
4月15日土曜日は、
第6回 高田本町痛車まつりへ行ってきました。
・イタリアン・アイドル・痛車 本町で春フェスタにぎわう!
(上越妙高タウン情報、2017年4月15日)
・コスプレイヤーズアーカイブ
・Twitterハッシュタグ「#高田本町痛車まつり」
・Twitterハッシュタグ「#高田本町春フェスタ」
・Twitterハッシュタグ「#高田夜サクラミクライブ」
会場は、
本町商店街(新潟県上越市本町3~5丁目)の、県道198号線の道路上。
時間は、10:30~18:30。
見学者無料。
毎年この時期に催されるという、本町商店街の歩行者天国「
城下町高田・本町春フェスタ」の、イベント内イベントです。
新潟痛車オーナー達と交流を持つようになったことで当イベントの存在を知ったものの、僕の地元からは流石に遠すぎるので、今までは話を聞いてウェブで写真を見るだけで満足でした。
そこへきて、最近生活環境が二転三転していることで状況が変わり、5月以降はイベント参加できるかどうか怪しくなってきました。
よって、偶然ながら折角休みが重なっているのだから、無理してでも行けるうちに行こうと心変わりしました。
そもそも、僕のウェブログをずっと読んで下さっていた方ならご存知でしょうが、「歩行者天国のアーケード商店街」「自動車イベントを媒介にした町興しイベント」というのに弱いので、尚更興味はあったんですよね。
人生初めての上越市です。

03:30出発。
高速道路を使えば早く行けるのは承知していますが、お金がないのと、長岡市内を下見したかったのと、変化に富んだ道を楽しむために、敢えて下道を通ります。
初めて通る道ばかりであるものの、思ったほど複雑ではなく、幸いにして国道7~8号線をひたすら南下するだけなので、至って簡単です。
それら2本の国道は相応に流れが早いので、尚更高速道路を利用する必要性を感じないのですよね。
同じく見学に行くというtomoya.21さんと事前に打ち合わせした際には、tomoya.21さん達一行は道中で痛車仲間と合流する都合もあって、海岸線ルートである国道402~342号線を7時に出発するということでした。
僕も「安全・安心なかまちモーターショー」への往復で体験していますが、海沿いドライブも趣があって楽しいですね。

それに、内陸ルートを通ったのは、道中で記念撮影したかったからでもあります。
長岡市内にある、
東方(ひがしかた)神社です。
新潟県内の『東方Project』ファンにとって、こんな聖地があったなんて…。

10:00到着。
会場周辺の駐車場に停めて、会場までの道を散策がてら向かいます。
初めて見る
高田駅です。
こんなお城みたいな駅舎なのですね…! 今は私鉄であるものの、昔はJRが通っており、今でもその名残が駅舎内の各部にあるそうです。

高田駅から会場までの道中でも、魅力的な建造物が満載で、目を楽しませてくれます。
新潟市以南は、もうすっかり桜が咲いているのですね。
冒頭でも述べた通り、当イベントは「城下町高田・本町春フェスタ」の、イベント内イベント。
よって、痛車まつり以外のイベント内イベントも、それぞれの会場で催されています。

本町5丁目商店街では、「
出張商店街」「
はたらく車大集合!」。
子供達には、パトカー・白バイ・救急車・消防車は、人気ですね。

本町4丁目商店街では、「
第3回 イタリアンフェスティバル」と、16:00からは世界最長のミニ四駆ドラッグレース「
第2回 本町SPEED KING決定戦 ~1/10マイルレース~」。
速度競技だけでなく、ドレスアップコンテストもやっています。

痛車会場は本町3丁目商店街ですが、同じ商店街にある
雁木通りプラザの屋外広場では、「
がんぎっこ4周年記念公演in春フェスタ」。
上越市のご当地アイドルである
がんぎっこと、彼女らと交流のある複数の他県のご当地アイドルたちが、がんぎっこ4周年を祝うべく全国から駆け付けました。

同じく本町3丁目の更に南では、「
上越セパタクロークラブ 無料体験会」。

更に進んで3丁目内の最南端では、交差点を封鎖しており、「
高田夜サクラ ミクライブ! 完結編」が18:30からの開演を待っています。
後から知ったのですが、雁木通りプラザ6階でも、上越市では約6年振りとなる同人誌即売会「
Country Star☆Stage 8」があったそうです。
(春フェスタとは無関係であり、たまたま日程が重なっただけ)
すると、この辺のヲタクにとって参加可能な同人誌即売会やコスプレイベントというと、新潟市で催されるガタケットよりも、長岡市で開催される「長岡コミニケ」のほうが距離的に近いのでしょうかね?
どうりでガタケの話題を振っても反応しなかったわけだ(´ω`)
さて、いよいよ僕にとって最大の目当てである、痛車まつりを堪能します。
この日は夕方になってから晴れてきたものの、朝に雨が降ったせいで、道路は濡れており、空もほとんどどんよりと曇っていたので、折角の桜模様が今一つ楽しめなかったのが残念。
しかしそれをはねのけるだけの賑わいです。
一般的な商店街にずらりと並べられた痛車たち。
中には全国規模で有名な車両もあります。
只でさえ人目を惹く華やかな外観であるのに、それに加えてのぼりやグッズやドールを所狭しと展示し、中には備え付けたモニターでオーディオアピールをする車両もあり、観光客が珍しがって覗き込んでは写真に収めてゆきます。
仲間内だけで盛り上がったって面白くありませんからね。
オフ会ではなくイベントなのだから、出来ることなら一般人をも巻き込みたい。そして「楽しい」「良かったね」「来年も見に来たい」と言ってもらいたい。
そのためにはまず、人里離れた山奥の広場や広大なイベント会場よりも、こういった身近な商店街や駅前ロータリーや郊外型大型ショッピグモール駐車場などが会場として相応しい。
そして只展示して終わりではなく、プラスアルファの要素があると尚望ましい。
当イベントには、僕が今まで行った中では「ヒストリックカー&ノスタルジックカーミーティングin舟形」や「ミコミコちょうちん会議」や「安全・安心なかまちモーターショー」や「クラシックカーレビューIN高畠」や「がたふぇす」にも相通ずるものを感じます。
一瞬で虜になりました。
・クルマのイベントは底上げの発想が必要(1)
(あなたの知らない方が良かった世界、2016年5月24日)
・クルマのイベントは底上げの発想が必要(2)
(同、2016年5月26日)
会場内では、
トロトロ@さん、
tomoya.21さん、
マテちゃさんと再会。
D2さん、
RIO@三和工房主さんは、スタッフ業務。
そして、以前からガタケットで度々見掛けていた
狐火憑離@合同祭・例大祭参加さんと、終了間際になってからは
まさきさんと、それぞれ初対面。しかし名刺を切らしていたので、渡すことは出来ませんでした。
車両エントリーとして、「
新潟痛車フェス07.5(一日目)」以来ほぼ一年半振りの再会となる
関越特快さん、
じょでぃー@精神的に不安定さん、
すだ氏さん。
コスチュームプレイヤー参加でも、
藤原剣@高田お疲れ様でした(チルノさん、
かわせきぃ助@春フェスお疲れ様でしたさん、
七瀬飛鳥@熱海殺人事件さん、
皇 麗華@4/15新潟県高田春ふぇすたさん、
☆さんとも、それぞれ再会。

ここはトロトロさんにとっての地元であり、色々と裏話に至るまで教えてもらいます。
それにしても、かつて唐草さんにしてもらったように、今度はトロトロさんが捨て身で庇おうとしていたものがあったのですね…(;´Д⊂)
まぁ、苦しい状況の時におらず、安全圏から出てこなく、自分や仲間内が一度でも実害を被ったわけでもない、当事者ですらない者は、後出しで幾らでも勝手なことが言えますからね。中には裏切り者もいたようで。
訳知り顔でご高説を述べたがる人間に限って、いざというときに掌を返して保身に走る。死刑に反対していた弁護士が、自分の家族が強盗に殺された途端に賛成に転じたように。弁護士から取り調べ室の様子の公開を求められても絶対に応じなかった警察官僚が、自分が容疑者になった途端に一部始終の一般公開を要求しだしたように。
そもそも
件の場所は、他人の悪口を言い合うためだけに存在する場所。
彼らの言い分を一々真に受けて素直に反省して、その結果実害を被ったとしても、彼らが責任を取ってくれるわけではない。むしろ「反省しろとか態度を改めろとか、そんなの誰も言ってねーじゃねーか」「たかが“便所の落書き”ごときに何ムキになってんだか」などと屁理屈で逃げ回るのは目に見えている。
だから他人の意見は信用ならないし、そもそも彼らの言い分は“意見”ですらない。結局は自分がやりたいようにやるのが一番なのです。
一喜一憂する価値のない相手です。
tomoya.21さんも、「
ガタケット150」で僕があげたオリンパス・VR-360を着実に使い倒して頂いているようで、何より……と思ったら、折角充電した予備バッテリーを忘れてきたとか……( ゚Д゚)
僕も同じオリンパスのデジカメだから、或いはバッテリーを共有できないかと思ったものの、一回り大きかった。
それもあって、今回のウェブログはいつもより写真多めにお送りします。
そして、がたふぇすと同様にコスチュームプレイヤーが商店街を闊歩しており、華を添えてくれます(*´ω`)

