高速道路で事故に遭遇、さてどうする?

2019年2月8日

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高速道路で事故を起こしてしまったときは一般道での事故よりもダメージが大きいだけでなく、事故後に車外に出ていて二次災害に遭うことも多くなっています。もし事故を起こしてしまった、事故に巻き込まれてしまったら、どうすればいいか? その検証をしていきます。

事故にあったときの基本

まず第一にするべきことは人命救助です。危険な状況にあるならば、しかるべき処置を行って人命救助を行います。次に二次災害を防ぐことを念頭におきます。一言に事故と言ってもその形態はさまざまですし、ひとつひとつの事案によって状況は異なりますので、一言で語ることはできません。しかし、ある程度の基本はあると考えます。事故が発生した場合、安全に移動できるのであればクルマは左側の路肩に寄せたほうがいいでしょう。走行車線や追い越し車線にクルマを置きっ放しにするのは危険ですし、渋滞の原因にもなります。追突事故などで関係するクルマが複数に及ぶ場合、実況見分のためにそのままにしておくのがいいような気もしますが、安全のためにはやはり移動したほうがいいでしょう。しかし、当事者のなかでコンセンサスが取れないと移動は難しいのが実情です。

その次に、現場の状況を把握することが大切でしょう。片側3車線道路の追い越し車線、大渋滞のなかでおきた追突事故でまだまだ渋滞が続くならどうにか追い越し車線にクルマを残しておいても、二次災害があまり起きそうもありませんが、交通量の少ない状況なら追突の可能性が高くなるため、できる限り速やかに路肩にクルマを移動するべきです。なによりも二次災害を防ぐことを第一に考えましょう。

どこにクルマがあろうと、そこにクルマが止まっていることを明確にしなければ安全は確保できません。三角表示板や発煙筒などを使って後続車にクルマが停止していることを知らせます。そして人はすべてガードレールの外側へ出ます。できる限りガードレールから離れるようにする事も大切です。道路上に人間がいる事は非常に危険なのです。

意外と知られていない、トラブルが発生した際に必要な服装

先日フランスで行われていたデモのニュース映像では、多くの人が反射材のついたベストを着ていました。実はあのベストは自動車に積んであるもので、フランスでは高速道路の事故はもちろん、路上でクルマのトラブルに対処している際の着用が義務づけられているものです。日本では義務はありませんが、こうしたものがあるだけでも安全性はグッと高まります。高速道路を使うことが多い人は用意しておくといいでしょう。1000円程度から購入することができます。

安全が確保できたら警察へ通報すべし

ボンネットが破損した車事故

事故が発生したら警察へ通報(※110番、もしくは非常電話)し処理してもらうことになりますが、これはクルマや人の移動が終了し安全が確保されたあとで構いません。とにかく優先すべきは安全確保です。警察への通報では事故現場がどこであるかを正確に伝える必要があります。高速道路にはキロポストと呼ばれる数字が記載されたものが100mおきに設置されています。道路名、どこからどこへ向かっていたか、そしてキロポストの数値を伝えれば場所が特定できます。

クルマの損傷が激しい際にはJAFなどのレッカー業者への依頼も必要になります。任意保険に入っている方は任意保険の会社への連絡も大切です。レッカーも任意保険から出る場合もありますし、代車の手配やほかの交通手段(タクシーなど)の代替手段が使える場合もあれば、宿泊費が出ることもあります。


(諸星陽一)

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