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ロングテール型ハッチバック - アテンザスポーツ

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ロングテール型ハッチバック

おすすめ度: 5

満足している点
・「5ナンバーフルサイズ+横幅10センチ」のサイズの中で、5ドアクーペ的なデザインと「大人4人+十分なラゲッジ」のユーティリティが、両立しています。
・2L車の性能は控えめながら、私には必要十分です。特に長距離運転に向いていると思います。
・年数がたつにつれ修理箇所は出てきていますが、エンジン、サスペンションなど基本的な部分はしっかりしています。
不満な点
・ステアリングにテレスコピック調整、ドライバーズシートに前後独立の高さ調整があると、運転姿勢の自由度が上がります。
・オーディオは専用システムでなく、取り替え可能な方が便利です。
・フロントオーバーハングが長いので、下をこすることがありました。
総評
 デザインとユーティリティを両立するロングテール型ハッチバックとして希少価値があります。最近欧州車に増えてきたプレミアム5ドアクーペの先駆的モデルかもしれません。
 もしも新型の6MTに換装できるとしたら、だいぶ理想に近づきます。
デザイン
5
 低くて長いフロントノーズを持ち、高く短いデッキを備えたハッチバックスタイルで、全体として低く見える流線型デザインです。後席は天井が低めながら十分な居住性があり、大きなラゲッジスペースも確保しています。後方視界は今ひとつですが、最近のモデルに比べれば相当まともです。横幅は広く見えるものの1.8m以内であり、サイドミラー幅を抑える工夫もされています。
走行性能
5
 2Lエンジンは今どき珍しいショートストロークですが、レギュラー仕様の実用的な性能です。低めで地味なエンジン音は、購入前のレンタカー試乗の時から気に入っています。ギヤ比高めの4ATはダイレクト感が乏しく、急加速には向いていませんが、荒っぽい運転をしないことにすればまずまずです。加減速の多い山道では4ATは少し物足りなく、もう一速ほしいところですが、それ以外ではさほど不便はありません。100km/hで2400rpmになるギヤ比は、高速道走行時にはちょうどいいと感じます。古典的4ATの緩さや空走感にも、捨てがたい味があります。
 ステアリングは重めでしっかりしており、首都高速の高速カーブも含めアンダーステアは感じにくいです。フロントノーズが低いこともあり、横風にも安定しています。
乗り心地
5
 もともと堅さや不安定さを感じることはありませんでした。15インチの標準タイヤをレグノに替えたことでロードノイズが減り、よりマイルドになりました。これにより、高速ではロードノイズに隠れていたエンジン音が少し聞こえるようになりました。
 運転席ではペダルオフセットを感じず、長距離運転の姿勢維持は容易です。ステアリングにテレスコピック調整はありませんが、何とかベストなポジションがみつかりました。
 後席にも十分なスペースがあり、突き上げ感はあまりないようです。背もたれが平らなので、安定感に欠けるようです。
積載性
5
 ロングテール型ハッチバックで、大きなラゲッジスペースです(VDAで492L)。リヤハッチが大きく開くので、荷物の出し入れが容易です。斜めのリヤハッチは開けても後ろに張り出さないで、狭い駐車スペースで便利です。後席は「カラクリフォールド」で、シートバックを倒すと座面が沈み、荷室と平らにつながります。このスタイルでは意外なほどのユーティリティです。
燃費
4
 シンプルなショートストロークエンジンとダイレクト感の薄い古典的4ATの組合せは、燃費には不利で、10・15モード燃費は13km/Lでした。渋滞の多い市街地で短距離運転を繰り返すと、7km/L台まで下がります。
(2021年9月追記)高速道を80km/hペースでエコランしたところ、19km/L超を記録しました。
価格
4
 最近のクルマに比べると高くありませんでしたが、一つ上のグレード(23C)との価格差が小さい割に差別化が少なくなかったため、割高に感じました。修理や部品交換が増えてきたので、部品代と工賃がかかります。

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