ高く
    ひときわオレンジ色に輝く東京タワーが大きい。
    そして、六本木ヒルズの青い光が対照をつくる。
    心憎いばかりの都市の演出・・・


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  • elyming♂ 2006/12/06 23:18:22











         ~ 遠回り 東京ナイトクルージング ~


    エリシオンのキャビンには、大人びた哀愁を感じさせる曲相のポップミュージック。
    前後ダブルウィッシュボーンサスを奢り、上質な乗りごごちと 矢のような直進性や
    旋回安定性を両立した その濃密で質感のある走りは、同乗者にも安心感を与える。



       ● Cutting Crew ♪I've been in love before



    友 人  「カッティング・クルーだねぇ・・・ '80年代前半のヒット曲だっけ?」

    大地 北之「いや~こんな夜景は久々に見たよぉ~ BGMもいい感じだし♪」

    江里 民悟「じゃぁ、最後のトドメは、やっぱレインボーブリッジの夜景っしょ。」


    4人を乗せたエリシオンは、C1 浜崎橋ジャンクションで進路を右にとり
    11号 台場線へと入ろうとしていた。


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  • elyming♂ 2006/12/06 23:19:36











         ~ 遠回り 東京ナイトクルージング ~


    江里 民悟「エリシオン マイナーだけどね‘走り’は捨てたもんじゃないでしょ(笑)」

    友 人  「たまにゃぁ ミニバンも いいやね。 ちょっと高い目線でね(笑)」

    江里 民悟「ホメてんの? ケナしてるの?(笑)」

    友 人  「さぁ、どっちでしょう(笑)」


    レインボーブリッジの直前、上り勾配左コーナー。後方からの爆音とともに
    何かの殺気を感じる。見ると、FD、R34、NSXの3台が激しいバトル。
    またたくまにブリッジの下り勾配を駆け下りていった。
    赤いテールが、右に左に交錯している。


    大地 北之「こんな夕方の時間にバトルかぁ・・・ったく若いねぇ(苦笑)」

    江里 民悟「ったく危ねえよなぁ・・・大チャン、昔の血が?・・・(笑)」

    友 人  「‘走り’なら、やっぱ スバルか、三菱っしょ。」

    江里 民悟「F1スピリットのホンダだよ、最近微妙だけど(笑)」

    友 人  「いや、ファン・トゥ・ドライブとくりゃ、マツダのロータリーだな!」

    江里 民悟「ロータリーのマツダもいいよね。」

    大地 北之「トヨタ、日産の実力を知らないな(笑)」

    江里 民悟「トータルバランスじゃ、やっぱりトヨタが一番かなぁ。」

    友 人  「アホ言え! スバルのAWDをマネできるメーカーはない!」

    江里 民悟「‘Z’‘GT-R’ 日産の血統も好きだな~」

    友 人  「ロータリーのマツダに決まってんだろ!」

    江里 民悟「ま、欧州車にも、いいクルマは色々あるわけだし・・・」

    友 人  「‘インプ’‘ランエボ’‘タイプR’だろ、魂のあるクルマは!」


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  • elyming♂ 2006/12/06 23:20:53











         ~ 遠回り 東京ナイトクルージング ~


    江里 民悟「おいおい、こんなところで何熱くなってんだよ(笑)」

    大地 北之「何だかネットの‘掲示板’みたいだし(笑)」

    友 人  「カービュー掲示板(笑)」

    江里 民悟「ったく、首都高走りで血の気が騒ぐようじゃ、まだまだ修行が足りん!」

    友 人  「うっるせえ~(笑)」

    大地 北之「ヒコーキから、はるか地上見たらさ、下界で速いだの遅いだのって・・・」

    江里 民悟「ハハ、確かに、虫さんのレースかもねぇ(笑)」

    友 人  「おお~! 大チャン、江里っち、すっかり悟りを得てる(笑)」

    友 人  「大チャン、それを言っちゃあ おしめえよ!」(『フーテンの寅さん』のパクリ)

    江里 民悟「それを言うなら‘大チャン’じゃなくて‘おいちゃん’だろ(笑)」

    一 同  「(大笑い)」

    大地 北之「元走り屋の銀走族たちも、ずいぶん丸くなったもんだ(苦笑)」


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  • elyming♂ 2006/12/06 23:23:12











         ~ 遠回り 東京ナイトクルージング ~


    やがてクルマは、C1環状線を周り、レインボーブリッジを渡る。
    北海道の友は10年ぶりに見た夜の大東京、その夜景ドライブに、すっかりゴキゲンだ。

    右手はお台場、左手は東京港の広がりの先にビルの影が、どこまでも連なっている。
    有明ジャンクションで進路を右にとり、再び湾岸線。今度は西行きに合流だ。

    江里 民悟「じゃ、このまま横浜まで行くよ」「OK」



       ● Christopher Cross  ♪All right



    友 人  「クリストファー・クロスかぁ・・・なっつかすい~ね~♪」

    友 人  「確かデビュー・アルバムは‘南から来た男’だっけ?」

    江里 民悟「んん、ジャケットの表紙はピンク色の鳥、フラミンゴ(?)だっけ。」

    友 人  「いい曲がいっぱいあったよなぁ  ♪Never be the same とか ♪Sailing とか」

    江里 民悟「♪ニューヨーク・シティ・セレナーデ は、ヒットしたよな~」



    大都会に渦巻く感情を押し殺しながら、しかし、とどまることのないヘッドライト
    テールライトの流れが、夜のしじまを破っている。


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  • elyming♂ 2006/12/06 23:25:11











       ~ 遠回り 東京ナイトクルージング ~


    江里 民悟「さてと、そろそろ腹も減ってきたことだし・・・」

    友 人  「大チャン歓迎の おたのしみ・・・今夜のディナーは中華だね。」

    大地 北之「今夜は中華料理?」

    友 人  「そ。横浜の中華街に予約入れてあるから。丸るいテーブルを囲んでね。」

    大地 北之「で、10年のときを越えて・・・テーブルをグルグルと(笑)」

    江里 民悟「そういうこと(笑)・・・で、大チャン、店の名前聞いて、笑わないこと。」

    大地 北之「え? 何だい?」

    友 人  「‘珍萬楼’っていうのよ(笑)」

    大地 北之「チンマンロウ?(大笑)」

    江里 民悟「な、股間がうずきそうな店の名前だろ?(笑)」

    友 人  「でよぉ、安くてウマくてボリュームあり。」

    友 人  「しかもよぉ、セクシーなチャイナドレスもオススメ(笑)」


    13号地、東京港トンネル、そして、再び羽田空港下の地下トンネルをくぐり抜けると
    進行方向の暗い夜空に舞い上がる機体の点滅が、あっという間に遠ざかってゆくのが見えた。


    友 人  「なんだかんだ言って、ヒコーキのスピードには、かなわねえよな(苦笑)」

    大地 北之「ま、そういうことだね(微笑)」


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  • elyming♂ 2006/12/06 23:26:23


       【 ジェット オン ドリーム 】

         ~ 夢幻飛行 第2部 ~
      
           <第20幕>

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  • elyming♂ 2006/12/06 23:27:57











       ~ 会食 ~


       羽田空港ビックバード 午後7時30分 ―――――


       ジャパン エアネット 369便 福岡行きは、只今 ご搭乗の手続きを行っております。
       ご利用のお客さまは、お早めに出発カウンターまでお越し下さいませ。


       スカイマーク エアラインズより ご出発便のお客さまへご案内いたします。
       東京よりお越しの 団 悟(だん さとる)さま。
       お連れのグループが、ご出発階の待合ロビーでお待ちでございます。
       恐れ入りますが、73便 新千歳行き 出発ゲートまたは、お近くの案内所へ
       お越し下さいませ。


       ピンポンピン パ~ン

       日本航空1807便 大分行きは、まもなくご搭乗の手続きを開始します。
       ご利用のお客さまは・・・



    羽田到着便のラッシュが一息つく頃であろうか。空港ロビーでは各地への出発便案内を流す
    アナウンスが、あわただしい人の動きを誘っている。

    そんな中、JANA機長 白矢義参は、飛行学校研修所の渡 鳥男(査察機長)とともに
    フライト後の会食をたのしんでいた。二人の対面席には、航空自衛隊の友人パイロット
    肩菜 住市(かたな じゅういち)一等空尉がいた。


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  • 2006/12/06 23:33:40

    <この発言は削除されました>

  • 2006/12/07 21:34:46

    <この発言は削除されました>

  • elyming♂ 2007/01/03 21:55:35









       ~ 会食 ~


       羽田空港ビックバード 午後7時40分 ―――――



    肩菜 住市「(談笑)・・・ファイターにとって加齢は最大の敵ですよ(笑)」

    渡  鳥男「でも君は、まだまだ現役だろう?」

    肩菜 住市「いや、こう見えても、けっこうシンドイですわ。血管やら心臓やら血圧やら心肺機能の低下
          ・・・高いGがかかる旋回中の失神は即命取りになりますからねえ。虫歯もご法度です。」

    白矢 義参「へえ~虫歯も?」

    肩菜 住市「アゴが虫歯で踏ん張れないと高度な機動飛行に影響するもんで。(笑)」

    白矢 義参「なるほどねぇ・・・いろいろと大変なんだねぇ・・・」

    肩菜 住市「身体的に高いレベルを維持するのは、若いうちですね。」

    渡  鳥男「まぁ君が乗るF-15がF1マシンだとしたら、747、777は・・・
          ・・・さしずめ、観光バスって感じかねぇ(笑)」



       ピンポンピン パ~ン

       ジャパン エアネット 1037便 大阪行きは、ただいま ご搭乗の手続きを・・・



    渡  鳥男「大阪便かぁ・・・」(遠い目)

    白矢 義参「渡教官、もしや・・・あの事故のこと思い出して?・・・」

    渡  鳥男「ん、今日の夕方、峰チャン(富士 峰子CA訓練生)と逢ってねぇ。」

    白矢 義参「そうでしたか・・・たしか彼女、JALの訓練生になったと聞いていますが。」

    渡  鳥男「泣き虫だったあの峰チャンがねぇ・・・立派な娘さんに なったもんだよ。」

    肩菜 住市「その話って、あの123便のことですよね。」

    白矢 義参「ああ・・・君はまだ小さかっただろうけど。」

    肩菜 住市「現地捜索隊だったオヤジの話、よく聞いたもんです・・・」


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  • elyming♂ 2007/01/03 21:57:09









       ~ 遠きにありて ~



    肩菜 住市「あの事故報告書、膨大なものでしたよね。でも、今だに疑念の声もある・・・」


    渡  鳥男「300ページもある膨大な内容だけど、その道の専門家たちが、限られたサンプル
          の中で導いた科学的な結論だろうとは思うけどね。だけど、ほんとうに、それが
          真実なのかは、ボクにもわからないが。」

    白矢 義参「やはり大事件となると、真偽不明のキナくさい話は出てきますからね。」

    肩菜 住市「ケネディ暗殺、アポロ月面着陸、大韓航空機撃墜事件、9.11テロとか。」

    白矢 義参「最近じゃ、元国家裏組織の亡命者が、放射性物質で暗殺とかね・・・」


    肩菜 住市「・・・123便のボイスレコーダー、たしか破棄される予定でしたしね。」

    渡  鳥男「ん、運輸省が破棄すると発表したあと、驚くほど克明に記録されたテープが公にされ
          民放テレビがスクープしたの驚いたね。心ある‘内部告発者’に敬意を払いたいね。」





