• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2016年03月04日

捏造だったランボルギーニ伝説

捏造だったランボルギーニ伝説 「フェラーリの欠陥に呆れて、ランボルギーニは自分でスポーツカーを作った」←釣られた奴息してる?w
 (乗り物速報、2016年2月24日)





  (  ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /


  ( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /


/  O | ̄| O  ヽ
|    / |     |
ヽ、.  ├ー┤    ノ





まんまと釣られたぜ……orz





ランボルギーニの成り立ちで有名なのは、

 「トラック、トラクター、ボイラー、エアコンなどの事業で財を成したフェルッチオ・ランボルギーニが、フェラーリを買いにいったところ、セールスマンから『田舎の農家ごときにうちの高級車は売れないよ』と軽くあしらわれた。
 それに腹を立てたフェルッチオが、一念発起してスーパーカー企業を立ち上げた。それがアウトモービリ・フェルッチオ=ランボルギーニ

というものでしょうか。
僕も昔はそれを信じていました。



それ以前からスーパーカーの代名詞であったフェラーリに対して、ランボルギーニは何から何まで対照的です。

F1などのモータースポーツ活動(スクーデリア・フェラーリ)が主な事業であり、スーパーカー製造販売はそのための資金集めだったフェラーリに対して、市販車に拘るランボルギーニ。
貴族が出自のフェラーリと、農家が出自のランボルギーニ。
馬という貴族文化を象徴するエンブレムに対して、それに立ち向かう庶民の象徴としての牛。
伝統に彩られたフェラーリに対して、新進気鋭のランボルギーニ。
後から知ったのですが、日本人がそうであるように、同じイタリア人でも地域によって県民性が異なり、ミラーノ県民とピエモンテ州民は伝統的に仲が悪いとか。

それらが混ざり合い、「計算高く傲慢な大人社会の権力にたった一人で歯向かう、正義感溢れる真っ直ぐな熱血少年」という少年漫画の王道そのものの構図となり、幼心をくすぐられました。





それが時を経て、上記の伝説はソース不明の創作だったことを知りました。

 「当時のフェラーリはクラッチに構造的な欠陥を抱えており、フェルッチオもまた度重なるクラッチの故障に悩まされていた。
 或る日、自前のガレージで修理しようと分解したところ、それが自社(ランボルギーニ・トラットリーチ)のトラクター用のそれと全く同じ部品だった」

という話を知ります。


その後日談として
 「同じサプライヤーから調達しているにも拘わらず、単にフェラーリの認定ステッカー一枚が貼られているだけで10倍もの値段になることに納得が行かず、そんなことなら最初から自分が自動車メーカーを興せば良いと思い立った」

或いは
 「改善策をエンツォ・フェラーリに直談判しようとしたが、受付で文字通りの門前払いを食らい、激怒してフェラーリを負かすことのできるスーパーカーを造ろうとすべく、会社を立ち上げた」

はたまた
 「クラッチの件でスーパーカーは美味しい商売になるのだとヒントを得て、市販車事業に参入した」
という、実業家らしい説も。
現在ウィキペディアに載っているのも、この三つ目の説ですね。

どちらにせよ、ここでも、反逆児のイメージがまだまだ根強いです。





なのに、それらの伝説もまた、全て捏造だったとは…。
しかも、他ならぬフェルッチオ自身によるものだったなんて…。


確かに、レクサスでさえブランド戦略では伝統ある欧州車メーカーに太刀打ちできず、最短でもあと10年は掛かると、豊田章男CEO自身が認めています。

豊田社長「ブランドに必要な歴史とストーリーがレクサスにはない」独3強に比肩するにはさらに10年を覚悟
 (ゆめ痛 -NEWS ALERT-、2014年8月16日)


だからこそランボルギーニは、敢えてそれを逆手に取って、伝統あるブランドであるフェラーリと逆のことをすることで、注目を浴びようとしたのでしょう。
革新、過激、過剰、先鋭、反骨。

そしてそれはランボルギーニに限らず、伝統の浅い新興企業が取る手法としてはオーソドックスなものだとも。
裏を返せば、それ程までにフェラーリは偉大な存在だという証左でもあるのでしょう。



フェルッチオの目論見は、見事に成功しました。
登場から瞬く間に、イタリアのみならず世界中で、フェラーリと共にスーパーカーの二台巨頭として扱われた。
市販車事業でも成功したフェルッチオは、エンツォとも友好関係に。
終いには、没後23年経った今でも、彼の法螺話がこうして広く信じられているのですから。
僕もまんまと騙されていましたw

肝心の商品は欠陥だらけで、会社としては零細企業で、買収先を転々とされたり、外資に乗っ取られたり、倒産したり、国営化されたり、労務闘争や石油危機や排ガス規制に翻弄されたりと、企業としては紆余曲折。
しかし経営戦略という面では、成功した実業家らしい、見事なブランディング能力です。

その場その場の勢いに任せているように見えて、実はそれは全て計算で演じていただけ。
実際には、入念なリサーチと根回しと下準備に基づいていたのですね。
経営者の鑑です。





…俺はこれから、何を信じたら良いんだぁぁぁぁぁぁぁぁ・゚・(ノД`)・゚・
ブログ一覧 | スーパーカー | クルマ
Posted at 2016/03/04 23:57:45

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

Nスペ「絶海に眠る巨大洞窟」
伯父貴さん

朝の大黒PAです。マナーのへったく ...
のうえさんさん

【・・・続き 】
ステッチ♪さん

滋賀県長浜市の黒壁スクエアへドライブ
myzkdive1さん

🇬🇧空母プリンス・オブ・ウェー ...
ババロンさん

86
鏑木モータースさん

この記事へのコメント

2016年3月5日 9:34
昔はフェラーリ好きでしたが
最近はウラカンが気になります。

どっちにしても買えませんが・・・。
ガルウイングがカッコイイです!
コメントへの返答
2016年3月5日 22:05
僕は、白いガヤルド・スパイダーちゃん!

フェラーリは、昔から、流麗で洗練されて無駄がないイメージでした。
対してランボルギーニは、前時代的で、仕事が雑で、馬鹿々々しいまでに粗野で、なのに惹き付けられるオーラがありました。
そんなランボルギーニも、VWの傘下になったことで、一気に近代的に。
イメージ戦略も、車の質も、昔とは変わってきたということなのでしょうかね。

そうそう、ガルウィングドア!
更に、リトラクタブルヘッドライト、2シーター、ミドシップ、V12エンジン、強化プラスチック製アウターパネル…。
スーパーカーの象徴がてんこ盛りなのも、幼心をくすぐります(´ω`)
2016年3月5日 19:32
スーパーカー自転車が憧れでした。

大人になって初めてミウラを見たとき、あまりに巨大なんでびっくりしました。
コメントへの返答
2016年3月5日 22:13
出たばかりの頃は、僕も渋いなと思っていました。
しかし、フェルッチオのクラッチの件のように、ロゴが追加されてあるだけで中身は普通の自転車と全く同じなのに、値段だけが10倍も高くなっていると知って、一気に冷めちゃいました(´Д`)

ミウラは、大きさもですが、低さが素敵すぎます(´ω`*)
スポーツカーはワイド&ローでないと。
2016年3月5日 23:22
あら、あのハナシ嘘だったんですね。(^-^;)

スーパーカーとか、カッコイイとは思うケド、僕は分相応に中古のカローラの方が気楽でイイっす☆

でもまあ、も少しお金が有ったら「ワンボックス+クロカン四駆+スポーティーなヤツ」の3台持ちとかは、してみたいですね☆

全部軽でも構わないので、タイプの違うクルマを複数台持ちたいです。
(スズキ車で纏めるなら、エブリィ+ジムニー+カプチーノ・・・みたいな♪)
コメントへの返答
2016年3月6日 9:09
同じく騙された人ハケーン
(;´ω`)人(´Д`;)

しかも、盛り上がったファンによって自然に生まれた伝説ではなく、当事者自らによる捏造だというのだから…orz


スーパーカーは素直に憧れるけど、お金持ちが資産運用の一環として買っているという実情を知って、若干冷めた部分もあるというのは、正直な気持ちです。

僕も同じく、軽のほうが身の丈に合っています(^ω^)
全く性格の違う3台持ち、良いですね~。男の夢です。

プロフィール

「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
https://option.tokyo/2021/07/03/104493/

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
何シテル?   07/03 23:51
ご覧頂き有難うございます。 色々な方と知り合い、交流や情報交換などできたらと思います。 ヲタクです。 昔はそれなりに「広く深く」だったのですが、最近は...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

題名長いので【紹介記事】今後の日米同盟は? について 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/22 14:20:07
投票率50%切る 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/22 10:32:30
モンテディオ主催「ありがとう平成2DAYS」2日目に展示してきました! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/04/29 18:26:24

愛車一覧

スズキ キャラ Laevateinn (スズキ キャラ)
色々と不便ですし、旧車の仲間入りを果たしつつあるので最近あちこち不具合が発生していますが ...
トヨタ マークII RX-178 (トヨタ マークII)
僕が小学生から社会人なりたての頃にかけての、家族の車でした。 それまで中古車ばかり買って ...
三菱 ミニキャブトラック 白石みのり (三菱 ミニキャブトラック)
父が、趣味の家庭菜園用や各種作業用として購入したものであり、軽トラとしては二代目です。 ...
その他 その他 フォトギャラリー (その他 その他)
フォトギャラリーです。 個人的に気に入った車両を厳選して載せていますが、名称やグレード ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation