瓜田に靴を納れず　李下に冠を正さず

・・・なぁんて故事を、ご存じの方はそう多くないと思いますが・・・（＾＾；

意味、おわかりになりますか？

人に疑われるような立場になるな、と言うことです。
瓜の実がなっている畑に入って靴を履き替えるな。
李（すもも）の実のなっている木の下で冠を直すな。
どちらも、実を盗もうとしているように見えてはならないから、ということです。

厚生労働省九州厚生局の前局長が、親戚？から高級車や祝い金をもらっていたという報道を聞いて、この故事成語が浮かびましたよ。
この方は、きっとこの故事をご存じなかったのでしょうね。

いや、今やこんな話は笑止千万なんでしょう。
自分がわかっていればいい。
違うっていってんだから違うんだから。
気持ちがわかればいいんだよ。
おまえになんかわかるかよ。
まあ、きっとそんなところなんでしょう。

・・・（ー＿－；）

たばこをぷかぷか吸いながらの、ふざけたインタビュー、それこそ笑止千万、と思うのですけれどね。
（たばこが悪いわけではなく、姿勢を正して事に臨んだとはいえない態度が、落胆の主要因、という意味です）