同日夜にサクラミクライブを控えているからか、痛車もレイヤーも、初音ミクを始めとしたVOCALOID関係が多めですね。
場が一気に華やかになります(*´ω`)
(全員から掲載許可は頂いたつもりですが、僕が忘れたり勘違いしている可能性もあるので、問題があるという方は連絡を下さい)
(みんカラ会員でない方にも書き込みできるよう掲示板は常に開放しており、Twitterもフォロワー以外からもダイレクトメッセージを受け取れるようにしてあります)
それにしても、VOCALOID関係がこんなに多いなら、ちゃんと予習してくれば良かった。
以前ほど熱心に聴かなくなったせいもあって、余程の有名曲でもない限り、すっかり疎遠になってしまいました。
公式が二次創作を許可していることで、特定の楽曲だけに登場する衣装や、ファン創作による亜流キャラクターなどとなると、からっきし分かりません。黎明期ならまだしも、ましてや近年のものは。
10年前、初音ミクがデヴューした当初は、商品特性を鑑みた「コンピュータソフトウェアが自分の意思を持ち、作曲者や聴衆に歌で以て語り掛けている」というコンセプトで作られた楽曲が多かったものでした。
それこそが「電子の歌姫」と形容されていた一因でもあり、何より完全にヲタクらしい発想で作られているのが手に取るように分かり、主な聴衆であるヲタクの好みをピンポイントで突いていたものでした。
また、古参のヲタクにとっては、1980年代後半から1990年代前半のアニメで見受けられたヴァーチャルアイドルの具現化ともいえるものでした(『メガゾーン23』の時祭イヴとか)。
それがやがて、初音ミクはじめVOCALOIDたちが有名になり、ジャパンカルチャーの一つとして海外でも人気を博すにつけ、そういった濃密なヲタク要素は鳴りを潜め、より人口に膾炙する一般的なJ-POPと大差ないような楽曲が主流になってきました。
そういった事象の変化を目の当たりにし、静かに離れていったものでした。
VOCALOID界隈からは一線を引き、今では一曲も聴かなくなって久しいものの、初音ミクは単なる楽曲作成音源ソフトの商品名では最早なくなりました。
これは「現象」ですね。それも、日本のみならず世界を、ファンのみならず政府さえ巻き込んだ。
人類の心を一つにするのは、権利や自由や平等や博愛などといった難しい理屈ではないのです。歌を一曲歌うだけで、世界は皆友達になれる。

17:30。
夕暮れが近付き、会場最深部のサクラミクライブ会場には、人だかりが増えてきました。
同じ頃には、雁木通りプラザ広場で、痛車の表彰式。
今回はじょでぃーさんがコスプレイヤー人気投票で2位の栄冠です。

春とはいえ、日の暮れは早い。
他の車両は続々と搬出していきますが、VOCALOID仕様の痛車だけは尚も残ってネオンを点灯して夜の闇を照らし、華を添えてくれます。
18:30、サクラミクライブ開演。
「完結編」の名の通り、今年で最後だそうです。
ステージ上のプロジェクションマッピングの中で歌い踊る、初音ミク。それを見ながら、歓声を挙げ、コーラスや合いの手をし、緑色のサイリウムを振り回すファンたち。
気温は下がりつつも、ライブ会場だけは熱気に満ち溢れています。全ての照明は落ちている中、ここだけが緑色に光っています。

19:00、僕も帰投します。
あまりにも楽しすぎて後ろ髪を引かれるのですが、片道6時間という都合上、仕方ありません。

…と思ったら、会場すぐ近くの
ナルス高田西店で、
イッテル@赤い香取5/7砲雷参加さんの愛車が!?
「
ガタケット147」以来です。
この日は生憎この時間までお仕事だったそうであり、ご本人も車両の近くにおらず、時間もなかったのでツーショットだけ撮ってすぐに後にします。

道中、交差点を赤信号で停まっていたら、両側の窓を開けていたことで、中学生くらいの男の子の集団が
「キャラだ」
「SUZUKIって書いてある」
「AZ-1じゃない」
「AZ-1でさえ珍しいのに」
と話し合っていたのが聞こえてきました(*^ω^)
しかし03:00から起きて無理をしてきたのが祟って、道中何度か意識が朦朧としかけました。
帰宅する時刻が遅くなりますが、背に腹は代えられず、道中で二度ほどそれぞれ30分くらい仮眠しながら帰りました。
01:50帰宅。
夕食を摂り二度も仮眠したせいでもっと遅くなるかと思いきや、道路は平易で流れも早かったので、トータルおよそ23時間で戻ってこれました。
あまりにも遠いせいで今まで断念していた当イベントであり、実際少し大変でしたが(睡眠時間の面で)、行って本当に良かったです。
これで朝から快晴であれば尚良かった。それと、僕自身も予習してくれば。
スタッフの皆様、オーナーの皆様、レイヤーの皆様、アイドルの皆様、出店された皆様、地元商店街の皆様、観光客の皆様、お相手してくれた皆様、本当に有難うございました。
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