         あの忌まわしき夏の日の記憶。

         遠い時の流れの中に埋もれてゆくもの。

         しかし、消し去ることのできないもの・・・





    渡 鳥男は、副操縦士として、また機長昇格訓練期間中のパイロットとして
    あの123便に乗る予定だった。しかし、機材トラブルによる運航の乱れが
    あり、予定の乗務シフトが狂ったのであった。


    123便の機材JA8119号機は、その昔、大阪でしりもち事故を起こしていた。
    そして、胴体後部の圧力隔壁が修理された。すべては、そこから始まったのだった。

    しりもち事故を起こし機長は ―――― それが御巣鷹尾根の墜落事故に結びつく
    一つの原因を作ったのだという重責を感じ、その後、自らの命を絶つ道を選んだ。
    それを知った渡 鳥男は愕然とした。

    人命をあずかるパイロットという職責の重さ、厳しさをかみしめた。


    そして、時を戻せば、あの時 ―――― 運命が変わっていなければ、8月12日の
    123便に乗務していたはずだった・・・

    あの美しい鶴丸の日航ジャンボ機が、世界一安全な旅客機といわれたあのジャンボ機が
    堕ちるなんて、にわかには信じがたいことだった。しかし、事故は起きた。

    運命と宿命の糸に自問自答する日々を重ねた。しかし、後輩パイロットへの安全教育こそ
    自らに課せられた使命だと心に誓ったあの日。今もなお、それを忘れることはなかった。


    0

  • elyming♂ 2007/01/03 21:58:26




     ***** シアター 間奏曲 *****


         ♪Longer    

              by  Dan Fogelberg


    Longer than there've been fishes in the ocean
    Higher than any bird ever flew
    Longer than there've been stars up in the heavens
    I've been in love with you.

    Stronger than any mountain cathedral
    Truer than any tree ever grew
    Deeper than any forest primeval
    I am in love with you.

    I'll bring fires in the winters
    You'll send showers in the springs
    We'll fly through the falls and summers
    With love on our wings.

    Through the years as the fire starts to mellow
    Burning lines in the book of our lives
    Though the binding cracks and the pages start to yellow
    I'll be in love with you.

    Longer than there've been fishes in the ocean
    Higher than any bird ever flew
    Longer than there've been stars up in the heavens
    I've been in love with you
    I am in love with you..


    0

  • elyming♂ 2007/01/03 22:01:39




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                   【おことわり】

    この物語は、ドキュメンタリー タッチのフィクション ドラマです。
    登場人物、会社団体組織、地名等、内容は、すべて架空のものです。
     
    航空に関する事項も事実とは限らず、実際の運航オペレーション等を
    再現しているものではありません。予めご了承下さい。

    画像はシアター効果を高めるためのものであり、必ずしも本文と合致いたしません。
    一部、動画リンクがありますが、サイトの都合によりリンクが無効になることがあり
    ますので、ご容赦ください。

    なお、実際に起きた航空事故を題材にして物語を構成している部分が多々ありますが
    組織名や人名など、多くの場面で実際とは異なる脚色であることをご承知おき下さい。
    また、事故報告書の見解に準じて物語が構成されていますが、それとは違った意見も
    あることを付け加えておきます。

    あらためて、無念にも事故の犠牲になられた方々への追悼の意とご冥福を祈ります。
    そして、このような深い悲しみが二度と訪れてはならないことを願ってやみません。


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  • elyming♂ 2007/01/03 22:02:12




       1985年8月12日 午前


    0

  • elyming♂ 2007/01/03 22:03:31













       航空自衛隊 入間基地 ―――――


    朝から真夏の日ざしが照りつけ、入道雲が湧き上がる暑い一日が始まっていた。
    太陽光線の傾きが どこか夏の終わりを予感させるには、まだ早いようである。

        カナカナカナカナカナ・・・・

    それでも、どこからともなく聞こえてくるヒグラシやセミの啼き声が
    基地内にある木立ちに涼しげな空気感を作っていた。

    ここは埼玉県西部にある入間基地。いつもと変わらない定期輸送便や訓練飛行の風景があった。

    飛出 実(ひで みのる)自衛官は、そんな平穏なる入間基地の風景を管制塔から望む いつもと
    変わらない一日を過ごしていた。第2航空輸送団 第402飛行隊 C-1定期輸送便が、愛知県
    小牧基地に向けて出発しようとしていた。


    0

  • elyming♂ 2007/01/03 22:05:08













     ▽C-1定期便
    「イルマ グランド、 コスモ ワン・スリー スポット ワン・セブン リクエスト タキシー」

    (入間地上管制へ こちら定期便 コスモ 13便です。17番オープンスポットにいます。
     地上走行の許可願います。)


     ◆入間地上管制
    「コスモ13 スタンバイ ヒューミニッツ」


     ◆入間地上管制
    「コスモ13 ランウェイ ワン・セブン  キュー・エヌ・エイチ
     ツリー・ジロ・ワン・ネイト  ユー アー ナンバーツー
     ディパーチャー アフター ワイ・エス・ワン・ワン」
            
    (定期コスモ13便へ 離陸滑走路は17 QNH気圧高度補正値は、30.18インチ
     貴機は、YS-11の出発後 2番目です。)


     ▽C-1定期便
    「ランウェイ ワン・セブン  ツリー・ジロ・ワン・ネイト ロジャ
     ウィーアー ナンバー・ツー ディパーチャー   コスモ13」 

    (離陸滑走路は17 高度気圧補正30.18インチ了解。出発2番目 こちらコスモ13便。)



     ◆入間地上管制
    「コスモ13 コンタクト タワー スリー・ツー・ツー デシマル ツー」

    (定期コスモ13便へ 以後は、入間タワー 322.2MHZと交信して下さい。)


    定期便 C-1輸送機がタキシングを開始。やがて交信は「入間タワー」に引き継がれた。

    ブルーラインが特徴的な YS-11P型機 が、ロールスロイス ダート10サウンドの
    独特の音色を残しながら南空に向けて離陸してゆく。プロペラとタービン排気音が混じり
    合うターボプロップエンジンの軽やかな音色は、YS-11型機の独特のサウンドである。
    それは、遠くで聞いていても、すぐにそれと判るほどの個性がある。この便は、鳥取県の
    美保基地へ向かう便のようである。


    0

  • elyming♂ 2007/01/03 22:06:22











     ◆入間タワー管制
    「コスモ13 タキシーイントゥ ポジッション アンド ホールド
     ランウェイ ワン・セブン・・・チェンジ チャンネル ヨコタ ディパーチャー
     フリクエンシー スリー・シックス・スリー デシマル エイト アフター エアボーン」

    (定期コスモ13便へ 滑走路17に進入して待機して下さい。離陸後は、横田出発管制
     363.8MHZに交信を切り替えてください。)


    飛出 実 管制管が、出発後の管制移管を伝える。
    入間基地周辺上空には、米軍横田管制空域が大きく拡がっているためである。



     ◆入間タワー管制
    「コスモ13 ウィンド ワン・フォー・ジロ ディグリー アット セブン ノット
     クリアード フォー テイクオフ ランウェイ ワン・セブン」

    (定期コスモ13便へ 風は140度 7ノット 滑走路17 離陸に支障ありません。)


     ▽C-1定期便
    「チェンジ アフター エアボーン アンド コンタクト ヨコタ ディパーチャー 
     スリー・シックス・スリー デシマル エイト
     クリアー(ド) フォー テイクオフ ランウェイ ワン・セブン
     コスモ ワン・スリー  グッディ」

    (離陸後、横田出発管制363.8MHZと交信。滑走路17 離陸。こちら定期コスモ13便 )


