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プリウスアルファ 前期最終型 Sチューンブラック - プリウスα
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KAI@
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トヨタ / プリウスα
S“チューンブラック”_7人乗り(CVT_1.8) (2013年) -
- レビュー日:2024年9月26日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:仕事
おすすめ度: 4
- 満足している点
-
〇3ナンバー・ステーションワゴンの車格でリッター15以上は走る燃費
〇プリウスのパワートレインで大型化されているものの、開発者が走行性能に不足感や違和感がないようにと一生懸命作ったことがうかがえる、トータル的な制御や走りの味付け
〇よくも悪くも、大衆車プリウスの使い勝手とドライバビリティ
〇通常のプリウスと比較すると、セカンドシート、荷室もかなり広く使い勝手がいい点
〇プリウスより全長・幅もホイールベースも大きいものの、小回りに関してはエスティマやアルファードクラスよりも圧倒的に効く点、2車線→2車線の交差点Uターンを、通行帯区分違反して大外刈りしなくとも通常にUターン出来ます。(ローダウンやインチアップをしなければですが)
〇前期最終型のチューンブラックはシートやトリムが黒となり、
30系プリウス前期のような一昔前の印象を感じるグレーではない(通常の前期型はグレーの内装色メイン)ちなみに後期にはベージュ内装もあるようです。
〇全車、クルーズコントロールスイッチを付ければ簡単に純正クルコンが使用できるようになる点
〇オデッセイほど俊敏でハンドリングにすぐれたクルマではありませんが、どちらかというとミニバンの中ではオデッセイに近い走りができます。
ロールが少なく、ハンドリングもそこまで悪くなく、納車されてすぐはマイルドなオデッセイだなと思っていました。 - 不満な点
-
〇真夏にオートエアコンで低い温度に設定したとき、最大風量が7メモリまで存在し、最大風量となる。その際にエアコン吹出口からの「ボーー」というノイズがとてもうるさく感じて不快、
オーディオやTVの音量を上げるか、たまらずに風量を4メモリまで手動で下げるかで対処していた。(何気にこれが一番の不満)
〇運転席のシート位置がもう少し下がってほしい(座高が高すぎる男性の意見ですw)
〇7人乗り車の運転席周りの隙間、物を落とすと取れないような絶妙な幅の隙間が多い(5人と7人では、シートを畳めば荷室はほとんど違いがありませんが、7人だとひじ置きの部分にリチウムイオンバッテリーが載る為、コンソールの形状と使い勝手がかなり異なります。アルファは2011年デビューで当時はまだギリギリガラケーの時代、隙間にスマホが落ちることなどはあまり考えられておらず、隙間にスマホが落ちたりするととても取りにくいです。)
〇トーションビーム特有の乗り心地、特に低速で舗装の悪い道路を走行した時の不快な横揺れ
(サスペンション形式の特性なので仕方ありませんが、静粛性や車両の質感的にもう少しなんとかならなかったのかと思ってしまいます。短いピッチで揺さぶられるような横揺れが不快、足が固いとか減衰力がとか、そういう問題ではなくトーションビームだからなのですが・・・
まぁ、乗り心地を最重要視するなら、50系かCT200hに乗るべきですね。)
〇2列目シートを倒したとき、完全にフラットにはならず、やや前方に向かって盛り上がる、
そしてシートバックが樹脂製のボードになっており、内装のキズがかなり気になる私にとってはとても不満、全面に養生テープを貼っています。
〇不満というか、気づきですが、
リアドアは通常のプリウスよりもかなり長いです。全開にするとき、となりに壁や車両があるときはかなり気を遣います。
プリウスアルファを検討している子持ちの方は、
小さなお子さんがガバッとドアを開けてしまうようなことが懸念される場合は、
ご自宅の駐車場等のドア開閉可能な幅を測って、
現車でその幅でドアをどのくらい開けられるか?を確認してから決めたほうがいいです。特に駐車場が狭い都会の方!
〇私のプリウスαは25年12月登録の前期最終型ですが、
フェンダーの隙間などは、20アルヴェルを筆頭にトヨタあるあるの070パールの塗装剥げになりそうな、きわどい部分があります。(現在、新車から10年9ヶ月経過)
長くキレイに乗るなら、パールは避けて040や1F7を選んだ方がいいかもしれません。
私のアルファはキレイですが、30系同様にライトは黄ばみやすく、樹脂製リアスポから塗装が逝きやすいみたいです。
〇後期と比べると、トヨタ車の前期・後期はボディの補強や足回りの改善が入り乗り心地がしなやかになることが多いので、もしかすると結構乗り心地も違うでしょうし、
見た目も内装の質感の向上がなされたり、液晶モニターの入ったメーター周りなど、わりと違います。
前期で100万円を超えるような車体を買うなら、もう少しだせば後期モデルも視野に入るので比較検討しましょう。 - 総評
-
安くて使い勝手のいいステーションワゴン。
プリウスと同じパワートレインながら、
プリウスと比較してあらゆる不足感を感じないよう、絶妙に丁寧にセッティングがなされています。
方向性としては、RBオデッセイに近い、RBオデッセイをベンチマークにして開発したんだろうなと思える走行性能。
30系プリウスの大ヒット後、
7人乗りの設定もして、当時として初の「ハイブリッドミニバン」をだそうとしたクルマ、
(エスハイ、アルハイの初期型はありましたが、元々高価で官公庁や法人向け、金持ち向けのクリーンなイメージの量産では無い扱いだったと思います。)
時は2008年、
リーマンショック、円高、国内消費の冷込みの中、
ホンダが189万円〜買えるフィットベースのハイブリッドカー2代目インサイトを発売、1.3リッターのマイルドハイブリッド。
30プリウスはその半年くらい後?
2009年5月に、20系よりも30万円近く値下げした廉価グレードLを新設定、1.8リッターとなり、205万円〜。
(ちなみにLというグレード名はインサイトの中間グレードと同じで、インサイトのLも205万円でした。)
結果的にプリウスが優勢で売れまくり、
景気が悪い時代でしたが2009年には35万台?それまでの年間最も売れた大衆車ランキングで1位だったバブル期のカローラ(90系)を抜いたとニュースでも話題に、近年は納車待ちが当たり前ですが、発売当初は当時異例の半年〜1年待ちといわれました。
その2年後に、30系プリウスのマイナーチェンジに合わせて登場したのが、ワゴンモデルのプリウスアルファです。(コンパクトカーのアクアも同時期に発売)
ざっと歴史や時代背景を深掘りするとそんなところで。
高すぎても売れなくなってしまうシビアな商品カテゴリ、
グレードによってはコストを抑える方向で、装備が簡素化されていたりもする、
30プリウス後期の時代のクルマですが、
Sグレード・GグレードでもLEDライトはオプションだったり、Lセレクションではプリウス系で唯一のスチールホイールの設定だったりします。
装備は後から何とでもなる物もあれば、後からの交換は難しいものや、相当お金が掛かる物もあるので、車屋さんに相談するといいと思います。
グレードや装備はよく見て検討しましょう。
- デザイン
- 5
-
オデッセイのような低いフォルムのミニバン、
クリーンなデザインで気に入っています。
後期よりも前期のほうがエクステリアデザインは好きです。
どの車も一般的には、前期モデルが後期モデルより安いのが当たり前、昔から「後期が買えない人の戯言」というのはよくありましたが、
後期が買えない者代表として戯言を述べさせて頂きますw
後期のフロントは、
この時代のトヨタ特有のナマズ顔、ハの字に髭が伸びたようなバンパーデザインと、
ヘッドライト形状&ウインカーランプの位置変更で目ヤニがたまっているみたいに見える、
リア周りはツーリングセレクション以外、違いが少ないですが、テールランプもトヨタハイブリッド伝統のクリアテールが好きです。
赤テールも好きですが、クリアカバーの下に赤黒いカバーが入っている後期テールのデザインがあまり好きではありません。
前期のほうが、線が細い&エレガンスな印象です。
ちなみに後期だとラジオアンテナがショートになり、後ろに倒してもリアハッチ開閉で当たらない、
前にしか倒れない前期と違い、後ろに倒せるように出来ていたりします。(どんなに精巧な後期仕様でも見分けポイントですねw)
ちなみに、
後期は、2014/12〜だったかな?
2015年式〜で絞ると後期モデルが見つかります。
大きな違いは、先進安全装備のトヨタセーフティセンスが付くものがあります。※低グレードは無し
あともう1つ小ネタ!
前期のLEDヘッドライトにも2種類あって、
初期型はLEDのプロジェクターを囲う部分がブルーメッキ、
私のプリウスαと同じチューンブラックが発売になった時期、主に2013年の途中〜の中期モデルでは通常のシルバーメッキになります。
片側だけライトを購入するときがあれば、間違えないようにしないとです。
特別仕様のチューンブラックでは選べない色ですが、
前期型のクリアストリームという水色、カタログカラーですが、このクルマのイメージ通りクリーンなイメージのキレイな色でとても好きです。
色繋がりでもう1つ。
前期のチューンブラックでは特別色ボルドーがあり、
(当時ヴェルファイアで人気があった3R9のようなヤンキーチックなカッコイイ紫では無く、どちらかと言うとプレミオ・アリオンの紫のようなシニア向けの色、当時の新車営業現場では、あまりお勧めしていなかったという話を聞いたことがあります。)
後期のチューンブラックではブラキッシュアゲハガラスフレークという、今でも人気の特別色があります。
(この色は80系ヴォクシーで人気がでた色で、深みのあるメタリックの群青色です。)
後期にしか無い色でゆくと、
ワインレッドでは無い鮮やかなソリッドレッド、消防車のような、スーパーレッド5という色があるのと、
ときどき見かけるオレンジのメタリックもあります。
前期の色付きも数種類ありますが、やはり濃色系は10年以上の歳月で割と色褪せ、塗装の劣化がある車を多く見かけます。
分かりやすい判別ポイントでは、バンパーの塗装やリアゲートスポイラーが劣化している車が多いです。
ダークグレーメタリックの1G3も、当時はカッコよかったですが、結構劣化する色だと思います。 - 走行性能
- 4
-
30プリウス後期と同じ時代に出たクルマですが、プリウスをベースとしながら、不足感がでないようにかなり専用チューニングしたであろう技術者の努力を感じる。
パワーモードではそこそこいい加速をします。
発進加速ですぐエンジンがかかり、エンジン回転数をひっぱり、過給機付みたいな加速感、
一昔前の外車ハイブリッドみたく、パワーのためのハイブリッドになる感じです。
パワーモードにして、縦の加速はSAIやHS250h同等なレベルです。
ノーマルモードでは、不足感はありませんが、
エンジンは回転数を抑えがちな制御、
たまに、エンジンの立ち上がりがドドドドドドと、露骨に回転を絞って走ろうとするのを感じます。
- 乗り心地
- 3
-
低速で舗装の悪い道路を走ったとき、
トーションビーム特有の短いピッチで左右にガッコガコ揺られるような乗り味が本当に不快に感じます。
昔でいうと、この車は性格的に「マーク2クオリス」のようなミドルクラスのステーションワゴンのはず、そう思うと、もう少し上質感ある乗り味だとよかったと思います。
それと、今はクルコンを使えるようにしましたが、クルコンなしだと、なぜか高速道路で80キロをキープして走るのが難しいです。
スムーズに走っているときは不快感はなく、これはオーナーさんの期待値にもよると思います。
私は、軽自動車〜高級セダンや外車まで色々知っているので思うところはありますが、
軽から乗り替える人なら何も感じず、いい乗り心地に感じるだけかもしれません。 - 積載性
- 5
-
30もいいクルマですが、
アルファは、30プリウスと比較すると相当使い勝手がいいです。
そして、燃費はあまり変わりません。 - 燃費
- 5
-
夏場、ほぼエアコンマックスで下道をチマチマ乗っても15前後はキープ。
前車のBRレガシィだと、同じ使い方したら5前後だと思います。 - 価格
- 5
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中古車なら、なかなかおトクだと思います。
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