• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

調布市のKAZの"VNHCレヴォーグ STI Sport#" [スバル レヴォーグ]

整備手帳

作業日:2024年12月27日

[VNレヴォーグ] STI LEDサイドシルプレートのボタン電池(CR2430)交換 [作業詳細版]

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
スバル純正オプションのLEDサイドシルプレート(STI)のボタン電池(購入時添付品)が寿命を迎えたので、同型の電池CR2430に交換します。

かつてのレガシィやインプレッサでは、LEDサイドシルプレートは車載バッテリーから専用ハーネスを介して給電(※)されていましたが(→電池切れの心配がありませんでした)、本品はボタン電池による給電方式(消耗品扱い)に改められているので、発光機能を持続させるためには定期的な電池交換が必要となります。

<※ご参考: 整備手帳>
エクシーガにインプレッサ用LEDサイドシルプレートを流用
・その2→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/392528/672502/note.aspx
・備考→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/392528/673157/note.aspx
2
今回、VNレヴォーグ純正のLEDサイドシルプレートの電池交換をする際に準備したものは、以下の(1)~(3)です。

(1)交換用電池: 新品CR2430✕4個(片側2個必要)
(2)マスキングテープ: プレート再装着時の位置決め用
(3)ハサミ: マスキングテープのカット用

<ご参考: パーツレビュー>
・ボタン電池CR2430の10個セット
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/13281650/parts.aspx
・STI LEDサイドシルプレート
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/3465748/12540109/parts.aspx
3
ボタン電池はLEDサイドシルプレート本体に内蔵されており、電池を交換するためには本体を車体から取り外す必要があります。

が、いきなりプレート本体を取り外す前に、マスキングテープを用いて「現状のプレートの装着位置」が分かるようにテーピングしておく必要があります。LEDの点灯は、従来のドア開閉スイッチ連動ではなく、マグネットをターゲットとするセンサー感知方式となっているため、ターゲットとセンサーの位置合わせが必要であるためです。

当方は、プレートの前後と手前の3か所に、位置決め用のマスキングテープを貼りました。
4
LEDサイドシルプレート(運転席側)を取り外したところ。本体はクリップ止めなどではありませんので、上方向に引っ張るだけで外れます(後述)。ちなみに、プレートは運転席側(RH)と助手席側(LH)で区別があります。

プレート中央の細長い樹脂部分が、LEDを含む発光回路。プレート両端にあるのが、クッション材と強力なマジックテープ(ベルクロ)です。…余談ですが「マジックテープ(by(株)クラレ)」も「ベルクロ(byベルクロ社)」も商標名のようですので、以下、一般名称の「面ファスナー」と記すことにします。
5
左上: サイドシルとプレートの隙間に、ボタン電池パッケージの背面紙を挿入してプレート本体を引き上げて取り外しました。

右上: ボタン電池の収納部には、「CR2430」と刻印(浮き出し文字)が付いた樹脂キャップが被(かぶ)せられています。

左下: プレートの後方(リヤ)部。車両内側にクッション材が、車両外側に面ファスナーが付いています。

右下: プレートの前方(フロント)部。電池収納部近傍には、マグネットセンサーが内蔵されています(後述)。
6
サイドシルプレートに内蔵されたLEDの点灯/消灯は、ドアスイッチ(物理SW)連動ではなくマグネットセンサーによるものですので、そのターゲットの位置を確認してみました。

結果、ドア下端の、比較的前方寄りにターゲットが貼られていることが分かりました。このターゲットに対して、もしも再装着時にサイドシルプレートの位置がズレてしまうと、LEDはドアオープンに連動して発光しなくなってしまいます(ので、取り外しする前に位置決めのマスキングテープを貼った次第です)。
7
ボタン電池を覆う樹脂キャップは、素手で簡単に外れます。標準添付品(ディーラーで納車時に装着いただいたプレートに付いていたCR2430)は、東芝製(中国製)でした。メーカー((株)SUBARU)が大量に契約発注しているのでしょうから、単価は安いのでしょうね。

CR2430はプラス端子がキャップ側になるように装填します。キャップの内側にも「+」の表記があるのは親切設計ですね。交換後、キャップをしっかりと装着できている(部分的に浮いていない)ことを確認します。
8
次の工程は、LEDが正常に点灯することの作動確認です。サイドシルに再装着する前に、プレート本体をドア側に近づけるのです。

前述の「6枚目の画像」に示した通り、すでにセンサーターゲットの位置は把握できているので、このターゲットをめがけてプレート本体を「近づけたり/遠ざけたり」することによって、「点灯したり/消灯したり」を確かめれば良いわけです。
9
LEDが正常に点灯することの確認が取れたら、いよいよプレートをサイドシルに再装着します。

先人の方々による既存の整備手帳を拝見すると、「パチンと音がするまではめ込む」…などといった記述がありました。しかし、当方は初めて読ませていただいた際に「固定方法がクリップでもないのに、どうして”パチン”と音がするのだろう?」と、ずっーと疑問に思っていました。

結論は「面ファスナーの樹脂(オス側とメス側)が固いので、両者がくっつくように押し込んだ際に、必然的にパチンと音が出る」…というものでした。こればかりは、実際に作業してみないと分からない部分です。
10
ボタン電池の交換後、マスキングテープを頼りに元の位置に復元装着したサイドシルプレート(運転席側)。
当然、この状態でも作動確認しますが、もちろんLEDは正常点灯します。

マスキングテープを外し、次に助手席側プレートの電池交換に移ります。
11
画像は、助手席側のプレートを取り外したところ。
取り外しする前に、マスキングテープでプレートの位置出しをしてあるのは運転席側と同様です。
12
プレートの中央付近に貼られていた選別ステッカー。助手席側(車両左側)であることを示す「LH」の文字が入っています。
13
標準装着されていた東芝製CR2430を取り外すところ。ピクトグラム(子供の手の届かないように注意する)は、別途入手した新品と同様ですね。
14
助手席側プレートの電池交換が済んだら、運転席側で行った工程と同様に、プレート本体をドア底部のセンサーターゲットに近づけることによって作動確認(点灯確認)を行います。

その際、「どこまで近づけたら/遠ざけたら」「点灯する/しない」…を念押し確認しましたが、センサー受感部は本体中央樹脂部の前方(フロント側の電池近傍)に内蔵されていることが分かりました。
少しずらして近づけると 全然反応しませんでしたので、案外、センシングエリアは狭そうでした。
15
作動(正常点灯)確認後に、復元装着した助手席側のサイドシルプレート。

純正添付品(東芝製CR2430)は約1年半で寿命となりましたが、Amazon経由で調達した本品の寿命は不明です。まぁ、格安品だからといって極端に寿命が短いことはないだろう…とは思いますが。
16
夜間、改めてLEDの発光具合を再確認しました。光っている方が、何となく高級感がありますね。まぁ、乗車時は無意識に乗り込むでしょうから、発光を意識する頻度自体が低いかもしれませんが。

今後、ボタン電池の寿命を迎えるごとに、こうした電池交換作業が発生することになります。あるいは「光らなくても実害はないので、もうイイか。」となって、電池交換をしなくなってしまうのか…。
いやいや、CR2430は10個セットを買ったばかり(残数=6個)ですので、少なくともあと1回(4個分)は交換できるので、次回も1~2年後に交換となることでしょう。

以上、読み手の方々にとって、一連の投稿記事が何らかの参考になれば幸いです。

関連パーツレビュー

イイね!0件




タグ

関連整備ピックアップ

リヤカーゴスペース静音化

難易度:

【レヴォーグ VM4】続・内装プチ弄り

難易度:

運転席下配線整理その2

難易度:

【レヴォーグ VM4】内装プチ弄り

難易度:

ヘッドライナー内異音対策②

難易度:

コンソールリッドカバー張り替えとコンソールリッド交換

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

2025年1月21日 11:47
なんと。最近?はそんな装着方法なのですね。
これなら、サイズが合えばどんな車種でもつけられますね。
コメントへの返答
2025年1月21日 19:31
こんばんは。そうです、おっしゃる通り、形状が合えば流用できてしまいます。
車両からの配線の引き回しも無くなり、本体のコストカットが進んだ結果でしょうね。

プロフィール

「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] テールカウルのリフレッシュその4・塗装を5回、重ね塗りして微小 ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8340480/note.aspx
何シテル?   08/22 00:00
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

[自作] タイヤ空洞共鳴音の低減・ハンコックV12evo2を静音タイヤにする 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/10/02 20:28:55
 
[近況報告・その1] 長女の初レガシィの巻  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/11/09 22:23:24
 
「”個体差” について考える」 の巻 
カテゴリ:なぐり書き
2010/08/13 19:26:31
 

愛車一覧

スバル レヴォーグ VNHCレヴォーグ STI Sport# (スバル レヴォーグ)
・注文日: 2023年01月26日 ・納車日: 2023年07月16日 <↓以下、雪道走 ...
ホンダ CBR250 FOUR (フォア) CBR250Four SE (ホンダ CBR250 FOUR (フォア))
学生の頃に新車で購入して以来、ずっとワンオーナーで乗り続けているバイク、CBR250FG ...
スバル エクシーガ エクシーガtS (年改区分:Eタイプ) (スバル エクシーガ)
YA5A型エクシーガGT(年改区分:Aタイプのターボ車)からの乗り換えです。2012年8 ...
ホンダ モンキーR モンキーR改(2種登録) (ホンダ モンキーR)
レッドバロンで中古のモンキーRを購入後、エンジン全バラシ。 ◎武川88ccボアアッ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation