
直噴ターボ技術を用いたガソリンエンジンのダウンサイジングが止まりませんね。ドイツ車が口火を切ったダウンサイズ化は米国へ飛び火して、ハイブリッドから電気自動車へと繋がる省エネルギー化対策に並ぶ、もうひとつの技術的な流れとしてすっかり定着した感があります(ダウンサイジングコンセプトに関する私見は
ここに書いています。よろしければ)。記事はフォードのエンジンのことですが、ボルボのエンジン技術はフォードに依存していますので、他人事とは思えません(笑)。
以下、
ここからの引用(抜粋)。
--------------------------------------
2月22日、英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたフォード『フォーカス』の開発責任者、Gunnar Herrmann氏は、1.0エコブーストエンジンに最大出力177ps仕様の開発計画があることを明かしたのだ。現行の1.0エコブーストは、排気量1.0リットルの3気筒エンジンを直噴ターボ化し、最大出力100psまたは125psを発生する。同メディアによると、フォードはこのエンジンをツインターボで過給。1.0リットルの排気量としては驚異的な、177psのパワーを引き出すという。Gunnar Herrmann氏は、「2015年までに世界のほぼ全エリアで、1.6リットル自然吸気4気筒ガソリンエンジンを、1.0エコブーストに置き換えるつもりだ」と同メディアに話し、1.0エコブーストの完成度に高い自信を示している。
--------------------------------------
しかし、素人の疑問なのですが、ターボいわゆる過給技術は、強制的に吸気量を増やして、増加した吸気量に最適な混合比になるようにガスを直接噴射、燃焼させるのだとすると、基本、エンジンの排気量を増大させているのに等しいのではないかと思うのです。そうすると過給なしの大排気量エンジンに比べて、より少ない気筒数によるエネルギーロスの抑制、少ないフリクションロス、軽量といったところがアドバンテージで、総合的に燃費が良い(すなわち効率が高い)エンジンになっていると理解しています。
一方では軽量エンジンで高いエネルギーを発生させることに伴う、振動や騒音の増大、耐久性への懸念、運転フィールの低下などのディスアドバンテージも想定されます。実際、ボルボにおいてもT6の3L6気筒エンジンに比して、やはりT4の1.6L4気筒エンジンはフィールとしてはやや荒いと感じました。
上のフォードの3気筒1Lエンジンでは177ps/Lと、113ps/LのボルボS60の1.6L4気筒エンジンよりさらに高効率になります。燃費さえ良ければいいというものではないと思うのですが、さて運転してみてどうなんでしょうね。不安と期待の半々といったところでしょうか?
ブログ一覧 |
クルマの話題 | クルマ
Posted at
2012/02/25 16:21:30