    太い胴体とT字尾翼が特徴的な国産双発輸送機が、ジェット流の大きな音をたてながら
    南空に湧き上がる入道雲に向かって、ゆるやかに上昇してゆく。機内には、基地間移動
    の自衛隊員や定期輸送物資が積み込まれている。


    0

  • elyming♂ 2007/01/03 22:09:19










    基地には、輸送機、訓練機、戦闘機、電子機、点検機など、さまざまな機種が飛来してする。
    そんな中、茨城県 航空自衛隊 百里基地 所属のF-4EJ ファントム が入間に接近する。


     ◆入間タワー管制
    「シリウス71 グッドゥモーニング イルマタワー、 リポート ダウンウィンド
     ユアー ナンバーツー アプローチ、 アンド ナンバーワン トラフィック アナザー
     ティー・スリー・スリー アプローチング イニシャル タッチ アンド ゴー」

    (シリウス71 こんにちは 入間タワー管制です。ダウンウィンドレグに入ったら報告願います。
     貴機は2番目、他機1番目は T-33 ジェット練習機で、現在地表確認地点に接近中で、この
     練習機は、タッチ アンド ゴー を実施します。)


    ついで飛行点検隊のYS-11が、百里基地での航空無線施設チェック飛行の任務を終え
    入間に向かって降下中だ。点検隊のYS-11は赤い特徴的な塗装からレッドチェッカー
    の愛称で呼ばれている。横田空域から管制移管したパイロットからの無線が入ってきた。

    無線を交わす 飛出 実 管制管にとって、今日も多忙な一日のようである。


     ▽YS-11FC
    「イルマタワー トライアー01  ナイナ マイルズ  サウスウェスト フロム イルマタカン
     リクエスト トラフィックパターン アプローチング アンド ランディング  オーバー」

    (入間タワー こちら飛行点検隊 YS-11FC トライアー01です。位置は、戦術航空無線施設
     入間ボルタック VORTAC の南東9マイルを飛行しています。場周回経路での進入着陸を要求
     します。どうぞ。)
      


    日本の空には、民間の定期旅客便以外にも、官庁、自衛隊、米軍、自家用機など、たくさんの航空機が
    飛び交っている。

    基地近くの西武線 稲荷山公園駅を秩父行きの電車が通過してゆく。航空祭のときには、たくさんの
    航空ファンが押し寄せて賑わいを見せるが、ふだんの駅周辺は、いたって静かであった。
    入間基地の周辺には、武蔵野の面影をしのばせる雑木林の丘陵が多かった。西を望めば奥多摩や奥秩父
    に連なるブルーパープルの山影が、まじかだ。その山なみの影をさえぎるような大きな雄大積雲の群れ。
    基地を離発着するジェット機の轟音も止んで、木陰からしみるセミしぐれが晩夏を静かに謳っていた。


    0

  • elyming♂ 2007/01/03 22:09:52




       1985年8月12日 午後


    0

  • 2007/01/03 22:11:57

    <この発言は削除されました>

  • 2007/01/03 22:20:05

    <この発言は削除されました>

  • 2007/01/03 22:20:36

    <この発言は削除されました>

  • elyming♂ 2007/01/03 22:22:32











       東京モノレール 羽田空港線 ―――――


    始発駅 浜松町をあとにしたモノレールは、首都高速1号羽田線の混雑を横目にしながら
    見晴らしのよい高い軌道上を一路 羽田空港に向けて走行してゆく。車内は羽田から各地
    へ帰省する人々で混雑していた。

    ビルなどの建造物の間に見え隠れする東京湾の濃紺色の海面。風の日は海上に立つ白波が
    見えるほどだが、夏の日差しを浴びる今日の東京湾は、比較的穏やかな表情である。

         キィ~~~~~ン ゴ~~~~~

    上空を見れば、最終着陸態勢に入った全日空のジャンボ機が、左旋回をこなしながら
    モノレールをあっという間に追い抜いてゆき、その大きな機影が滑走路方向に消えて
    いった。


