お花をおいてきました

今朝、報道番組などで大きく取り上げられていた東京・某所での飲酒運転死亡事故の現場に、お花を手向けてきました。

その場所は私がよく利用しているところです。週に１回以上使っているかもしれません。
少々くねっています。ちょっと細いです。車の量も多く、特に欄干の上は狭く、譲り合わないとすり抜けるのが難しいところもあります。

そんなところを、お酒を飲んで、通るんですか・・・

現場を見てきました。
電信柱には大きなスリ跡、
垣根を大きく押し倒して車が突入した畑の有様、
そして橋の上にはたくさんのお花。

自分の身内でもありませんし、直接の関係なんかは全然ないです。
でも、私がよく使う道です。１歩間違えば・・・

車は近くのお店の駐車場に置かせていただいて、徒歩で手向けに行きました。夕方の、交通量の多い時間、雨がふって暗く、人も自転車もいっぱいいました。
その中を車がかなりのスピードで行き交います・・・
歩いてみるまで、こんなに車が暴力的に通っているって思っても見ませんでした。傘が、車にふれたら吹っ飛ばされそうでした。

なんか、涙が出てきました。

歩いてみてわかる、事故の一種の必然性。

帰り、暗い暗い道をゆっくりゆっくり帰ってきました。
また、この世で、母と呼べる人を、おばあちゃんと呼べる人を、失った人がいるんだなという思いにふけりながら。