    羽田沖合い拡張事業に伴い開港した現在のビックバードであるが、以前の羽田は現在よりも
    川崎寄りにあった旧ターミナルと旧滑走路を使っていた為‘旧羽田カーブ’の着陸コースは
    今より陸地寄りを飛行していた。ちょうど首都高速 大井 平和島料金所の南上空で左旋回を
    終え、左手に太田市場を見下ろしながら、ランウェイ15へのファイナルコースを降下した。
    首都高速羽田線を走らせる車のウィンドウごしに、その機影を仰いだ人も多いことだろう。



    モノレール車両中央にある座席は、車窓の外側に向かって座ることができる。天気のいい日
    ならば、その‘特等席’からは、うつりゆく景色を堪能できるのだが、今日の車内混雑では
    パノラミックな客席構造の恩恵は半分といったところであろうか。

    やがて、モノレールも昭和島あたりまでくると、もう東京湾の運河と海面が車窓
    まじかに拡がって、海に臨む羽田空港の広大な飛行場風景も見えてくる頃である。

    鶴丸カラーの日航機、スカイブルーカラーの全日空機、特徴ある東亜国内航空機。
    駐機場でつばさを休める大小の旅客機の遠い機影。これから乗る飛行機に想いを
    馳せながら、空旅を前にして心が躍る瞬間であろうか。

    今日乗る機材は何だろう。

    B-727、B-737、B-747、DC-8、DC-9、DC-10。
    L-1011トライスター、そして、日本の翼 YS-11。

    日本の空旅を担う新旧の主役たち。
    考えただけでも、たのしくなってくる人もいることだろう。


     子供「パパ、ママ、見て見て~ あそこ ヒコーキいっぱい!」

     父親「あ、ホントだねぇ。ボクが乗るヒコーキがどれだろね?」

    幼い男の子も、車窓の海面向こうに見えてきた飛行場風景を指さして、半ば興奮ぎみに
    つぶらな瞳をキラキラ輝かせているのも微笑ましい。

     男性「坊や、ヒコーキでどこへお出かけかな?」

    近くに立つ見知らぬ乗客に声をかけられた男の子は、ちょっと恥かしげに両親に
    すり寄り、それでもなお、遠くの飛行機を見つめている。

     父親「すいません、ウチのボウズ、まだ人見知りしますもんで(苦笑)」

     母親「実家が北海道なもんで、そちらへ・・・」

     男性「ハハ、今が一番かわいいときでしょうね。ウチの娘も小さいときは同じで(笑)」

     父親「そちらは、仕事関係で?」

     男性「ええ、大阪の方に出張でして。この時期に仕事ですわ、仕事(笑)」

    白髪の紳士は、そう言いながらハンカチでひたいの汗をぬぐった。


    『まもなく羽田整備場、羽田整備場、お出口は左側です。』

    飛行機の整備地区だけに、モノレール駅の乗降客は今の時間ほとんどいないようだ。
    格納庫が立ち並ぶエリアには、官庁の小型機やプロペラ練習機なども駐機している。
    民間定期便の発着ターミナルは建物の影にかくれて見えない。そんなこのエリアは
    旅客ターミナルエリアとは、ちょっと違った雰囲気がある。羽田のもう一つの顔を
    感じさせる駅である。

    ドアの外から真夏の午後の暑い外気が車内に入り込む。
    ほどなくドアは閉まり、混雑した車両が再び動き出す。



    『つぎは終点の羽田空港 終点羽田空港です。お出口は変わりまして右側です。』

    『なお、最後部ではホームと車両の間が広く開いているところがありますので、お降りの際
     お子さま連れのお客さまは足元を十分ご注意下さい。また車内に、お忘れ物落し物ござい
     ませんようご確認下さい。本日も東京モノレールのご利用ありがとうございました。』
      
     
    車内アナウンスは、もうじき空港到着が近いことを告げる。航空機という非日常的空間へと
    人々をいざなう飛行場がもう目前である。


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